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育児やしたいことに集中するためのスマートホーム化

育児期は育児に家事に仕事に自己実現に・・・やることいっぱいです。
でも、疲れ切って、子どもに「不機嫌なお母さん」を見せたくない。
そんな一心で、いかに家事を楽にするかを考え続けています。

前回の記事では「育休を生活基盤を整えることに使いたい」と書きましたが、その一環であり、また私の趣味でもある、スマートホーム化(今回は主に照明)について書きたいと思います。

家事を少しでも楽にしたい、どなたかの参考になりましたら幸いです。

※本記事は、スマートホームがどういうものか、イメージを伝える目的のため、アプリなどの細かな設定は省き、大まかな流れのみ記載しています。
細かな設定の情報が必要な方は、別途検索されてください・・・(不親切ですみません・・・)

0.我が家のスマートホーム

前回の育休では、「育休復帰後に仕事とうまく両立させるための環境整備」という目的で、スマートホーム化をはじめ、その後も「ひと手間でも減らす」をキーワードに、少しずつバージョンアップさせています。

【参考】これまでのスマートホーム化

・テレビにGoogle Chromecast導入(のちにfire tv stickに鞍替え)で、オンデマンド中心の市長に。脱・だらだらテレビ。
・LDKにスマートスピーカー(GoogleHome、のちにAmazon Echoに鞍替え)とスマートリモコン(Nature Remo)を導入し、だっこしたままでもエアコン・テレビ・レコーダーを操作可能に。
・スマートスピーカーのルーティン機能×Sportifyでの独自プレイリスト作成により、子どもの音声聞き流しを習慣化。
・スマートスピーカーのルーティン機能により、出発時間・寝る時間(お片付けタイム)のアラートだしによる、子どものルーティン支援。
・ベビーシッターに子どもをみてもらうときの監視用Webカメラ設置。
・LDKで使わなくなったGoogle Homeを寝室に設置し、スマートリモコンを導入してエアコン操作。(リビングから寝る前にエアコンをつけて適切な温度にできる)

(その他便利家電)

ホットクック(自動無水調理鍋)でほったらかし調理が可能に(コンロから離れられない状態からの脱出)
・床拭きロボットブラーバにドライシートを装着し、平日の掃除機掛けをブラーバにおまかせ。
タイマー付き全自動コーヒーメーカーを前日夜にタイマーセットして、コーヒー豆をはかることなく朝のコーヒー作りを自動化・前倒し。(水・コーヒーフィルターのセット、3日に一度程度の豆補給は必要ですが)
洗剤自動投入機能付きドラム式洗濯乾燥機で、洗剤を量って入れたり洗濯物を干したりする手間いらず。
エアオーブンで揚げ物の手間削減

特にスマートスピーカー・スマートリモコンの導入は画期的でした。
導入して特に良かった点は次の2点です。

・リモコンが手に届かなくても、部屋のどこからでも家電を操作できる(子どもの相手をしながら遠隔操作!)
・ルーティン設定である時刻になれば自動的に家電を操作してもらえる(操作の手間を省ける)

今回の育休ではそれに加えて照明を便利にすることにしたので、その記録をシェアさせていただきます。
今回は4つの照明を改善しましたが、照明をスマート化する方法、おそらく、ほぼすべてのパターンを試したのでは。

■今回導入したパターン

①電球をセンサー付き電球に交換
②電球をスマート電球に交換(備え付けダウンライトのスマート化)
③赤外線リモコン式アダプタ(既存ペンダントライトのスマート化)
④スマートシーリングライト(スマート照明機器の導入)
⑤壁面スイッチをスマートスイッチ化(既存シーリングライトにスマート機器の追加設置)

①はインターネットに接続していないので、スマート化とは言わないかもしれませんが、技術を使うことによって便利になった事例として紹介させていただきます。

1.電球をセンサー付き電球に交換(廊下)

電球に照度センサーと人勧センサーがついていて、人が通ると灯りがつくものです。
センサーがついた、ただの電球なので、Wi-Fiとの接続、アプリとの接続など、特別な設定はいりません。
一番導入しやすいパターンです。

廊下は人が滞留しないので、明かりが必要な時間はとても短いです。
そのためにスイッチや声でいちいち操作するのが面倒(消し忘れが多い)。
でも、暗いのが怖い子どもや玄関で靴を脱ぎ履きに灯りが欲しい。

そこで、廊下の埋込式ダウンライトの電球を、センサー付き電球に変えました。

こんなの。

廊下は通過するだけなので、大人は夜間も廊下の電気をつけることはほとんどありませんが、子どもがいると何かとつけることが多いです。
しかし、出かけるときにつけっぱなしになっていることもよくあり、消すのが面倒でわざと消さないこともあったりするので、自動で消灯してくれるのは助かります。
また、人の動きを感知して照明がつくので、夜間に子どもをだっこしたままでも大丈夫です。

■反省点

ただ、夜目が覚めてトイレに行くだけでも電気がつくので、ドアの隙間から寝室に光が差し込んでしまって家族を起こすこともあります。
寝室付近の照明は照度の低いものをえらべばよかったかもしれません。

センサー付き電球、我が家では廊下の天井の埋め込み式ダウンライトに設置していますが、消し忘れ防止にトイレに設置している人も多いようです。
但し、我が家は子どもが1人でトイレに入っているときに消灯してしまうと困るので、トイレは一般的なセンサーのついていないタイプのLED電球のままにしています。

2.電球をスマート電球に交換(備え付けダウンライトのスマート化)

LDKとそれに隣接する部屋の天井照明、全部で4つあるのですが、このうち3つは、夜間同時につけていることが多いので、一度につけたり消したりできるといいなと思っていました。

具体的には、
・ダイニングの埋込式ダウンライト
・リビングのペンダントライト
・隣室する洋室のシーリングライト
です。
これらはスマート化してスマートスピーカーでいっぺんに操作したいと思いましたが、照明器具自体を変えるつもりはなかったので、色々方法を模索しました。

このうち、ダイニングの埋込式ライトは、一般的なLED電球をスマート電球に交換することにしました。

こんなの。

スマート電球はメーカーの専用アプリで操作するものです。
色温度や照度もアプリ上で変更可能です。

最終的にはスマートスピーカーで操作できるようにしますが、大まかな流れは以下の通りです。

①電球を設置する
②メーカーの専用アプリをスマホにインストール
③専用アプリを通じて電球をWi-Fiに接続する
④スマートスピーカーのアプリ(AlexaとかGoogle Homeアプリとか)でそのメーカーのアプリを連携させる

3.赤外線リモコン式アダプタ(既存ペンダントライトのスマート化)

お気に入りの既存ペンダント照明をスマート化するにはこれ。

リビングのペンダント照明は照明器具自体とフィラメントの見える電球のデザインが気に入っていて、このまま使い続けたかったので、ペンダント照明の根元にリモコン赤外線リモコン式のアダプターを接続しました。

こんなの。

これは、付属のリモコンを使って操作するものですが、スマートリモコンでと接続していてスマートスピーカーから操作出来るようにしました。

スマートリモコンは、赤外線リモコンで操作するものならなんでも使えるのです。

設置の流れは、

①照明機器の根元にアダプタを設置する
②スマートリモコンのアプリにアダプタのリモコンを登録する
③スマートスピーカーのアプリ(AlexaとかGoogle Homeアプリとか)に②を登録する

です。

設定以降、付属のリモコンはしまい込んで使っていません。
選ぶときは「赤外線式」を選んでください。

4.寝室にぴったり!スマートシーリングライト(スマート照明機器の導入)


続いて、スマート照明です。
2.のスマート電球が照明器具と一体になったもの、です。

こんなの。

前から寝室の照明をスマート化したくて、いろいろ考えていたのですが、ついに踏み切りました。
目的は、季節や天気に関係なく、子どもが毎日同じ時間に目覚めることができるようにすること!

夏はやたらめったら早く起きるのに、日の入りが遅くなったり、天気が悪かったりすると、なかなか起きない子ども・・・
朝子どもを起こすのって機嫌が悪くなるし、めちゃくちゃストレスです。
スムーズに起きてくれると嬉しいなぁと思っていたので、以前から、目覚まし照明の導入を検討していました。

こんなの。

でも、スマートシーリング照明でもルーティン設定次第で同じようなことができるのでは?と考えていたところ、Switchbotの商品で、私の目的にぴったりのものがあることがわかったので、導入することにしました。
設定した起床時間の30分前から徐々に明るくなっていく、という機能。

以前はペンダント照明(裸電球)をつけていたのですが、子どもが割ってしまい、それ以来、照明器具自体、寝室にしばらくつけていませんでした。
クローゼットに照明がついていますし、寝室は寝る用途以外で使わないので、電池式の持ち運びできる照明で十分だったんです。
寝るための部屋なので、わざわざシーリング照明をつける必要ないと私は思っていたのですが、子どもが寝室にも照明が欲しいと言い出し(なぜか夕方寝室で人形遊びをしたがる)、導入することに。

大まかな設置の流れは、

①設置
②スマホのSwitchbotアプリをインストールしWi-Fiに接続
③スマホのSwitchbotアプリに機器を登録
④おはようモードの設定(起床時間と色温度・明るさ)
⑤必要に応じてスマートスピーカーのアプリ(AlexaとかGoogle Homeアプリとか)とSwitchbotアプリを連携し、スマートスピーカーのアプリ
に③を登録

です。

これで子どもを起こす機会はだいぶ減りました!
始めはカーテンを自動開閉する機器の導入を考えていたんですが、結局天気の悪い日や冬は暗いんだよな・・・と思ってやめました。
やめて正解!

■反省点

しかし、失敗も・・・
6畳タイプと8畳タイプがあったのですが、「暗かったら残念なので、8畳タイプを選んだ」というレビューを見て、8畳タイプを選んだのですが、我が家には明るすぎる!!!
1%でも明るいってどういうこと???
30分かけて徐々に明るくなるはずが、しょっぱなから明るいです・・・
寝室に明るさを求めない我が家のようなタイプのおうちは、6畳タイプで十分かもしれません。

5.壁面スイッチをスマートスイッチ化(既存シーリングライトにスマート機器の追加設置)

リビングに隣接する子ども部屋。
IKEAの子ども部屋用のシーリングライトを設置しているのですが、かわいいのでこのまま使いたい。
けど、天井に張り付くかたちなので③のアダプタだと隠れてしまって使えない・・・・
しかも、電球が一般的なものではないので、スマート電球も導入しづらい・・・

ということで、子ども部屋のシーリング照明には、照明ではなく壁面スイッチをスマート化するという最終手段に。

スマートスピーカーで操作するには。さらに対応したスマートリモコンSwitchBotが必要ですが、リビングのスマートリモコンNature Remo miniに対応した同様の商品を見つけられなかったので、思い切って、SwitchBotのスマートリモコンといっしょに購入することに。

大まかな流れは、

①スマホのSwitchbotアプリに機器を登録する
②お試し操作しながら設置する(お試ししながら、が重要!!)
③スマートスピーカーのアプリ(AlexaとかGoogle Homeアプリとか)に②を登録

壁面スイッチへの設置は、付属の3Mの両面テープではり付けます。
ちなみにこの両面テープ、外すときは、ドライヤーなどで熱を加えると剥がれやすくなります。
ときどきスイッチを押しそこねることもありますが、概ねうまく起動しています。 
ただ、結構大きい音がするのが少し気になりましたが、慣れます。

6.最後の仕上げ(ルーティン設定)

これで、すべての照明の設置・設定は完了しました。
スマホやスマートスピーカーでそれぞれ操作することができます。

あとは、最後の仕上げです。

最後にルーティンの設定で、一声で3つ照明を同時にオンオフできるようにします。

スマートスピーカーでの操作を設定するアプリ(AlexaアプリやGoogleHomeアプリなど)で、指示する呪文とそれに対応する操作を設定します。

我が家では、リビングのスピーカーに「電気をつけて」というと、ダイニングの埋込式照明、リビングのペンダントライト、プレイルームのシーリングライトの3つがつくように設定しています。

7.最後に

手動でやったほうが便利で早い場面もあったりするので、全てをスマート化することはおすすめしませんが(我が家でも浴室・脱衣室・トイレ・キッチンはあえて普通の照明のままです)、特に小さい子供がいると、子どもの対応や家事などやることがいろいろ多いので、何かしながら照明をつけられると便利です。

ちなみに、5.のスマートスイッチを買うとき、あえて2個セットを買い、もう一つをキッチンにある給湯器リモコンの「ふろ自動」ボタンに設置しました。
「お風呂を入れて」とスマートスピーカーに伝えると、お風呂が入るように設定したのです。(給湯器の電源は常にオンにしている)
実は照明のスマート化よりもこれが、今回一番の当たりだったかもしれません。
子どもの機嫌などでお風呂に入る時間は日によってまちまちだし、ガス代節約のため(追い焚きしなくてすむように)なるべく入る直前に入れたい。
そして赤ちゃんの世話やごっこ遊びの相手をしながらお風呂を入れたい。
我が家のそんなニーズを満たしてくれました。

ちなみに、次に取り組みたいと虎視眈々と狙っているのはテレビのプロジェクター化です。
あのテレビという、大きくて黒い存在がどうしても許せず。
目に付くから子どもも見たくなるのかもしれないし、何より部屋に圧迫感を与える。
リビングの照明をプロジェクター兼用にすればよかったのですが、まだそこまで踏み切れず。

みなさんは日々の生活で不都合に感じられていることはありませんか?
テクノロジーを使えば、その不都合が解消されるかもしれません。
時間のあるときにひとつひとつつぶしていって、大事なことに大切な時間とエネルギーを使えるいいですね。

今回は私の趣味を紹介させていただきました。
スマートホーム系は、Amazonのセールで安くなることが多いので(Alexa普及が目的と思われる)、ブラックフライデーセールやプライムセールなどでお得に手に入れられるといいかもしれません。

一方で、こういう設定とかがストレスになる方は、心に余裕のないときにはやめられたほうが無難かと。

みなさまの生活基盤整備の参考になりましたら。


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