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ドイツのコロナ戦略から検証「日本安倍政権のコロナ戦略」

おはようございます。ドイツサッカーは科学的だけど政治も科学的だなと関心しているアルキメデス岡本です。

さて、前回はこちらの記事にて、日本のコロナ戦略がどうなるのかサラッとまとめましたが、今回は欧州で最も死者数の少ないドイツの事例を元に日本のコロナ戦略を分析したいと思います。

ちなみに私は、プロの政治ジャーナリストや医療研究者ではなく、ライフスタイル研究所という研究機関のゲーマーです(^-^)

上記を踏まえ、この記事をお読み頂けると幸いです。

ドイツのコロナ戦略

ドイツのコロナ戦略は、感染爆発が広がった欧州各国の中でも死者数が少なく抑えられ、メルケル首相を中心としたコロナ戦略が一定の効果を発揮したという状況にあります。

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詳しくはこちらの記事にも記載されていますが、ドイツはパンデミックに備え医療施設の準備を8年前から進めて来ており、今回の新型コロナウイルスの発生に際し、パンデミック災害プログラムに準じて迅速な対応を行いPCRの検査を大規模に行った結果、コロナウイルスによる死者数を少なく抑え込み、科学的かつ合理的にウイルス災害を処理しています。

安倍政権のコロナ戦略

それに比べ我国のコロナ戦略は、遅れに遅れ右往左往しているのが現状です。そもそも、武漢からパンデミックが発生した時点で、早期の対応が求められる中、様子をみながら緩い外出自粛要請に留めてしまったのが最大の戦略ミスだったと思います。事態が悪化してから、ようやく緊急事態宣言が発令されましたが、この発令もその場しのぎの対応でドイツの準備されたコロナ戦略とは程遠いものに感じられます。

実際のところ、ドイツに住んでいないので実感としては分かりませんが、日本の対応は事前準備がない上に災害時のプログラムもはっきりしない、政治家の個人的判断、つまりは属人性の高い政治システムの上に成り立っている非常に脆弱性が高いものだと思います。

安倍政権自体がドイツのような高い危機意識をもっていないので、前もって災害に備える準備をしてこなかった事が、今回のような日本のコロナ戦略のグダグダ感に至っている要因だと思います。

実際、安倍政権が行っているアベノマスク政策は不良品を発送してしまうという状況で、配送されてきても怖くて全く使う気になりません。

リーダーのバックボーン

ドイツのメルケル首相のプロフィールを調べたところ、彼女のバックボーンは物理学者で科学的ファクトに基づく、論理的思考がベースになっているようです。ちなみに、感染防止に成功した台湾の蔡英文首相のバックボーンは法学博士でした。

では、安倍首相のバックボーンはなんでしょうか?

親族は、安倍寛(祖父)、岸信介(祖父)、佐藤栄作(大叔父)と家族関係者はみな政界の大物で、政治エリートの家系です。
学生時代はアメリカに留学していたいそうですが、学士の資格はとっていないようです。

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その後は、自民党員として政治家になりましたが、これまでの長い政治家生命の中で、大きな功績はこれといって見当たりません。世襲政治家の代名詞的な存在で、剛腕でもなく革新的でもありません。私は根本的にアベノミクスを評価していませんので、私からすると、専門的バックボーンをもった各国のリーダーと見比べると、とにかくうだつの上がらない裸の王様、無能な上司に見えてしまいます。優柔不断で大胆な決断力がない弱々しさも目立ちます。私が部下だったら、早い段階で謀反を起こしていると思います。

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会社の成長は社長の器より大きくならないとよく言われますが、安倍首相の器は見るからに大きくないので、日本の成長や危機的状況において、その実体がはっきりと目に見えて現れて来ました。

アフターコロナ時代の大戦略

これまではアベノミクス戦略の元、日本の成長率を高める事が政府の目標でしたが、今後長期化が予測されるアフターコロナ時代においての安倍政権は、ドイツや台湾などのように明確なコロナ戦略を打ち出す事が出来るのでしょうか?私は何ら専門的なバックボーンがない安倍首相では、ハッキリ言って無理だと思います。

新型コロナウイルスの出口戦略がこれから発表されると思いますが、長期的な視点から考えた場合、安倍政権には新型コロナウイルスの感染爆発を抑え込めなかった責任をとって早期退陣を要求します。

そして一刻も早く、科学的で合理的なコロナ戦略と、持続可能性の高い経済戦略を打ち出す政権を生み出さなければなりません。今後の日本の未来は、政治家の手の中ではなく、我々国民の選択の中にあると強く感じています。

日本は今、これまでの戦略を捨て、国家百年の計に基づいた新たな大戦略を再構築する時期に来ていると思います。

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つまり、、、、何が言いたいのかと言いいますと、、、

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それでは今日はこの曲でお別れです。



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