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スピーチの考えるきっかけ:その言葉選びちょっと待って!当たり前に気づくのは実は難しい

読んだ後の数分、スピーチのことを考えるきっかけになったらいいなと思ってコミュニティー内にある部活で書いている一言コラムです。どうしてスピーチのことを?と思われた方がいたらばこちらの記事を参考にしてみてください。

実際の一言コラムでも例をあげていますが、自分が普段当たり前に使っちゃっている言葉、、、実はその言葉って一般的じゃないんだよね、、、と気づくのは本当本当に難しい。誰かが声をあげてくれて、質問とかしてくれると気づきやすいのですが、そうじゃないと全く気がつけない。聞いている人は分からない言葉を話の最後まで聞き続けることになるという、恐ろしい事態がおこります ^ ^;;;

ではここからは実際に書いた一言コラム載せてみます

聞いている人の目線で言葉を選んだり、話したりするのは大切、、、こんな風に書くと当たり前じゃん!という言葉が飛んできそうですね。同じ分野にいる人に話をするのであれば全く問題ありません。ただ自分の分野とは無関係の人だと問題が起こります。そして難しいのは、そのことに自分で気付くのは意外と難しいということです。
スピーチとは違いますが、例えばこんな例。私はクラフトをする人なので、よく「へら」という道具を使います。(そもそもこの「クラフト」という言葉自体が曲者ですよね、笑、おおざっぱな説明ですがクラフトは手作業で作り出すもの全般だと思って下さい。)以前私のクラスに参加されている方で、この「へら」がわからない方がいました。自分がクラフト作業する際にはかなり頻繁に使うものなので、誰でも知っているものと判断して説明なしに話し続けちゃう、、、途中でこういう質問を受けると本当ドキッとする瞬間です。改めて考えてみると、クラフト作業を今までしていなかった方なら、普段「へら」はまず使っていないはずなんですよね。それからは「こんな感じのものです」と実物を見せるようになりました。
スピーチを聞いている時(誰かの話を聞いている時)、分からない言葉を分からないまま聞き続けるのは、苦痛なことではないでしょうか。「当たり前と思っている言葉は当たり前ではない」本当に聞いている人みんなこの言葉わかるんだよね?とたまに自分に問いを投げてみるのは大切かも。こんな気持ちで取り組むと、せっかくのスピーチ(お話)が終わった後「あれ?なんの話だったっけ?」ということが減らせるかもしれません。

誰かの考えるきっかけになりますように、、、
<2021年8月24日>

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