二足のわらじ・・・ではない
わたしはいま、本業である専門学校教員のほかに、キャリアコンサルタント活動の一環として日本キャリア開発協会長野地区に所属して地区長の役割を果たしています。
また、3年前から職場の基礎代謝®改善ファシリテーター、2年前から日本キャリア開発協会のピアファシリテーターとして、限られた範囲ながらも活動を続けています。
周囲からは「教員とキャリコンの二足のわらじを履く」と評されることもあるのですが、わたし自身は少し違和感がありました。
気になったのでこの機会に言葉をきちんと調べてみたら・・・違和感の正体が判明しました。
≪両立しえないような≫二つの職業なんですね!
教員として学生の就職指導を行ってきましたから、その延長で国家資格キャリアコンサルタント(取得時はCDA:キャリアディベロップメントアドバイザー)は両立しうる職業です。
むしろ日常の学校生活でも話を聴くスキルを活かせていますし、興味関心を持って問いかけることやその人の世界観を理解しようと関わることはキャリコンの学びの中で身につけた技術が支えてくれています。
最近よく耳にする「二刀流」も似たような言葉ですが、こちらもどうもしっくりきません。
3の二つの物事を≪同時にうまく行える≫という部分に自信が持てていないのでしょうね。
いくつもの資格を通じて得た知識や技術を同時にうまく使いこなせているかと問われると・・・まだまだ力不足だと感じます。
満足できていない以上、二刀流なんて畏れ多いという気持ちが湧き起こるのだと思います。
でも、2のお酒と甘いものは大好きなので、この表現であれば胸を張って言えそうですが(笑)
大切なのは『違和感』です。
「なんだかしっくりこない」という感覚は、本人だけのものです。
その感覚を別の言葉で表現できるよう、考え抜くことが大切です。
それが『意味づけ』になると思うんです。
わたしにとっての「二足のわらじ」のように、みなさんにとって違和感を覚える言葉ってありますか?
その違和感を他の言葉で例えるなら・・・どんな表現ができそうですか?
明日も素敵な一日でありますように。
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