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【漢方】秋に憂鬱になるのは気のせいじゃない!
秋になって嬉しい反面、なんだか憂鬱な気持ちになったり気分が不安定になることはありませんか?
「ただ夏が終わって寂しいのかな…」ではなくて、ちゃんと根拠があります!
今日は「秋に憂鬱になるのは根拠がある」ということを、漢方・東洋医学の観点からお話をします。
なぜ秋は憂鬱になりやすい?
秋に憂鬱になりやすい理由として、
寒暖差が激しく自律神経が乱れる
空気が乾燥して肺が弱る
の2点があげられます。
寒暖差が激しく自律神経が乱れる
「秋晴れ」と言われるように秋は雲が少なく、とても過ごしやすい時期です。
一方で、雲のなさから夜に地表の熱が逃げてしまって、朝晩の寒暖差が大きくなります。
さらに日ごとの寒暖差も大きいため、体がついていけず、
自律神経のバランスが崩れて心が疲れてしまうのです。
空気が乾燥して肺が弱る
漢方では、肺は「新しい空気をとりこみ古いものを吐き出し、気を巡らせる働きを担っている」と考えられています。
また、肺は「悲しい」という気持ちを担当しているので、肺が乾燥などで弱ると「なんだか憂鬱だな…」となってしまうわけです。
秋におすすめの過ごし方
そんな憂鬱になりやすい秋は、肺をいたわる過ごし方が良いです!
深呼吸をクセにする
肺に新鮮な気を取り入れるため、深呼吸を意識しましょう!
仕事や家事などで一生懸命になると、無意識のうちに呼吸が浅くなりがちなので
こまめに深呼吸することを意識するのが効果的です。
朝起きたら換気する
夜のうちに空気がよどんでしまうので、まずは朝起きたら窓を開けて空気を入れ替えましょう。
朝に外の空気に当たると、季節の変わり目を感じれて一石二鳥です!
体と心を労わりながら秋を楽しむ
秋は読書、スポーツ、食欲と何をしても楽しい時期ですが、心は弱りやすい時期でもあります。
そのことを知っているだけでも気持ちが楽になるので、
季節に合った心の持ちよう・過ごし方をして秋を楽しみましょう!
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