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思いついた事をその日の気分で書いていこうと思います。主にクラシック音楽、読書、仕事の事…

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思いついた事をその日の気分で書いていこうと思います。主にクラシック音楽、読書、仕事の事、など。 車が好き。未解決事件やUMA、幽霊などに興味を持っています。4歳のオカメインコと3歳の🐈ちゃんを飼っています。 宜しくお願い致します。

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  • クラシック音楽

    クラシック音楽について駄文を書いております。

最近の記事

高見順 死の淵よりのご紹介

「食道ガンの手術は去年の十月十九日のことだから早くも八ヶ月たった。 この八ヶ月の間に私がかきえたものの、これがすべてである。」 (講談社文芸文庫 帯より) 死を題材にした詩集ですが、誰しもがそうなるように、死に対して怒り、嘆き、おののき、、、というような感情を余さずに高見順が謳い上げている詩集、それが「死の淵より」です。現在、まだ絶版になっていなければ講談社文芸文庫スタンダードで読むことが可能です。 死をテーマとした詩集なら、ほかにもあるはずですが、死を受け入れた人間の本

    • ブラームスと個人的な春の想念 クラリネットソナタ1番: 第2楽章&ピアノトリオ1番

      ブラームスの曲には、秋風のような、どこか遠くから吹いてくるような優しい風を思い起こさせるものがたくさんあるような気がします。 この掲題の曲を春のようだと言ったら、皆さんは違和感をもたれるかもしれませんね。 ところで、、私事ではあるのですが、3年ほど大病を患ったことがあります。 無理に仕事にいって、早退してきた駅になびいていた春風と、希望に満ちた新緑がなぜかこの曲と結びついて思い出されます。 私の個人的な感傷はブラームスと結びついて、どうやら冬の曲調であっても自分の心の中に

      • Brahms piano concerto no.1

        ブラームスの年表を辿っていくと、およそ26歳くらいまでの期間に彼の芸術の方向性が固まったように見えます。 長年苦しんで第1交響曲を脱稿、その後呪縛から解き放たれたように第2交響曲が生まれたというような事も興味深いのですが、私は彼の若い頃に非常な興味を覚えます。 ■1833年ドイツ北部のハンブルクに生まれ、7歳頃父親が居酒屋でダンス音楽や娯楽音楽を演奏する際に、ブラームスもついて行くようになる。 このエピソードはかなり彼の音楽形成に影響を及ばしたのではないかと思えるのです

        • この人を聴け!指揮者編①

          協奏曲の録音を聞いていると、そういえばこの伴奏をしている指揮者は誰だっけ?なかなか良い演奏をするが、いわゆる、あわせものでない指揮が聞けるものはないだろうか?と思う時があります。 そうした、この人の指揮をもっと聞いてみたいーと思う回数が個人的に飛びぬけて多い指揮者がヴィトルド・ロヴィツキです。 (NAXOSのディスコグラフィーを見ると42枚のCD中、実に26枚に協奏曲物がある。) このような状況であるからにして、今まであまりロヴィツキさんを聞いてこなかったのですが、、、

        高見順 死の淵よりのご紹介

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        • クラシック音楽
          5本

        記事

          爪 剥がしてしまいました。

          爪 剥がしてしまいました。

          福島女性教員宅 便槽内怪死事件まとめ

          ■事件発生日時:1989/2/28 ■事件発生場所:福島県田村郡都路村(現田村市)  小学校近くにある教員住宅 ■概要:1989/2/28 18:00頃 女性教員Aさんが、教員住宅の汲み取り式便所にて用を足そうとしたところ、便槽内に人がいるのを発見。その後便槽内に入っていた男性の死亡が確認されたもの。 警察は「覗き目的の侵入。凍え兼胸部循環障害により死亡」と発表。 便槽の入口が非常に狭く、本当に自ら便槽に入ったのか今でも事件の真相に疑問を持つ人が後を絶たない事件。 ■なぜ、こ

          福島女性教員宅 便槽内怪死事件まとめ

          自己紹介させてください

          まだ、書いていませんでした。 プロフィール画像にいる、いかついオカメインコと可愛い猫を飼っています。 まず、オカメインコですが。。。。 奴はある日、ふと気づくと水浴びをはじめ、鬼瓦のような顔でこちらを見ていたのです。 その日から彼は盗賊団の頭領としての才覚を表し、いつしか「おかしら」の称号をほしいままにしていたのです。。。 ■Youtubeやってます。チャンネル登録してね! そして我が家の箱入り娘、「とろ」ちゃんのご紹介。 彼女はとにかく「ひも」が好き。ひもを動かす

          自己紹介させてください

          モシュコフスキ ピアノ協奏曲より   第2楽章

          クラシック音楽を長年聞き続けていると、時にこれはという美しい旋律に出会う事があります。 NAXOSレーベルが誕生したのは、いつ頃でしたでしょうか。 1990年代だったと記憶しておりますが、あまり人口に膾炙していない秘曲を次々にリリースして、クラシックファンを喜ばせた事を記憶しております。 カリンニコフの2つの交響曲(抒情的な素晴らしい交響曲!)はその最たるもので、リリース以前にもネーメ・ヤルヴィによる、今でも最右翼と言える大名盤がありましたが、NAXOSの販売により大ヒッ

          モシュコフスキ ピアノ協奏曲より   第2楽章

          今日の1曲 Clarinet Concerto No. 2 in F Minor, Op. 5: II. Andante pastorale

          初投稿です。クラシック音楽が好きで、毎日何かしら時間を見つけてはYoutubeを徘徊して好みの曲を探しています。 クラシックの事、読書の事、日常思ったことなどについて書いていこうと思いますので、お付き合いいただけますと幸いです。 どうぞ宜しくお願い致します。 今日はとても内省的で寡黙な、それでいてロマンチックな曲を見つけました。モーツァルトのクラリネット協奏曲に、少し似ているような感じがし、こんな素敵な曲がまだあったのかと嬉しくなってしまいました。 演奏陣も豪華で悪かろ

          今日の1曲 Clarinet Concerto No. 2 in F Minor, Op. 5: II. Andante pastorale