万年ダイエッターだった私がダイエットを卒業するまでの話
「痩せたい!」
女性の多くが通るダイエットという道。
もれなく私もこの道を何度も行ったり来たり…を繰り返していました。
こんにちは、栄養カウンセラーのみゆきです。
私は今でこそ好きなことを仕事にして、大好きな夫と可愛い子どもに恵まれて毎日幸せに生きています。
おかげさまでハッピーオーラが出ているのか、周りの人からも「みゆきさんのようになりたい!」と言ってもらえることが増えてきました。
…が、
ここに至るまで、実はたくさんの辛いことや苦しいことがあったのも事実。
(クライアントさんに話すとびっくりされます。笑)
ということで、この記事から3回にわたって、私の黒歴史を洗いざらい掘り起こすマイストーリーを書いていこうと思います。
当時の私のように辛い気持ちを抱えている人にとって、少しでも希望になれば嬉しく思います。
まずは私が栄養学に興味を持つきっかけになったダイエット編。
辛い経験もたくさんあるけど、ここが私の原点。
今でこそカロリーや食べものに振り回されず
自分の体と心のバランスを保ちながら
毎日美味しく食事を食べている私ですが…
15歳のときに初めてダイエットをしてから
体型やカロリーに振り回される日々が始まりました。
一時は食欲コントロールが全くできず
カロリー恐怖症や過食気味にもなった経験もあります。
そんな私がどうやってダイエットを卒業したのか?
何年も苦しんできたからこそお伝えできることを過去の経験から記事にしました。
・万年ダイエッター
・いつも体型が気になる
・カロリーを気にしてしまう
・食に振り回されている
・食欲コントロールができない
・純粋に食事を楽しんで過ごしたい
こんな人はぜひ、読み進めてみてください。
人生初のダイエット
子どもの頃から食べることが大好きだった私。
特にテニス部に入った中学生頃からは
成長期と重なったのもあって食べる食べる…
回転寿司に行けば15皿。
家族で焼肉に行けばお会計がとんでもないことになるからと
ビビンバとスープを前菜として食べるよう親から言われたり。笑
自分の見た目を気にしだす中学生にも関わらず
成長期+毎日の激しい運動のおかげでいくら食べても太らない!
(当時153cm/40kg、むしろ人生で一番痩せていた。笑)
そんな生活が当たり前になっていた中、
部活引退とともにダイエットに苦しむことになりました。
食べる量は変わらない。
でも運動しなくなったから当然太る。
さらに受験で毎晩遅くまで勉強して夜食を食べるように。
多分中3の1年で5kgは増えたんじゃないかな。
成長期も終わって、伸びてた身長も止まり始めた頃です。
さすがに焦った私は受験が終わって入学までの間
人生で初めてダイエットをすることに決めました。
とりあえず食べる量を減らして
太りそうなものを避ければ痩せると思い
春休みの2週間、こんな生活をしていました。
・朝ごはん分の摂取カロリーをなくすため昼まで寝る
・朝昼兼用ご飯は野菜中心
・お腹が空いたら野菜ジュース
・夕飯は出されたものは食べるけどおかわり禁止
この生活を続けて2週間、
なんと3kg減らすことができました!
おかげでわくわくとした気持ちで入学式に臨み
楽しみにしていた高校生活が始まります。
高校生活スタート!そこに待っていたのは…?
憧れの高校生活。
中学と違って厳しい校則もなく、
友だちも順調にできて楽しく過ごしていました。
そして何より、放課後に遊ぶのが楽しみ!
高校のそばにはファミレス、コンビニ、カラオケ
ケーキ屋、たい焼き屋、ラーメン屋…などなど
徒歩圏内に大量の誘惑がありました。
当然、餌食になります。笑
しかも定期圏内には街中が通っており
学校帰りにクレープ、タピオカ、マックといった
買い食いを当たり前に毎日して過ごしていました。
で、そんな生活していたら、
当たり前ですが当然リバウンド!
むしろダイエット前より太りました。
これはまずい!
と思い、再びダイエット開始。
私が次にやったダイエットはカロリー制限。
・1日の摂取カロリーを1200kcalに
・朝:昼:夕=6:4:1の割合で食事
・夕飯は炭水化物抜き
・毎日往復12kmを自転車通学
・お腹が空くから夜は22時就寝
とにかく摂取カロリーを減らして
消費カロリーを増やせば計算上痩せるはず!
と思い、知識がないがゆえに
過度な制限ダイエットを始めました。
今思えば異常だな、と思うのが
このときはカロリーさえ守れば
“何を食べても良い”としていたんです。
朝食に食べたものは一日のうちに代謝されるからと
朝からカップ麺やアイスを食べていました。
ダイエットの敵になる高カロリー食品は
全部朝ごはんに持っていく!
これが当時のマイルールでした。
そしてお昼は自作のお弁当。
・ご飯はきっちり計量して100g
・卵焼きの油、砂糖の量も全て計量
・おかずは冷食の野菜惣菜中心
全てカロリー計算するためです。
卵焼き以外は基本的に
裏面にカロリー表記のある冷食。
やってくうちにお肉系は高カロリーと思い
野菜中心の冷食を詰めていくようになりました。
結果、幼児サイズのお弁当箱に
野菜、卵焼き、少な目の白米のみ。
友だちに幼稚園児じゃん!と言われ、
お弁当の総カロリーは300~400kcal程度。
なぜこんなに少なくしていたのかというと
余った昼分のカロリーでおやつが食べたかったんです。
うちの実家はファミリーサイズのお菓子が
常にストックされているような環境でした。
それがまあ誘惑になりますよね。笑
学校から帰ってきたらカロリー計算しながら
チョコや煎餅を食べられるだけ食べる。
これがこのときは至福の瞬間でした。
こんな生活を続けて1ヵ月。
見事、5kgのダイエットに成功!
嬉しい反面、おかしいことも増えました。
それが、全然幸福感がないんです。
栄養学の知識がある今はわかるのですが、
ダイエット後の私は完全なる栄養不足状態。
分子栄養学でよく言われる“副腎疲労”です。
さらに重度の低血糖や貧血を起こしていました。
症状としてはこんな感じ。
・授業中全く起きていられない(気づくと寝てる)
・食事の間隔が長くなるとフラフラする
・お腹がすくと冷汗、手が震えてメールが打てない
・イライラしやすく、漠然と不安になる
・周りの目が気になって自分の気持ちを言えない
・食欲コントロールができず、週末になると過食
・何に対してもやる気が出ない
でも恐ろしいことに、
知識がなかったから当時はこれが普通だと思ってたんです。
お腹すいたらみんなしんどいよね?
フラフラしてくるよね?
私がおかしいわけではない。
授業中に寝てしまうのも疲れてるだけ。
そう思っていました。
“自分の当たり前が本当は違った”
栄養学を勉強していると
こんなことが山ほどあります。
不健康な管理栄養士の卵
ダイエットをきっかけに栄養に興味を持ち
大学は実家・札幌を離れて横浜の大学へ。
管理栄養士を目指すため栄養学科へ進学しました。
そこで初めて高校生のときから感じていた
空腹時のふらつき、手汗、手の震えが
全て低血糖の症状だったと知りました。
ところが大学で教わる栄養学では
「低血糖は糖尿病患者がインスリン注射をして
血糖値が下がりすぎたときの副作用」
程度にしか習わず、日常で起こっている人への
対策などは学ぶことができないままでした。
そんな中、一人暮らしを初めて親元を離れた私は
さらにひどい食生活をするようになりました。
学校で健康的な食事については習って知っている。
でもそんなの実際守っちゃいません。笑
毎晩のように飲み歩いてハイカロリーな食事をして
家の下がコンビニだったのでご飯もその辺で済ませたり。
好き勝手食べて運動もせずゴロゴロして。
結果、過去最高に太りました。
ピークのときは恐ろしくて体重もはかることなく。笑
多分、最近の通常時の体重より
10kg…いや、もしかしたら15kg近くあったかも。
久しぶりに会った地元の友だちにも
「太ったね」と言われるほど酷い状態でした。
なのに自分ではあまり自覚なかったんです。怖っ。
やばいなぁ、痩せなきゃなぁ、、
と思いつつもなかなか生活は変えられず
そんなとき授業で自分の身長体重だけでなく
脂肪量や筋肉量などなど計測するというものがありました。
そこで初めて自分のやばさに気づきます。
「肥満」という文字を見て。
もうね、本当死にたい気持ちになりましたね。
私こんな姿で生きてる価値あるのかな…
って本気で思いました。
でもそのときにはもう、
食欲がコントロールできなくなってたんです。
もう一度ダイエットを決意しても
また低血糖の症状が出てきて食べてしまう。
苦しくて、何度も泣きながら食べていました。
「食べたくないのに止められない」
これも低血糖あるあるなんですよね。
でも当時は自分の意思が弱いからだと思っていました。
本当に辛くて、苦しかった…
で、そんな状況でどうやって痩せたかというと、
バイトで飲食店のホールスタッフとして働いたら
運動量が増えて自然と体重は元に戻りました。
(万歩計つけたら2万歩くらい歩いてた!)
でも、私のダイエットはまだ終わりではありません。
管理栄養士になっても終わらないダイエット
社会人になって、管理栄養士になっても、
まだ私のダイエットは終わりませんでした。
給食会社に入った私は太ったら仕事ができないよう
Sサイズの制服を敢えて選んで体型維持しようとしました。
ところが仕事のストレスで食生活は荒れ放題。
朝はパン屋さんでパンを3つほど食べて仕事へ行き
昼は職場で賄いが食べ放題。
しかもおやつ付き。
夜は職場で少しつまんだあと
パンを買って食べたり、
漫喫に行ってアイスとスープだけなんて日も。
おかげでまた太り出しました。
制服はパツパツでしゃがむのも一苦労。
当時も低血糖の症状が強く
ストレス解消が食べること。
休みの日に一人でパン食べ放題に行ったり
ジャンクフードを大量に買い込んだりしました。
仕事も嫌い。
安月給で好きなこともできない。
太っていく自分が嫌い。
もう何のために生きてるのか
未来が見えなくてお先真っ暗
毎日不幸感と不安でいっぱい。
ストレスと止まらない食欲に
どうにもならなくなった私は
深夜に走るようになりました。
初めは仕事が辛すぎて泣きながら走り
嫌なことを吹き飛ばす気持ちで。
これが結果的に良くて
体重は戻り、気持ちも楽になりました。
私がいつまでもダイエットを繰り返していた理由
ここまで書いてきたように、
私は学生時代から10年近く
食に振り回された生活を送っていました。
食べることは好き。
でも好きだからいつも考えてしまう。
そしてつきまとうダイエット。
何度も無理な食生活を繰り返すうちに
私の体も心もボロボロになっていきました。
そして気づきました。
ダイエットにいくら成功しても
私、幸せになれていない。
痩せたのに辛いんです。
それは無茶な食生活から
栄養状態が悪くなったから。
・朝起きると体がだるい
・何もやる気が出ない
・午後の仕事は眠すぎる
・生理痛が酷くなる
・漠然とした不安感
栄養状態が悪くなり、腸内環境が乱れると
セロトニンという幸せホルモンが出なくなり
不幸感が出てくるようになります。
痩せても体調が悪くなることで
ネガティブ感情が増えていき
結果的に幸せになれなかったんです。
そしてダイエットを繰り返していた
一番大きな原因にも気づきました。
それは、
《自分には価値がない》
という思いこみからの無価値観。
痩せていない私には価値がない
自然とこういう思考が染みついていたんです。
分子栄養学に出会って、
栄養から体を整えていくことで
気持ちの面でも大きく変わっていきました。
管理栄養士として働いていた頃より
栄養学の勉強が楽しくなって
自分の不調も全て科学的に腑に落ちるように。
今は毎日とても幸せです。
大好きな旦那と子どもがいて
毎日美味しくご飯が食べられて
好きな仕事で喜んでもらえて…
過去の話をお客様にすると
「信じられません!」と言われます。
でも、数年前まで辛い生活をしていたんです。
今、あなたが辛い不調や気持ちがあっても大丈夫。
人はいつからでも変わっていけます。
体も心も、そして人生も自分でつくっていけます。
不調による体やネガティブ思考は
あなたの体質や性格ではありません。
本来の自分はもっと輝いています。
本当の自分に戻ることで
“なりたい”を叶えることだってできるんです。
実は、そんな思いをこめて、
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岡城美雪
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