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#我が家の秘伝レシピ with はじまりのトマトソース

こんにちは、「はじまりのトマトソース」です。今回は、毎月おなじみになりつつある「はじまりのトマトソース」のレシピ紹介をお届けします。
さらに今回は、おうちレシピを募集しているお題「#我が家の秘伝レシピ」に挑戦。「はじまりのトマトソース」を使って、note担当が思い出の母の味をアレンジします。

「はじまりのトマトソース」はパスタがセットになっているので、もちろんパスタとして召し上がっていただくのが一番スタンダードなのですが、今回は単体のトマトソースのみを使ったアレンジレシピです。パスタをふだん食卓に出さないご家庭の方も、ぜひチェックしてみてください。

―今回使用した商品はこちら―

うちの母の料理は長嶋茂雄のようでした

母の料理はめちゃめちゃうまくて、思春期のダイエットがことごとく失敗していたのは、母の料理のせいだったと思います。
そんな母の味を私が継承できたかというと、ほとんどできていません。何度か実家で台所に並んだ記憶はあるのですが、思い出すのは不確かな情報ばかり。

「そうね、しょうゆは、ちょろっと……あ、もうちょろろっと」
「ばーっとかき混ぜて、適当に、ふわっとやって」
「それ、入れてもいいし、入れなくても大丈夫よ、どっちでも」

仕上がった料理はあんなにおいしいのに、仕上がる過程はランダム要素の連続。そう考えてみると、同じ料理が食卓に並んでも、同じ味は一度たりともなかった気がします。そんなわけで私はそうそうに母に料理を習うのをやめて、そこまで料理上手には育ちませんでした。

とはいえ、唯一……いいえ、二つだけ、母の料理の中でも特に印象深く、大好きだったメニューがあります。それに関しては、わざわざ電話で聞いて自分で作ることがたびたびありました。

今回は、そのメニューを「はじまりのトマトソース」でアレンジすることにしました。だって、どうせ正しいレシピ、わかんないんだもの。私流にアレンジしたってかまわないはず。母の流動性のあるレシピを、私が巡り合った最高においしいソースでアレンジして、「我が家の秘伝レシピ」とします。

■大根とベーコンの煮物 with はじまりのトマトソース

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「大根とベーコンの煮物」は、もともと和風の味付けのレシピです。あまじょっぱい味がしみしみになった大根と、厚切りベーコンのハーモニー。これがすばらしい。大根だけだとあっさりしすぎるところを、ベーコンでしっかり味わい深い煮物になるんです。そして最後に散らしたショウガの香りが、すっきりとしたインパクトを与えてくれていた……母の味を思い出すだけで、よだれが出ます。

ちなみにこのレシピは、主婦が考案したレシピを集めた本に掲載されていました。母がいつも作る料理が、とても美しい写真と共に母の名を冠して紹介されているのを、幼心に「すごいなあ」と思って見つめていたのを覚えています。

今日はそのレシピを、「はじまりのトマトソース」で洋風アレンジに切り替えます。

まずは大根をお好みのサイズで拍子切りに。母のレシピでは乱切りでしたが、今回はスープ風にしたいので薄く切ります。

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オリーブオイルで刻んだニンニクを熱し、ベーコンと大根にオイルを絡めていきます。食材に熱が通ったら、混ぜておいたスープと「はじまりのトマトソース」をイン。輪切り唐辛子を散らして、ふたをして弱火で10分間煮込みます。

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大根がやわらかくなったら完成です。バジルを散らすと、より香り豊かな仕上がりになりますよ。母の味よりも洋のバランスが強くなって、大根がほどよいアクセントになってくれました。今回ピリリとした香りを添えるのは唐辛子です。ピリ辛アラビアータを思わせるような味わいに仕上がりました。

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―食材(2人分)―
・大根……使い切りパック(3分の1程度)
・ベーコン……100g
・輪切り唐辛子、バジル……適量
・はじまりのトマトソース……1袋
▶スープ(すべて混ぜます)
・お湯……200cc
・鶏がらスープの素、味噌……小さじ1杯
・料理酒、みりん……各大さじ1

■お稲荷さんのひき肉詰め with はじまりのトマトソース

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「お稲荷さんのひき肉詰め」は、母の料理の中で私が一番リクエストしたレシピだと思います。あまじょっぱく煮込まれたお稲荷の中に、柚子の香りがするひき肉が詰められていました。かんだときに口いっぱいに広がるしいたけの香りもよく、ひき肉がこれほどおいしく感じる料理はそうそうないと感動しました。

稲荷とトマトソースを合わせるのは勇気がいりましたが、我が家の秘伝レシピといえばこの料理だ、と挑戦してみました。

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まずはひき肉とみじん切りした玉ねぎに、マジックソルトとコショウを振りかけてよく混ぜます。しっかりなじんだら、稲荷の袋を開けて詰めていきます。あまり入れすぎると稲荷が破けてしまうので、ほどよい量で入れるのがポイントです。

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詰め終わったら、下味をつけるための鶏がらスープを熱し、肉を詰めた稲荷を並べます。落し蓋をして、弱火で8分。箸をさしてみて火が通っていたら、はじまりのトマトソースを加えます。

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トマトソースをなじませてひと煮立ちさせたら、完成です。意外なことに、トマトの酸味と稲荷の甘みが合う!あまじょっぱい和風の味付けよりも、トマトの香りがさっぱりした印象を与えてくれるので、箸が進みます。これは、我が家の新しい定番料理になりそうです。

―食材(6個分)―
・ひき肉……200g
・玉ねぎ……4分の1
・マジックソルト、コショウ……適量
・味付稲荷……6枚
・お湯……100cc
・鶏がらスープの素……小さじ1/2杯
・料理用赤ワイン……少々
・はじまりのトマトソース……1袋

また最高のこの味にたどり着けることを願って

今回、「はじまりのトマトソース」を使ったオリジナルレシピを書き起こそうと思ったら、私も母のように「みりんは、ちょこっと……」とか、「唐辛子はフィーリングで」とか、再現性のない作り方をしていました。なんというか、親子ですね。

でも実際作ってみて思ったことがあります。「はじまりのトマトソース」が変わらないベースを支えてくれていれば、多少調味料の量が変わっても、またこの最高の味を楽しめるんじゃないかしら。これは、目分量だけで料理を作る人たちにはぴったりの方法かもしれません。

いいかげん料理を受け継ぐ皆様も、ぜひ「はじまりのトマトソース」で家庭の味をブラッシュアップしてみてください。きっとそこには、新しい発見と、また食べたい味が待っています。

※トマトソースから手作りしたい方はなつのしゅんの冷凍ホールトマトをご使用ください

―今回使用した商品はこちら―

―INFORMATION-
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文 宿木雪樹
デジタルマーケティングプロデュース ふぉろかる合同会社

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