【🇧🇪 ブリュッセル#3】ラッキーなことに王宮は夏場だけ一般公開してた!
昨夜はグラン・プラスの美しいライトアップに魅了され、一夜明けた今日はベルギー最終日、夕方には列車でパリへ移動します。この日は中央駅南東側のエリアを歩いて観光します。芸術の丘や美術館、王宮など見どころはたくさんありますが、あまり時間も残されていないので王宮を目指します。
ブリュッセル王宮は国賓を迎えるなど王室の公式行事に利用されており、普段は中を観ることはできないのですが、夏の間だけ無料で一般公開されています。公開される期間は年によって変わりますので公式サイトでの確認が必須です。(我々が訪れた時は予約もしていませんでした)
フラッシュを炊かなければ撮影もOKでした。
ブリュッセル最終日も朝の散歩から。ホテルからも近いサン・ミッシェル大聖堂に来ました。パリのノートルダム大聖堂に良く似ていますね。ロンドンのウェストミンスター寺院も同じように見えてしまう自分はど素人?(苦笑
ジュリアン君にも最後の挨拶に来ました。おや、今日は帽子も脱いで素の小便小僧なんですね。レプリカが世界各地にあり過ぎて観光スポット的にどうかなといった感覚はあったのですが、三大がっかりと呼ぶには失礼なくらいの人気ぶりでした。
さて、ブリュッセル最後の朝食は Panos でピザとコーヒーです。パノスはベルギーでもル・パン・コティディアンと並んで有名らしいです。基本はベーカリーですね。ボリュームもあって美味しかったです。
グラン・プラスにも寄ってみましたが今年はフラワーカーペットの年だったんですね、準備が着々と進められていました。生花を敷き詰めるので 3日間という短い開催なのだそうです。あ~、ちゃんと日程調べてスケジュール組めば良かったなぁ(泣
続いてブリュッセル王宮方面のエリアを観光します。まずは芸術の丘まで登ってきました。それほど高いという場所ではないのですが、ブリュッセルの街並みを一望できます。
騎馬像はアルバート1世で、オランダから独立した第3代のベルギー国王なのだそうです。その奥はブリュッセル王室図書館。
ジャックマール・クロックと読んであっているかしら、大きなからくり時計で12の文字盤がブリュッセルやベルギーの歴史上の人物になっています。一番上で少女が鐘を鳴らしているのも見逃せません!
王室図書館とスクエアミーティングセンターに挟まれた庭園は、もともとは博覧会のために造られた仮設の庭園だったんだそうです。小さな噴水も並んでいますね。芸術の丘はきれいな夕陽が見られることでも知られています。
王立広場前で連接バスを見つけてしまいました(汗 どうしてもスマホのカメラを向けてしまうんですよねぇ。凄いなぁ、扉が前後に 2つずつの計4つもあるバスなんて…
サン・ジャック・シュル・クーデンべルグ教会であってるかな?18世紀後半に建てられたローマ・カトリックの教会で、20世紀中頃には歴史的建造物に指定されています。
王宮の前まで来ました。なんと毎年夏場だけ王宮内が一般公開されているんですね。到着した時間は10時を少し回った頃。開館が10時30分だったので、向かいのブリュッセル公園を散策して時間を潰しました。
入場は無料でした。概ね一ヵ月間くらい公開されているようです。各部屋の見学だけでなく、宮殿の文化的な展示物も公開されています。以前は国王の居城だったのですが、現在は迎賓館としての役割を担っています。
左側は王宮内でも一番大きな部屋で玉座の間になります。右側の部屋はダンスホールだそうです。
王宮の中でも一番の見どころとされているのがこちらの鏡の間です。天井が緑色で鮮やかなのですが、これ、コガネムシ科の昆虫が敷き詰められているんだそうです(恐
コガネムシ科の総称をスカラベと呼ぶらしく、ようするに虫を天井にたくさん敷き詰めていたんですね。一つ前の写真のシャンデリアを良く見てください。前方のシャンデリアも緑色ですよね…
王宮から中央駅方面に歩いてホテルへ帰ります。途中たくさんの顔の壁画がありましたが、いったい誰なのか一つも解りませんでした、ううっ勉強不足だぁ(泣
ラヴァンステン通りに YOYO の文字がびっしり。今は Google マップで空撮を見ても描かれていないので、この時期だけだったのかな? ボブ・マーリーでも来てたの?
ブリュッセル最後の食事はグラン・プラスでベルギービールとムール貝、フリッツをシコタマいただきました。鍋いっぱいのムール貝が出てきたので食べきれるか心配になりましたが楽勝でした(苦笑
ホテルをチェックアウトしてパリへ向かいます。今回も鉄道でのパリ入りで、ブリュッセル南駅からタリスに乗ります。看板のこちら側は 「BRUXELLES-MIDI」とフランス語表記。
反対側は「BRUSSEL-ZUID」とオランダ語表記になっていました。ベルギーの公用語はフランス語・オランダ語・ドイツ語で、標識などはフランス語とオランダ語で書かれていることが多いそうです。中央駅の駅舎もそうでしたね。
南駅ホーム下の構内をウロウロしていたら、こんなお茶目なカフェを発見。我々みたいにスマホを構える人も多いだろうから、落ち着いてコーヒーも飲めなそうだ(汗
タリスが入線してきました。パリ北駅(Gare du Nord)までは 1時間少々と近いですね。今回のパリでは凱旋門やエッフェル塔は訪れず、3年前の忘れ物を巡るつもりです。あっ、ルーヴルには今回も行きます(汗
Cathédrale Saints-Michel-et-Gudule
Panos
Mont des Arts
Place Royale Bruxelles
Saint Jacques-sur-Coudenberg Catholic Church
Palais de Bruxelles