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大根がいっぱい・・・「どう保存する?」~大根シリーズ #3

昨年の10月に種を植えた大根が大きくなり、収穫の時期を迎えました。家の庭のわずかなスペースに植えたのですが、天候に恵まれ、うまく成長して、立派な大根がたくさんできました。一般的には種を植える間隔はだいたい25cm~30cmくらいですが、家で食べる大根なので、できあがりが小さくてもいっぱいできた方がいいなと思い、正三角形の形のように、15センチ位の間に斜めにも種をまきました。

大根の葉が外側に開いてきて、一度に収穫の時期を迎え、大量の大根をどうやって保存すればいいの?と考えました。

保存方法として

  1. 大根を収穫せずに、土から見えてる大根に土をかぶせて、そのまま置いておく方法

  2. 大根を収穫して、大根の葉の部分を切り落とし、土の中に穴を掘って、その中に大根に入れて土をかぶせて土の中に埋めておく方法

  3. 大根を収穫して、大根の葉の部分を切り落とし、大根についた土を洗わずに新聞紙で巻く方法

実際に3つの方法を試してみました。

大根を収穫せずに、大根を収穫せずに、土から見えてる大根に土をかぶせて、そのまま置いておく方法

大根の首まで土をかぶせている状態

大根を収穫しないで、そのままの状態で置いておきます。その時に、土から出ている大根の白い部分が見えないように土をかぶせます。
大根をぬかないので、大根の葉は横に広がりはするものの、しなびるのを最小限にできます。

大根を収穫して、大根の葉の部分を切り落とし、土の中に穴を掘って、その中に大根を入れて、土をかぶせて、土の中に埋めておく方法

土の中に埋めます

大根は土の中に埋めると、大根が育った状態に近い環境で保存するので、長く新鮮な状態を保てるようです。

大根を収穫して、大根の葉の部分を切り落とし、大根についた土を洗わずに新聞紙で巻く方法

大根を新聞紙で巻く

この場合は、保存する場所の違いで、新鮮な状態で保存できる期間を比べてみました。

  • 冬の時期は外の気温も低いので、外で立てて置いておく

  • 冷蔵庫の中に入れて立てて置いておく

  • 床下収納に立てて入れておく

この3つの場所の中で、長く新鮮に保存できたのは冷蔵庫の中に入れた大根でした。
他の2つの場所においた大根は1週間くらいで、中にカビが生えてしまいました。
大根がカビた原因を考えてみると、今年は2月でも暖かい日があって、昼の温度が18度くらいにまで上がる日がありました。朝晩は5度くらいになるので、ちょっとくらいなら大丈夫かなと思い、そのままの環境で置いておいたら、ダメになっていました。
保存には温度がとても重要なことがよく分かりました。


結果

ベスト1

一番大根が長持ちしたのは大根を収穫して、大根の葉の部分を切り落とし、土の中に穴を掘って、その中に大根を入れて、土をかぶせて、土の中に埋めておく方法でした。
保存期間は約2か月でした。

土の中から掘り出しました

3月になって、暖かい日が多くなり、大根を埋めた土の中から、葉が出てきて、慌てて、土の中から取り出しました。大根はみずみずしく新鮮な状態でした。すが入ってなくて、よかったです。どうやら、土の中に埋める時に、大根を斜めに置いて、大根の葉側が上になると、芽が出てくるそうです。大根の芽が出なければ、もう少し長く保存できたのかと思うので、まだ改良の余地がありそうです。

ベスト2

その次に長持ちしたのは大根を収穫せずに、大根を収穫せずに、土から見えてる大根に土をかぶせて、そのまま置いておく方法でした。
保存期間は約1か月半でした。
3月になって暖かい日が多くなると、大根の葉の茎が伸びてつぼみができ始めたので、これ以上は置いておけないと思い、収穫しました。大根に、すが入ってなかったので、ギリギリセーフでした。

ベスト3

この中で条件が悪かったのが、大根を収穫して、大根の葉の部分を切り落とし、大根についた土を洗わずに新聞紙で巻く方法でした。
保存期間は1週間でした。
新聞紙に巻いた状態で、冷蔵庫に入れていても、徐々に乾燥して、すが入ってくるので、できるだけ早く食べたほうがよさそうです。

結論

大量の大根を収穫しても、色々な方法で保存できることが分かりました。気温・湿度には注意して、使う時期に応じて保存方法を変え、無駄なく料理に使ってきたいと思います。



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