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諦めや挫折の一歩先にある景色を

大人になればなるほど、物事に対する諦めや妥協が増えた。
大人になればなるほど、心躍るような感覚になることが減った。


自分の人生の中でキラキラしていたなと思う時期は、中学生の頃。
部活でも勉強でも自分の満足いく結果を残すまで頑張り抜いた3年間だったと言い切れる。

毎日忙しかったけれどとても楽しかったし、今になって思い出しても、あの頃の自分はキラキラ輝いていたと思う。


高校生は、大学受験を妥協した。

大学生は、国家資格を諦めた。

社会人になってからは、年々仕事に対して大きな夢や希望を持たなくなった。


夫と出会い、自分のキャリア以外に大切にしたいものが増えたから。
そういってしまえば、そうかもしれないけれど、こんなものは単なる言い訳であって。


それもまた人生、そういってしまえばそうなのかもしれないけれど、自分が満足していないことに、自分が一番よく気づいている。


自分の人生をもっと楽しみたい。

「どうせできない」と諦めてしまう自分を奮い立たせて、やりたいこと、なりたい理想像に向き合っていきたい。

今見ている景色から、もう一歩先にある景色を見れた時に、きっとまたキラキラした自分を取り戻せる気がするから。




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