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【対談04】ニューヨークのデザイナーはアイデアが欲しくてたまらない!?

丸安毛糸では、コロナ禍以降3年ぶりに海外出張を再開しました。2月のイタリア展示会に続き、3月にはニューヨーク出張へ!今回、ニューヨークへ渡った八嶋さんと片野さんに、「なぜイタリア出張の直後にニューヨークへ行くことになったのか」についてや、実際に行って感じたこと。ニューヨークのデザイナーから見た日本・丸安毛糸の評価などインタビューしました。

写真左から片野、八嶋、岡崎。

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岡崎:
うちの生地の反応はどうだった?

八嶋:
持って行った生地はどれも評判良かったです。
あるお客様は「こういう生地がニューヨークに良いんだよね!」「みんな気に入ると思うよ」って褒めてくれて、こういう反応を直接いただけると嬉しいですね。

今回、いろんなお客様を訪問して、“アイデアがとても評価される”っていうのを強く感じました。

岡崎:
アイデアが評価されるってどういうこと?

八嶋:
ファッションデザイナーさんって、アイデアが欲しくて欲しくてたまらない様子なんです。もう、アイデアに飢えてるというか、創作のヒントを探している。

私たちの「MONTELUCE(モンテルーチェ)」が、『デザイナーに閃きと感動、新しいクリエーションへの創作意欲をもたらす糸』をコンセプトに、糸の質・デザイン・風合いといった企画開発をしているということは、ファッションデザイナーさんたちから求められていること。

今回、日本から持っていった編み地だけではなくて、「MONTELUCE(モンテルーチェ)」のアイデア自体がとても評価されているのを感じました。

片野:
うちのホームページには、編み地の見本や編み方のレシピも公開しています。デザイナーさんたちに「こうやったら編めるんだ」って参考になるそうで、とても喜ばれていました。

岡崎:
なるほどね!

八嶋:
私は韓国出張でも、ニューヨークと同じ手応えでした。うちの技術的なところはもちろん、アイデアにも価値を感じてもらっていると感じましたね。

岡崎:
イタリア、ニューヨーク、韓国、日本での展示会をやって、お客様からの反応や評価、要望は、私たちの企画開発のアイデアになる。そういうお互いの化学反応は、この仕事の醍醐味だよね。

(つづきます)


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