#95 過信は破滅のはじまり。
この記事は、
という方にとって、参考になれば嬉しいです。
過信は破滅の始まり
共働きが主流となりつつある今、おそらく90%以上の家庭でぶち当たるであろう問題が【家事・育児の負担割合問題】です。
個人的に、この問題は、パートナーと話し合って決めればいいと思います。人によって通勤時間、就労時間、業務量などが同じ人はいないので、「この方法なら大丈夫」という確実なものはないからです。
あなたもしくはパートナーのどちらかが「自分の負担が大きすぎる」と感じていたら、その見直しのために話し合う余地はあるでしょう。しかしながら、「自分は家事・育児・仕事どれもがんばっている」として、話し合おうとすらしない人が一定数いるのです。
こうなると、夫婦としても、家族としても、関係性がギクシャクするのは明らかです。負担の多い方が相手に対する不満を募らせ、ストレスを溜め、状況次第では健康を損ないます。
それでもなお、話し合いにも応じず、自分勝手な振る舞いをしていたら…この相手との将来に不安を覚えて、離婚も含めて検討の余地はあると思うのです。
私のnoteでは家族をテーマにしているので、夫婦の話を題材にしていますが、夫婦に限ったことではありません。友人や職場などでも、人間関係において「自分は大丈夫」という過信を持つと、その相手との関係は破滅の道をたどります。関係を築いていくうえで、過信は慢心と言わざるを得ません。
過信から生まれるのは負の連鎖
私ごとに置き換えると、パートナーの慢心によって、今の結婚生活も終わりを迎えようとしています。
唐突に、重い話になり申し訳ありません。パートナーの言動は下記の通りです。
結婚して3年目ですが、言い方を変えるとたった3年でこれだけ信用を失う言動を次々とされるなんて…。今の関係を続けても搾取されている感覚。自分と子供の安全を確保するためにも、離婚を選択肢の一つに入れました(これをテーマにした記事は、改めて作成する予定です)。
話は脱線しましたが、この経験から、私は【過信・慢心が自分の身も滅ぼしかねない】と考えるようになりました。具体的には下記の通り。
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自己中心的な発想しかできなくなる
自分の殻に閉じこもる
思考に大きな偏りが生まれる
周りから友人・知人が離れていく
孤独を感じて、自分がしんどくなる
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これは一例にすぎないですが、どんな状況であっても、過信によって自分で自分を苦しめるんじゃないかと思うのです。
自己肯定感が低い私からしてみれば、どんなことでも自信にあふれた言動をする人が羨ましいな…と思うこともあります。ですが、経験則的には、そういった人に限って【裸の王様】状態で、周りにいる人たちのことを自分よりも下の存在と見ていることが多かったりもします。
本当に自信のある人は、その状態になるまでに成功体験も失敗体験も持っていて、相手の痛み・悩みがわかるからこそ、相手に寄り添うことができる。自分のことを全面にアピールするようなことがないんです。それを踏まえると、過信する人ほど自分のことを一番わかっていないのかもしれません。
過信する人との会話は成立しない
それゆえに、過信する人との会話は成立しません。残念ながら、これが事実なので受け止めるしかありません。
これは毒親の接し方と通じるところがあります。
①人の話を聞かない
私は、【こちらの話に耳を傾けようとしない人とは会話をしない】と決めて接しています。
毒親がその典型例です。
自身の主張を押し通すために、こちらの発言を遮って怒りをぶつけ、自身の主張を繰り返す。対話をすれば穏便に済むのに、それをせずに問題を大きくして解決できないところまで持っていくのです。冷静に対応しようとするほど、私が何をしようとも無駄だなと感じずにはいられないのです。
そのため、パートナーとも、例外なく会話することを諦めました。聞く専門に徹することにしたのです。
これが根本的な解決になっていないことは理解しています。ですが、会話のキャッチボールができない相手とキャッチボールしようとするのはストレスになるし、ストレスになってまでパートナーと話したいのか…と言われたら、話したいわけじゃないんですよね。
②会話の時間軸が違う
そう思わせているのは、【会話の時間軸の違い】です。
パートナーの話は、
①批判的要素の強い仕事のグチ
②学生時代の栄光の自慢話
③テレビの話題
と、過去から現在の話。
これに対して私が話したいことは、
①仕事で楽しかった話
②仕事や家族の今後の話
③お互いの価値観・考え方の理解
と、現在から未来へ向けた話。時間軸がズレているので、会話をしても噛み合わないのは明らかです。
③「でも」「だって」が多すぎる
理解する前にパートナーから「でも、だって」と否定的な発言があって、空中分解してしまうのです。これでは会話にならないんですよね。
自分が興味のない話だとしても最後まで聞くことができたなら、今の状況にはならなかったんだろうな…と思わずにはいられません。
④プライドが高すぎる
「自分はできる」と過信しているのか、元々の性格なのか、プライドが異常に高いです。
プライドによって存在意義とかが保たれている場合もあるので、プライドがあることが悪い、と言うつもりはありません。ですが、そのプライドによって意固地になっているなら、人生において邪魔なものとなりかねないです。
というのも、客観的・俯瞰的に物事を捉えられないからです。
何にしても「自分は正しい」が前提にあると、そもそもで自分の言動を改めるという発想がありません。「相手が悪い」と決めつけるので、落ち着いて原因を考えることも難しいのです。
結局、自分の言動の結果は自分に返ってくるものなので、それに後悔をしても【後の祭り】だったりもします。このことにパートナーがいつ気づくのかはわかりませんが、その後に言動を改めようとしない限り、パートナーの人生はずっと変わらないんじゃないかなと思います。
まとめ:過信で良いことは何もない
この記事では、
というお悩みを持っている方へ、毒親育ちで、今はママをやっている私の見解を紹介しました。
過信は慢心と言ったもので、夫は慢心してたのかもしれません。ですが、結婚・子育てとなると、生活のために努力をされている男性も増えてきていますが、心の何処かで「これくらいやっておけばいいだろう」みたいな考えがあるようにも感じます。
夫婦で話し合い、お互いのやり方や考え方に合意が取れていればいいのですが、少しでもモヤモヤが残ると後々にトラブルになる可能性が高いです。【相手に配慮はしても、遠慮はするな】が私自身の教訓です。
今回の経験を通して、私自身、【前の結婚のデジャブか】と思いました。前の結婚があったから落ち着いて状況を整理して対応できていますが、人を見る目がないな…と反省せずにはいられません。
とはいえ、今回の結婚は長く付き合っていけると踏んでだったので、授かり婚だったとはいえ、会話ができる状況だったら離婚には至らなかったのかな…とも思います。起きてしまったことを後悔しても仕方ないので、子供と2人で生活していけるようにがんばるしかないですね。
このコラムでは、毒親育ちママの私が、子育てや仕事で考えたこと、感じたことをざっくばらんに紹介しています。「子育てが不安」「毒親の悩みを聞いてほしい」などの相談は、事情のわかる人に話すのがイチバン!
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