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#47 臨月に突入、NST検査を受けてみた。

2021年3月17日。

昨日、臨月に突入した。今日はそれ以来はじめての通院で、NST検査というものを受けた。この検査の内容、私自身が感じたことを記事にしようと思う。


NST検査とは?

私の解釈では、胎児の心音と胎動、お腹の張り具合を確認するための検査だ。所要時間はだいたい30分。

私の通院先では、お腹周りだけ洋服を脱ぎ、マッサージチェアみたいなソファに座る。お腹に診察器?みたいなものを2つ取り付けて行われる。お腹にはタオルをかけてもらえた。

看護師さんは、私を診察室に案内して簡単なガイダンスを終えると立ち去る。その間、私はじっと座ってるだけ。携帯を手元に置いていても良かったのが唯一の救いだ。

ちなみに、この検査は妊娠10ヶ月目に入ったら行われるそうだ。それ以降は、出産予定日を過ぎた場合のみ。人によっては最初で最後の検査。ある意味レアな

詳しい内容は、通院先の医師や看護師さん、もしくはググって確認してほしい。


NST検査を受けて思うこと

もっとも感慨深かったのがベビたんの心音。

テレビの砂嵐の音に、心臓音が定期的に乗っかる。何かのテレビ番組で観たような気がするが、自分の身体(ベビたん)の音を聞くのははじめて。身体の変化よりもリアルだし、今さらながら『親になるんだ』と実感が湧いた。

と同時に、『人間も動物なんだな』と不思議な気持ちにもなった。

進化の過程で社会的・道徳的な能力を身につけているはずなんだけど、根本的な部分で動物的な本能?のようなものも残ってるんだなって。これまで妊娠も出産も選択肢を持ってなかったぶん新鮮で、自分の体を冷静に観察して実験してるような気持ちにもなる。

おそらく、他の妊婦さんだったら『子供が元気に育って感動!』とか、子供を中心とした発想に変換されているんだろうな。こういう感覚がある人は、すでに親になる準備(覚悟)が整っているんじゃないのかなと思う。


臨月の過ごし方について

子宮頸管が短いってところから始まり、妊娠後期に入ってトラブル続きで一喜一憂してばっかりだった。それでも、医師の診察で無事に出産予定日前後に出産できる見込みが立ち、安心した。

これから出産までは出産に向けた準備をひたすら進めることになる。軽い運動をしたり体を動かして、出産を促すためにもお腹を張らせることになるらしい。

今まで絶対安静と言われていて、ずっと座ってるか横に寝そべってるかのどちらかだったから、動くことで体力的な消耗がこれまでよりも激しくなってるような気もしている。

が、今回の通院で医師や看護師さんに言われて安心したのは、『あとは産んじゃえばスッキリするから』という言葉。出産は大掛かりな仕事になるとはいえ、やるしかないところまで来てるのは事実。できることをやりきる、それに尽きるんだと思う。

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