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【対談05】ニューヨークの物価は言われるほど高くはない!

丸安毛糸では、コロナ禍以降3年ぶりに海外出張を再開しました。2月のイタリア展示会に続き、3月にはニューヨーク出張へ!今回、ニューヨークへ渡った八嶋さんと片野さんに、「なぜイタリア出張の直後にニューヨークへ行くことになったのか」についてや、実際に行って感じたこと。ニューヨークのデザイナーから見た日本・丸安毛糸の評価などインタビューしました。

写真左から片野、八嶋、岡崎。

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岡崎:
最近、ニューヨークの物価高が日本のメディアで取り上げられるけど、現地でそれは感じた?

八嶋:
高いって聞いてたんですが、そんなに高くなかったです。現地の給与水準もあると思うんですが、感覚としては日本と変わらない印象でした。スーパーへ行きましたが、水や野菜が驚くほど高いというわけでもなかったです。

それに、向こうは量がたくさん入ってますから、物価が高いというより、量が多いから「この値段するよね!」みたいな感覚でしたね。

片野:
レストランでは特に、日本との“量の違い”を感じます。ニューヨークでは、ちょっとしたランチが2000円ぐらいしますが、「この量ならそうだよね!」ってたくさんの量が盛られてるんです。

ランチで食べたピザ!

岡崎:
私もアメリカへ行った時、それ思った!
日本人だったら、一皿をシェアする量なんだよね~

片野:
そうなんです!量がとにかくすごくて。宿泊したホテルの朝食は、メインとサイドメニューを頼むスタイルだったんですが、3人ぐらいでシェアして食べ切れる量が出てきて(笑)

八嶋:
朝食のサンドイッチにベーコンがつくんですが、2~3枚のベーコンを想像してたら、長いベーコンが6枚のってて(笑)朝に食べるボリュームじゃない!

岡崎:
もう食いっぱなしじゃんね(笑)

朝食のパンケーキ
朝食のハンバーガー

片野:
あと現地で感じたことは、ニューヨークはキャッシュレスが進んでいること。

現金をほとんど使いませんでした。特に便利だったのは地下鉄!日本の駅と比べると、キレイとはちょっと言えない構内なんですけど。タップ決済のあるクレジットカードがあれば、地下鉄はクレジットカードで乗れるんです。しかも、どの区間に乗っても一律3ドル!

八嶋:
日本の交通系ICカードみたいに、改札口でピッとやると3ドルひかれるんです。週に40ドル使うと、それを上限に乗り放題になるんですよね。これ、めちゃめちゃ便利!

ニューヨークの地下鉄

片野:
オンライン配車サービス「Uber」も、アプリからクレジットカード決済をしてくれるので、移動に現金を使わない。

岡崎:
現金を使うのはチップぐらい?

八嶋:
チップもいらなかったよね?

片野:
そうですね。レストランはクレジット決済で、チップ込みの料金で決済されるんです。

八嶋:
ベッドメーキングのチップも置いてたんですけど、そのまま部屋にお金が残ってて。

岡崎:
うわ~、そんなにキャッシュレス進んでるんだ!

片野:
タッチ決済のクレジットカードが使えるお店が、日本よりも多かったですね。現地の方達も、クレジット決済してる人がすごく多かったです。地下鉄のタッチ決済は最新なんですけど、電車は日本みたいにキレイじゃなくて。映画で見るような、落書きがいっぱいある駅だし。それはイメージしていた「ニューヨーク」って感じでよかったです。

(つづきます)


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