
日本でサラリーマンしながら、スタディサプリでTOEIC900点を達成した勉強方法
先日、TOEICを久々に受験しました。そして、かれこれ6回目の受験にして、ようやく900点の大台に載せることができました…!!
やったー!先日受けたTOEICで初900点オーバー🎉
— テツヤマモト (@okapo192) September 28, 2020
前回895点で悔しすぎたので、手震えながら結果発表を見て、一人でガッツポーズしました。あぁ…800点を超えてからが非常に長かった😂
サラリーマンやりながら、コツコツ勉強した甲斐がありました。詳しい勉強方法は今後noteとかで紹介します! pic.twitter.com/BtKfBf5sXo
初受験は大学生のとき、560点。帰国子女でもなんでもなく、大学卒業時までに、留学はもちろん日本を出たことがなかった僕。社会人になってからコツコツと英語を勉強し始めて、初受験から5年ほどが経ち、ようやくこの日を迎えました。長かった…。
このnoteでは、僕が社会人として働きながらどのように英語を勉強してきたか、TOEIC高得点を狙うテクニック、さらにはどう勉強を継続したかをまとめます。
僕自身、TOEICの学習で培った英語力を武器にして、今では毎日外国人の同僚たちと英語で仕事をしています。帰国子女でなくても、海外に長期留学しなくても、高い英語スクールに通わなくても、TOEICの900点オーバーは達成できました。
1つの区切りとしてここまでの学習記録を残すので、これからTOEICや英語学習を進める方の参考になれば嬉しいです。
僕のTOEIC受験遍歴について
改めまして、テツヤマモト(@okapo192)と言います。今は英語公用語企業で、外国人上司・同僚に囲まれながら、マーケティングの仕事してます。
まず、TOEIC受験遍歴はこんな感じ。
2016年2月:560(※忘れた…)
2017年7月:730(L:400, R:330)★170点アップ
2018年4月:750(L:420, R:330)
2019年4月:860(L:435, R:425)★110点アップ
2019年11月:895(L:465 R:430)
2020年9月:910(L:470, R:440)
大学4年の卒業前に受けて560点。5年経ってようやく900点を超えです。なんだかんだで、点数自体は順調に上がっていきました。
点数遍歴的には、2つブレイクスルーがあります。それぞれ何をしたのかと言いますと…
1つ目は、2回目の受験での170点アップ。これはフィリピンでの短期留学(1ヶ月)を終えた後に一気に上がりました。フリーランスで暇だったので短期留学、かつ1日8〜10時間くらい勉強できたんですが、サラリーマンにはあまり再現性がないので、今回は省略します。
2つ目は、4回目の受験での110点アップ。これはスタディサプリTOEICという英語アプリを激しく使い込みました。750→860点という、なかなか点数が上がりにくいところで、大幅アップさせてくれたスタサプには、感謝しまくってます。
スタディサプリという英語アプリを100時間やり込んだら、TOEICで860点を取れました🥳
— テツヤマモト (@okapo192) February 7, 2019
僕は留学とか本とか英語シェアハウスとか、色々試しましたけど、アプリ学習が1番効率良さそう。参考書もレッスンも必要無くて、PCとスマホで必要な勉強は全部できます。
こりゃ革命です。https://t.co/HzgUrRkeSo
5回目&6回目の受験、TOEIC800点台後半からは、点数の伸びが固くなってなかなか苦労しました。それでもコツコツと勉強を続けて、900点を超えられたので本当に嬉しいです。
どう英語学習のモチベーションを保つか?
具体的な勉強法の前に、メンタリティのお話しします。…ってか、勉強法とかテクニックより、メンタリティがよっぽど重要です。
まず考えなくちゃいけないのが「どう英語学習のモチベーションを保つか?」です。自分に火を付けましょう。
そもそも、なぜTOEICの試験を受けたり、英語の勉強をするんでしょう?
1. 会社が外国人だらけで役立たず状態!
2. TOEICの点数がないと、給料が減る!
3. TOEIC教材を売って稼ぎたい!
4. 外国人美女(イケメン)とイチャつきたい!
5. 海外勤務のキラキラ外資マンになりたい!
6. シンプルに高得点を自慢したい!
上の例みたいに、自分が本音で燃えられるモチベーションを見つけるのがおすすめ。あ、全部ぼくが英語がんばった理由です笑。ぼくの場合、1番大きいのは、1の「会社が外国人だらけで、英語できないと役に立てない」かなぁ。ずっと役立たずと見られながら働くのは辛かった。
「英語やっとかないとな…」くらいの激弱なモチベーションだと、まず勉強続かないです。自分の力の源をしっかり見つけるのが、最初のステップです。
モチベーションを数値に落とし込む
モチベーションがある程度見えて、自分に火がついたら、アツアツのうちにそれぞれ数値を使って具体的に落とし込みます。
1. 目標を決める(例:9月のテストでTOEIC 900点取る!)
2. 学習時間を決める(例:平日は2時間、休日は3時間勉強するぞ!)
3. 学習メニューを決める(例:アプリ30分、単語30分、シャドーイング30分、瞬間英作文30分)
4. 時間帯、場所を決める(例:会社近くのスタバで、19:00~21:00に勉強)
5. 毎日学習記録する(例:今日は120分勉強できた!)
1と2までは、誰でもできます。でも、それはただの目標を決意です。
3~5まで、実行レベルまで数値に落とし込んで、自分が本当にできているのか毎日問いかけます。勉強できてないなら、自分を罵りまくります笑
4. に関して、勉強する時間帯と場所を決めてしまうのは、学習継続の重要ポイントです。朝か?夜か?家か?カフェか?時間と場所を決めて、ルーティーンにできると勉強継続が苦でなくなります。具体的には、サラリーマンしながらでも、2時間くらいの勉強時間は確保したいです。
5. に関しておすすめは、Googleスプレッドシートを使って、毎日日記のように勉強記録をつけることです。下が僕のTOEIC直前のメニューです。
ちょくちょくサボってるんですが(笑)、毎日大体2時間くらい勉強してました。ちなみに「ジム」とか書いてますけど、あらかじめ予定を入れといて、その前提で英語勉強時間を確保するのがオススメです。
あとは、サラリーマンの英語学習継続に重要なのは「残業しない」ことです。残業したら勉強のリズムが崩れますし、疲れ果てて勉強する気力が無くなったら終わりです。インプットの時間を作るためにも、しっかりと定時で帰るのがデキるビジネスマンです。
TOEIC 900点を達成した学習メニュー
さて、ようやくTOEICの具体的な学習方法に入ろうと思います。ただ、あんまり内容は無いです。…というのも、僕自身、ほぼスタディサプリTOEICしかやってないからです笑
▼スタディサプリTOEICを170時間使い込んで、900点取りました。
僕はTOEICの3回目のテストで750点を取って以降、TOEICの教材はスタディサプリTOEICだけです。このアプリは神です。TOEICの全ジャンルをカバーしているので、究極的にはスタディサプリをやり込めば、OKです。
具体的には、以下のように勉強を進めると良いかと。
1. 「パーフェクト講義」をとりま一周する
2. そのあと「実践問題集」「実践問題集NEXT」をひたすら解く
3. 1と2と並行して、単語を「TEPPAN英単語」を消化する
これだけでもTOEIC英語の基礎力、時間感覚を掴んでいくことができます。問題ごとのシャドーイングやディクテーションのトレーニングを積めば、他の参考書等を使わずとも、むくむくと点数が上がります。
僕の場合は、スタサプの勉強時間と点数の関係性はこんな感じ。基本的には、やればやるほど点数が伸びていきます。
100時間利用:750点→860点
150時間利用:860点→895点
170時間利用:895点→910点 ※今ここ
スタサプだけでは物足りない方は、補完教材として以下にも取り組むと良いです。僕も3回目のテスト(700点台時代)までは、こちらにも取り組んでいました。
①単語:スタサプの単語学習は、選択式で簡単なので「キクタン」などで補強
②文法:スタサプの文法学習は、要点を絞ってるので「1億人の英文法」で網羅
③問題:スタサプは2時間通しの模擬試験ができないので、「公式問題集」で練習
あとは苦手分野がわかってるなら、重点的に時間をかけて潰すのみ。僕は語彙力が無さすぎるのと、リーディングが遅すぎるので、今回は単語暗記や音読を多めに取ったりしていました。
TOEICのパート別テクニック
パート別の僕なりの攻略方法もまとめます。
まず、リスニング(パート1〜4)は「テンポを崩さない」に尽きます。
音声が流れる前に問題を先読み、サッとマークして、次の問題が流れる前に先読み…というリズムを死守します。少しでも「うーん」と迷ってリズムが崩れると、雪崩式にミスが増えます。諦めも肝心です。
ちなみに、僕は音声を聴きながら、問題を読んで解き始めてました。音声を聴き終わった後に、問題を解き始める人もいるらしいのですが、僕はワーキングメモリーが弱い?のか、前者が合ってたみたいです。
リーディングの文法(パート5、6)は、とにかく「経験量」です。
スタディサプリTOEICを中心に、大量の文法問題に触れて、パターンを掴みましょう。問題の傾向は決まっているので、慣れるのみ。プラスして、1問あたり20秒以内に解くという、時間感覚が非常に重要です。
リーディングの長文(パート7)は、とにかく「スピード」です。
TOEICの1番の敵は時間です。長文はレベルが高くないわりに、とにかく時間が少ないんですよね…。僕自身、910点を獲得した今回でさえ、最後の問題が解き終わった直後に試験終了しました。
対策としては、長文音読がオススメ。スタディサプリTOEICにも練習機能があるので、ひたすら長文を音読して、英語を前から後ろへ素早く読む練習をします。
あとは時計を見ながらの時間配分練習です。残り25問(大長文5題)の時点で、少なくとも30分は残っていないと、全問を解き切るのは難しいです。スタディサプリTOEICにタイマー機能がついているので、時間を意識しつつ速読を鍛えましょう。
TOEICを勉強して得たもの
最後になりますが、僕がTOEICで得たのは「基礎力」と「自信」です。
TOEICではスピーキングを見られませんが、英語の基礎力を身に付けるには十分。実際、TOEICを勉強してから、スピーキングやライティングを勉強すると、全体的な英語力の伸びが早くなるな…と実感しています。
また、TOEIC 900点台(受験者の上位3〜4%)に食い込めたのは、自信につながりました。ずっと職場で英語がコンプレックスだったんですが、ようやく自信を持って話せるようになってきたような気がします。
ぼくは今現在も、次の目標「IELTS 7.0」に向けて、月50時間くらい毎日勉強してます。「日本でサラリーマンしながら、IELTS 7.0を達成した勉強方法」というnoteが完成するのも遠くないでしょう笑
何かTOEIC受験や英語勉強方法に関して質問等がありましたら、コメントいただければ返信します。「スキ」がもらえると、今後のnote更新と英語勉強自体のモチベーション保てるのでよろしくおねしゃす!
▼続編を書きました!
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