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「わたしは御社での仕事を通じて社会に貢献したいと思っています」

よく耳にするフレーズです。


ここでいう『社会に貢献する』とは何を指しているのでしょう?

例えば、たくさんの売上をたてて企業が潤うことで、給与が増えてより多くの買い物ができ、経済的に貢献する・・・というのはどうでしょう。

あるいは、何か困っていることがあり、その相談に乗りながら解決策を一緒に考え、お客様の役に立つ・・・というものもあります。

さらには、SDGsに取り組みながら世界中の様々な人の役に立ち、子どもや孫の代まで持続可能な社会をつくる・・・ということも考えられます。

形は違えど、いずれも社会に貢献していることには変わりありません。



社会に貢献するというのはとてもよい目標ですし、その気持ちは大切です。

しかし・・・

  • 社会とは誰をイメージしているのか

  • どの規模やレベルで貢献したいのか

  • この会社でどうしたら貢献できるのか

  • そのためにあなたは何をしたいのか

といった、具体的な展開も話せるようにしておきたいですよね。



志望動機や将来の夢を語るとき、『社会に貢献する』というフレーズを使いたくなる気持ちはよくわかります。

ですが、そもそも企業は社会に貢献するためにつくられていますし、活動を通じて社会に貢献することで収益を上げています。だから、社会に貢献していない企業はありません。

もう一歩踏み込んで、何をして社会に貢献したいか、なぜそう思うようになったのか、これまでの自分の経験がどう役立つのか、これからどう成長して社会貢献にかかわっていくのかなど、自分の考えを具体的に展開できるといいですね。



今月に入っていよいよ面接試験も本格化してきています。

がんばれ就活生!




明日も素敵な一日でありますように




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