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「パラサイト」終わりのない、最高のエンタテイメント

やっと観てきました。

ポン・ジュノらしい、笑えて、唖然とさせられ、飽きる事のない、そして最高に後味の悪い映画でした。

結局今回も、意味を問うてみたり、その後の人生に思いを馳せたり、日本との文化に違いを考えたりと、映画がまだ終わっていない状態です。そして、

この映画の見せ場は”匂い”

匂いはその人を表し、愛されたり、蔑みの材料となる事がある。染み付いてしまった匂いは骨の髄まで深く入り込んで人生をも決め兼ねない。記憶にずっと残っていくのは、見たり聞いたりしたものではなく匂いのような感覚なのではないか?そしてそれはとても形容しずらく、見えないものが一番怖いんだと再認識させられました。

ポン・ジュノのミステリーには見えない手掛かりが出てきます。殺人の追憶では「柔らかい手」と言う証言の元、刑事たちが柔らかい皮膚を求めて躍起になっていました。
次はどんな見えないものが出て来るんだろうと既に新作が待ち遠しいです。

パラサイトがパルムドールとアカデミー賞を取って韓国映画に興味を持った人も多いはず、わたしは8年前に映画館でたまたまやっていた韓国映画特集を機に観るようになりました。パラサイトがきっかけとなって今後、韓国映画が日本でもっともっと上映されることを願っています。

韓国映画おもしろいですよ!

#パラサイト #韓国映画 #映画 #コラム #エッセイ #パルムドール #アカデミー賞


















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