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教師も上司も「ハイ! マイク」&我が家の場合。


アメドラにおけるファーストネーム呼び


海外ドラマが好きだが、よく言われる日本は縦の人間関係で、アメリカは横の人間関係というのが、ドラマからは、わかる。


例えば、先生に対する呼び方。
日本では「○○先生」と敬称をつけてよぶことが、生徒でいる限り強いられる。

しかし、アメリカドラマを見ていると、高校くらいになると、普通にファーストネームで呼び合うシーンが多い。
廊下で会って「Hi、Mike!」みたいな。
友達か?!と突っ込みたくなるが、普通なのだ。

職場で、上司に対してもそう。
日本でも人気爆発だったアメドラ「24」
主人公のジャック・バウアーは、部下にも上司にも、
「ジャック!!」
「ジャッーク」
「ジャック・・」
と連発されている。

もちろん、ある程度人間関係ができてからの場合もあるだろうけど、それにしたって、日本では、先生や上司を、「たけし」とか「あいこ」とか呼ぶことは有り得ない。

英語という言葉が、日本語のような敬語(尊敬語、謙譲語)を持たないことが大きいのだろう。

もっと驚くのが、大人になった子供が、親をやはりファーストネームで呼ぶ場面もあるのだ。
(アメリカは離婚社会で、家族関係が複雑になりがちなことも関係しているらしい)

ドラマを見ていて、「え?!前、Dad(お父さん)って呼んでなかった? ファーストネームで呼んでるってことは、お父さんじゃないの?」と、人間関係相関図に混乱をきたしたこともある。

しかし、親子でもファーストネームで呼ぶことがあると知って、少し羨ましかった。

親子という型から抜けて、対等な人間として向き合っているようで、新鮮に見えたのだ。
(思春期の自分と母の関係も影響してよけいにそう見える)

ちなみにだが、英語音声では、ジョンとかマイクとか呼んでいても、日本語訳は「○○部長!」とか、「父さん」になっていることも多い。


そして、我が家の話だ。

わたしは、娘には「おかあさん」と呼ばれたいと思っていた。
自分は、それがしっくりくると思っていたし、当然、その流れで娘は「おかあさん」派となった。

しかし、私が思う以上に世の中は「ママ」派が多いようだ。
(というより、「お母さん」派が少ないというのが正しいか)。

娘、幼稚園か低学年くらいだったか、場所など覚えていないのだが、私自身もそばにいる状況で、娘が友達に「うちのママは~」とちょっと気取って?言っているのを小耳にして、びっくらこいた。

誰のこと??

と、同時に、わたしとは別に「ママ」がいるみたいで、ちょっと可笑しかった。
その「ママ」は、もっとオシャレで、若いのかしら?と想像してみたり。


あとで娘に聞いてみたら、周りがみんな「ママ」と言っているので、自分も合わせて言った、みたいなことだったと思う。

「誰の事かと思ったよ~。でもお母さんは、お母さんって呼んでもらいたいって思ってたし、おかあさんって言葉が好きなんだ」と、話した。

今は、娘から「お母さん」だけでなく別の家庭内あだ名で呼ばれることも多いわたし。

いつか娘が大人になった時、名前で呼ばれてもいいなあと思ったりもしている。



CTUの電話の呼び出し音、携帯に設定するのが流行ったなあ。


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