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暮らしを眺める旅が好き

大学の頃だけ旅をよくしてたオカサカです。近年は旅行って感じです。
(旅行は行程がある程度決まってて、旅はバッファがありまくりなイメージで区別してます)

「暮らすように旅しよう」というコンセプトのAirbnbと言うサービスがある。暮らすように旅をするということがどういうことを指すのか分かりませんが、なんとなくこのスタイルは巷で流行っています。

僕は旅先でそこにいる人たちの暮らしを眺める、そういう旅が好きです。
今日は暮らしを眺める旅の楽しみ方をご紹介します。

わかりやすいのは食べ物。
スーパーで食材の相場を見る。商品ラインナップを見る。地域限定品を見つける。
宿に調理場があれば、スーパーで食材を買い現地の料理を作ってみる。
あるいは、現地の食材で日本の料理を作ってみても良い。

ロンドンのスーパーで買って、適当な料理して、
現地でしか売ってなそうなビールと特に美味しくないチキンを食べた


街中のコインランドリーに行き、雑誌やスマホ眺めながら何でもない40分を過ごす。
ほとんどの旅人は宿のコインランドリーを使うので、そこに来るの地元の人ばかり。交流するわけでもなくただ同じ時間を過ごす。

普段使う人はたぶんどれを使うか決めてる


旅先で普段通りに過ごすのも良い。
コンビニでジャンプを読む。
いつもの時間にジョギングをする。
入りにくい居酒屋で軽く飲む。


自分が普段していないことでも、
そこに住む人たちが日常的にやっていることを眺めるだけでも良い。
特定の人しか通らないような細い路地。
高校生カップルが時間を潰す駅の休憩所。
幼稚園のお出かけ定番スポット。
大学の学食。

路地沿いの住民かショートカットする人か路地好きしか通らない良い路地

アイルランド・ダブリンから電車で北上したとこの観光地でもない半島。
道路脇ベンチで喋る青年たち


実際に住むのは難しいから
その場所の何でもない時間の過ごし方を頭の中で妄想してみる。
今から移住したとしたらどう過ごすか、だけじゃなくて
ここで高校時代を過ごしたらこういうところに誇りを持ったかなぁとか
こんなところに不満を持ったかなぁとか
友だちとどこで過ごして、どういう思い出ができたかなぁとか考える

そしたら言葉には表しづらいけど、
旅先がもっと身近に感じる気がする。
だから僕はこういう旅が好き。


余談

先日、東京・谷中にある「HAGISO hanare」というホテルに泊まりました。
リノベの素敵な宿ということしかイメージになかったのですが、泊まってみると予想以上に僕にピッタリで、素敵で。
コンセプトが『the whole town can be your hotel

東京、谷中。
朝は早く、道を掃く僧侶が軒先で挨拶を交わす。
昼は通りに人が賑わい、ひっそりとした路地では子供たちが猫とたわむれる。
夕暮れはいくつもの鐘の音が響き、静けさとともに坂の家々は赤く照らされる。
夜は小さな店がポツポツと暖簾をかかげ、すれ違う人は銭湯帰りの暖かなお湯の香りを運んでくる。
このまちの風景は「あたりまえ」で「特別」。
旅人にもその素顔を見せてくれる。
さあ、まちに泊まろう。
(公式サイトより抜粋)

まちを楽しむための自作マップも用意してある!!
実は本エントリーのコインランドリーと路地の写真も谷中�。

hanareにシャワーはあるけど、近所の銭湯を推奨するシステム。銭湯がいい味出してる。はじめて銭湯に入った。日常的だねぇ


そういえば
僕の地元の新温泉町・湯村温泉は、
98℃の温泉に卵を浸けてゆでたまごを作れる場所がある。
そこは元々住民が公共調理場などとして山菜を茹でたりしてた場所。
日常と観光が一体化してるからめっちゃ好き。

観光客を尻目に大量の茹で山菜を運ぶ地元おばあちゃん

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