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時の記念日に寄せて

6/10。本日は「時の記念日」だそうです。
「時」といいますと、私にとって忘れられない「時」の思い出があります。

それは「時が止まった日」の事です。

あれは、私が高校3年生の時でした。

あの日、、、眠りについた私は長い金縛りにあっていました。
今日の金縛りは少し長いようだ。。。
困ったな。。と思っていると、2階寝室横の階段を、黒い音の影が凄い勢いで走ってくるではありませんか。
(不思議なことに金縛りにあっていて見えるはずがないのに見えたのです。
人間の脳は普段、数%しか使われてないといいます。危機に臨んで人間の不思議な力が働いたと思っています)

ダンダンダンダン!!!

バタン!!

寝る前にきちんと閉めたドアが思いっきり音を開けて開いたではありませんか!(のちに金縛りから起きた後、本当にドアがあいていました。今思い出してもぞっとします)

次の瞬間、黒い影は私に馬乗りになり、めきめきと首をしめてきました。

このままでは殺される、、!

そう思い必死に起きようと経文を唱え(僧侶でも私はあります)
なんとか、その男を振りほどいた時、金縛りが解けました。

汗びっしょりとなり、起きた私はしばらく動くこともできませんでした。

しばらく息を落ち着かせたあと、時計を見ると

時計がとまっていたのです。

目覚まし時計・そして腕時計。

その霊(?)は、「物理的に」痕跡を残し去っていきました。

何んとなくこれは生霊だったろうと私は思っています。

何を隠そう壊れた腕時計は、その当時付き合っていた彼女からもらった腕時計だったのです。

彼女を好きな人が、私の所へきたのでしょう。

(結局は私も後に振られてしまったのですがね。)

私の命が止まらなかったのは、時計が身代わりとなってくれたのかもしれません。

今日は時の記念日に寄せて、思い出を記しました。


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