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No.1063 子どもたちへのプレゼント

「世界の人口は、1分に137人、1日で20万人、1年で7千万人、増えています。世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億3千万人が産まれます。貧富の拡大、温暖化など問題が山積です。石油の枯渇が近づき、表土と森が失われています。水と食料が、病院と学校が不足しています。人の生活が、太陽と地球からの恵みを、超えそうです。戦争なんかしている場合ではありません!独り占めでなく、分かち合って、共に生きなくては。今、生きてる。それだけで奇跡的なことなんだ。ヒトも動物も植物も、全宇宙で唯一の、137億年の中の一瞬の命生命なんだよ。」

「世界の人口」リアルタイムより

今から7年前の2016年(平成28年)12月の徳江実さんの子ども向けブログにあった「世界の人口」は、その試算によると、実に73億6774万人を超えていました。
 
昨日、その同じページを見たら、初めの二文は、次のように変化していました。

「世界の人口は、1分に156人、1日で22万人、1年で8千万人、増えています。世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億4千万人が産まれます。…」

「世界の人口」リアルタイムより

そして、そのリアルタイムの推定人口は、80億2832万人に迫ろうとしています。
 
僅か7年で世界の人口は6億6058万人も増加していました。毎年8千万人も人口が増える勘定です。
 
それなのに、新たな命をいただきながら、我らの地球は、今や、世界的な温暖化・環境破壊・砂漠化・汚染・自然災害他で住みにくい星になりつつあります。貧富の差はますます広がり、国と国の小競り合いや紛争はとどまるところを知りません。
 
「分かち合って共に生きる星」にすることが、いかに難しく、それだからこそいかに大切かを、未来ある子どもたち、春秋に富む子どもたちに知ってもらい、彼らの知恵に期待したいと願います。
 
国益しか唱えない大人たちは、生れ来る尊い命に対して、どんな地球をプレゼントしようとしているのでしょうか?


※画像は、クリエイター・TOMOさんの「宇宙のイラスト」をかたじけなくしました。青い地球が見えます。命の宿る、恵ある星ですね。お礼申し上げます。