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天王洲の街が好きで、好きで、大好きで♡

私が愛して愛してやまない街。それが天王洲の街です。
つらいとき、悲しいとき、嬉しいとき、倖せなとき、決意の時・・・なにかあってもなにもなくても、いつも私はここに来ます。そしてこの水辺の街をひたすら歩くのです。

素敵なカフェに出会ったらそこでお茶を飲み、素敵な風景に出会ったらそこで写真を撮る・・・そしてまた、歩くのです。てくてくてくてくと。

1時間・・・2時間・・・てくてくてくてく・・・ひたすら歩く・・・

すると乱れていた心が落ちついていくんです。崩れかけていた心が整っていくんです。

運河のある景色の中にいると、人は前向きな気持ちになっていくものなのですね。

都心のリゾート、天王洲アイル


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天王洲はその名の通り、東京湾の砂が自然の力で長い時間をかけて堆積していき、「洲」となった場所です。

江戸時代、黒船来訪に備えて築かれた第四お台場。大砲を設置する計画をしていた場所でもあったことから「シーフォート(海の要塞)」の名がつけられたのです。

時はバブル期!天王洲の街に初めて出会った♡

天王洲の街④

時はさらに流れ・・・。バブル絶頂期。このころの天王洲の街は、ちょうど開発が始まったころでした。

当時、「天王洲」なんて言葉も場所も全く知らなかった私。この地域の開発事業に携わっていた知り合いから、

ー天王洲という街、素敵だから是非その目で確かめてみて!!

と。

訪れたこともない、その「天王洲」の街は、びっくりするほど素敵に開発されているというのです。

ーなら、実際に行ってみよう!!

当時まだ、都心で勤務する外資系企業のOLだった私。六本木、銀座、広尾、青山・・・雑誌で特集されるような煌びやかで華やかな、いわゆる「いけてる街」で遊んでいた時代のことです。

「都心のリゾート」

というキーワードを聞いても、ピンときませんでした。

晩秋のある休日。夕方近くに車で向かいました。まだナビもネット検索もない時代。都心とはいえ、全く知らない土地に行くわけですから、かなり迷った記憶があります。

そして、やっと着いた天王洲の街。

ーここらへんかな?

運河に囲まれた街に到着。適当なところで道の路肩に車をとめて、車からおり天王洲の街を見まわしました。

あまりにも美しすぎる夜の天王洲の景色に度肝を抜かれ、そして一瞬で心を鷲掴みにされたのです。

ビル群の街・品川からも徒歩圏内!大人のお散歩スポット

ふれあい橋

東海道新幹線品川駅が完成されたころから、品川駅の知名度が一気に上がっり、同時に品川の街も活性化されていきました。その品川駅の港南口。そこから海の方へ向かって歩いて約20分弱。見えてくるのがふれあい橋です。

このふれあい橋は、天王洲エリアの中でもおすすめのフォトスポット。いわゆる「映える写真」が撮れること間違いなしです。

そしてここから天王洲アイルまでの運河沿いに、ボードウォークが続きます。

このボードウォークは大人のお散歩スポット。四方八方どこを眺めても素晴らしい景色です。

だから、お散歩だけではもったいない! たくさん写真を撮りながらてくてくと歩くのが、私は好きで、好きで、大好きです。

石垣フェチにはたまらない!石垣と運河と高層ビルのコラボレーション♡

天王洲アイルシーフォートスクエア

そして、私の一番のお気に入りはこの場所。

シーフォートスクエアと第一ホテル東京シーフォートに面し、運河と石垣に挟まれたこのボードウォーク。日中はワンちゃんとお散歩中のご夫婦やカップルたちや、ランニング中のお兄さんお姉さん。そしてお天気の良い休日は、子供連れのパパママなどが行き交う光景を目にしますが、日が落ちる夕暮れ時から、その姿はロマンティックな風景に一変します。

石垣と運河にコラボされたこの風景は、訪れるたびにiPhoneで連写してしまうほど。運河の向こうに見える高層ビルとのコラボ風景にも、より一層魅せられますね。

圧巻の夜景を堪能しよう!第一ホテル東京シーフォートからの眺めは最高♡

シーフォートホテルからの眺め

第一ホテル東京シーフォートは、一度は利用してみたかったホテルのひとつでした。

運河を眺めながら、おいしいお食事に舌鼓・・・と、このホテルのレストラン「グランカフェ」には何度か通っていました。そのたびに、

ーいつかはこのホテルに宿泊してみたいなぁ・・・

なんて思いながら時だけが過ぎていきました。

2020年の夏。とにかく夢中で働き続けたコロナ禍の夏でした。自粛生活が解除された後も、当然旅行に行くなんて考えることもできなかった夏でした。

頭の中は、常にお客様とお店のこと、そして平日お世話になっているカルチャースクールでのお仕事のことでいっぱい。ですから、旅行で心身をいやすなんてことすら、思いつかない夏でした。

お盆休みを前に、いつものように天王洲エリアをウォーキングしていた私。

ーそうだ、今年の夏休みは、ここに一泊しよう!

天王洲アイルのホテル宿泊を、頑張っている自分へのご褒美にしたのです。

ホテルの方のご厚意もあり、羽田空港と運河の見えるお部屋を用意していただきました。高速道路や新幹線、そして高層ビル・・・両手を広げてすべてを抱きしめたくなるような、圧巻の素晴らしい夜景を独り占めにした夜でした。

ほかにも、ライトアップされたレインボーブリッジを堪能できるお部屋もあるとのこと。ワークホリックの私のことだから、きっとしばらくは旅行に行かないと思います。ですから、旅行の代わりに、ちょくちょくこちらにお世話になるのも、いいかもしれませんね。

水門フェチにはたまらない!ライトアップされた天王洲水門♡

天王洲水門夜①

水門フェチの私。

ーなぜ、水辺のウォーキングが好きなのか?

そのわけは、「水門と出会えるから」といっても過言ではありません。

ー水門の何がそんなに魅力なの?

と聞かれても、うまく答えが見つかりません。

ーその怖さと危険さと力強さと存在感と、そしてそのパワー

としか答えられない。壮大な力を持っていそうで、その危険感と怖さ満載の存在感が魅力につながっている気がします。

とくに、ふれあい橋あたりから見る天王洲水門。これはもう萌えて萌えてしかたありません。

この天王洲水門は、昼と夜の二つの顔を持っています。夜はブルーにライトアップされ、その美しさはまるで天女のようです。

暗い夜が明け、朝がきてそして昼をすぎ、夕暮れ時に差し掛かった時、その姿は、凛々しく勇ましい姿に変わります・・・その姿はまるで戦国武将のようです。

天王洲水門

みなさんは、夜の天王洲水門と夕暮れ前の天王洲水門、どちらの姿が好きですか?

水辺で体感!伝統文化と現代アートと水上レストラン♡

天王洲アート

1950年ごろ、まだオフィスやマンションなどはそう多くないころのこと。寺田倉庫がこの天王洲地区を倉庫街として活用していました。

その寺田倉庫が、芸術家の情熱を支援すべく、芸術文化の発信事業に力をいれています。水辺の街は開放感あふれるレストランやカフェが立ち並び、人々の憩いの街に。

また、アートを感じられるスポットもたくさんあります。天王洲運河沿いのボードウォークを歩いていると、運河に浮かぶ水上ホテルが!

天王洲水上ホテル

なんだか、江戸文化の名所であった「品川宿」を連想しちゃいますね。

伝統と現代が交わる水辺の空間を、体感することができるのも、天王寺エリアの魅力です。


天王洲のウォーターフロントに建つレストランとして人気のスポットであるT.Y.HARBOR BREWERY。ビールの醸造所を併設した水上のレストラン。
目の前には運河が広がり、天王洲エリアのランドマーク的存在でもあります。


そして運河沿いのカフェbreadworksは、非日常の気分でお食事が楽しめると人気のスポットですね。

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天王洲ウォークの際には、芸術に触れるもよし、おいしいお料理に舌鼓するもよし、水上のカフェで運河を眺めながらコーヒーブレイクするもよし、です。 こちらも是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

天王洲は大人の散歩が似合う街

楽水橋から


天王洲エリアを利用している方の年齢層は、渋谷、新宿、六本木等と比べると、若干高いように感じます。

昭和の雰囲気がまだ残っている船着き場や、昭和の風情を残す街並みも残っている天王洲の街。

デートにぴったりの夜景スポットやドラマのロケ地、そしてランニングコースや運河の風と自然を感じるレストランや芸術スポットと、たくさんの顔をもつ魅力ある天王洲の街。

その一方で、テクノロジーによる開発によって、働く人にとっても、訪れる人にとっても、そしてそこに住んでいる人にとっても、快適な街へ進化し続ける天王洲の街。

そんな、天王洲の街。その魅力はまだまだ語りつくせていませんが、私はこの街が好きで、好きで、大好きなんです。

天王洲シーフォートスクエアクリスマス

今の時期、天王洲の街はクリスマスイルミネーションで、街が彩られています。幻想的な光の演出が繰り広げられている運河の街、天王洲へぜひ足を運んでみてください。

女将の戯言でした。


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