鳴門の渦開き「渦の扉を開く鍵」を投げ入れる神事が3年ぶりに行われたそうです。 歴史小説が好きで、きっかけになったのは先日亡くなられた永井路子さんの『波の形見』でした。なんて書くと読書家のようですが、全然違います(笑)。 この本は夫とまだお付き合いしている頃、お義父さんが貸してくれたのですけど10ページくらい読んで、その時は、あんまり面白さが分からず数年放置しておりました…。 しかし産後、昼間は一人で、泣く飲む寝るしかしない赤子の世話をしなければならず、自由に出歩けるわけでもな
すっかり春めいてきました。 空気が暖まっているせいか、冬と同じ気温のはずなのに体感温度が高いように感じます。 さて、春は別れと出会いの季節。 先日、コロナと同時期に東京へ赴任してきた大学時代の部活の先輩が、東京・関東地域を存分に味わうことなく、この3月には戻っていくということで、私とよく遊んでくれる友人が、お別れのランチ会を企画してくれました。 場所は銀座の洋食屋さんです。 パスタがメインのランチコースですが、私はパスタ類が最も苦手な食べ物でして…事前にお店の方に相談して
11月から、JILLAさん主催で開講された「装画塾」に参加しておりました。 先生は、装丁家であり日本図書設計協会長の宮川和夫氏です。 たいてい、このようなイベントに気づいた時には定員オーバー、あるいは申込期限を過ぎていて、参加できない人系なのですが、かなり早い時期に気づいて参加することができました。ラッキ~! 企画から何からデザイナー&イラストレーターの竹本明子さんがお世話をしてくださっています。 久方ぶりの(30年くらい?)、長机をならべた教室風に「学生時代に戻ったみた~
神田の神保町にあるレトロ建築といえば『文房堂』、文房具屋さんといえば『文房堂』。 銀座伊東屋さんが、本店につづき支店も今流行の「”木材をふんだんに取り入れた”都会的な建築」に建て替えたりリノベーションする一方で、関東大震災を生き残った文房堂さんが、昔流行の「凝った装飾の看板建築」を残しています。 レトロなものが好きな私としては、まだまだ文房堂さんには踏ん張って欲しいな、と思います。 どちらも、文具店の生き残りをかけて必死に進化していこうとしているのは同じなのに、全く違う道筋
もう七草粥を食べ、正月気分から抜け出そうという頃ですが…。 年末の餅つきの話です。 ここ数年、年末は息子が「受験勉強しに行くー」だの「友達と遊びに行くー」だの…、で出かけてしまうので夫婦二人でせわしなく餅つきをしていたのですが、久々に息子がいるタイミングで餅つきをすることができました。 なので、いつもは「杵つきを夫、手返しが私」のところを「杵つきは息子、手返しを夫」にしてもらいました。 ラクだ~(笑)。 4歳から子供用の杵で餅つきをしているので、久々でも上手です。真ん中
クリスマス前のことです。 締切から解放され、大学時代の友人と2年以上ぶりくらいにお食事に行くことになりました。 私が店を決める感じだったので、昼からビールを飲める店を選びました。 寒波が来る直前の暖かい日でした。 とはいえ、上着は必須なのでこの日は羽織かコートが主役です。 なので、半幅帯でもよかったのですが実は半幅帯は苦手なので(半幅帯をピシッとカッコよく締められない…)、名古屋帯です。この帯、大好き。 麻の葉文様の幾何学的なところはもちろん、帯芯が最高です! 帯側は繻子で
少し前に、「スカイタワー西東京」を描く機会がありました。 もし、描く方いれば、どうぞ参考にしてください。 東京都は西東京市にある195mの電波塔です。完成当時は、旧田無市だったので、「田無タワー」という通称もあり「西東京タワー」という通称もあるようで、現地の方は何と呼んでいるのでしょう…。 私は、今回初めてこのタワーの存在を知りました。 さて、タワーを描くとき遠景であれば、『この形』というものがあって、詳しく描かなくともその『形』に収まるように描けばそのタワーのように見えま
こちらに載せていた『父と子』のイラストを出品しておりまして、11月に入って間もなく入選のご連絡をいただきました。 8月頃、初めてこのコンテストの存在を知り、 「出品料無料・他のコンテストや展示に出品していなければ自分のサイトやSNSで発表している作品でも可」という、寛大かつ太っ腹な基準、さらに受賞すれば「コピックがいっぱいいただける!」という三段腹ぶりに惹かれてちゃっかり出品してみました。 賞の選定は、年明け早春の頃だそうですが、他の方の作品がすっご~いので私のは、受賞は
葦切(ヨシキリ・よしきり)という鳥で、今住んでいるところの市鳥とされ、毎年、子どもが夏休みの宿題で描いていました。 霞ヶ浦が近く、ヨシやアシが多いから…、と書こうと思ったらヨシもアシも『葦』という字でしたー。(へえ…) スズメ目ウグイス科だそうです。なるほど。 イラストというものを描いていると、何を描いたらいいのか分からなくなる私…。「これ、描きたい!」とトキメキのような欲求が湧いてから描けるのは、稀なことです。いいイラストを次々生み出すクリエイターさん達には、いつもいつも
10月に入って、一気に寒さがましてきました。 ここ何日かの寒暖差の凄さ…あ~…、もう冬が来てしまうじゃないか。 と、寒いのが大嫌いな私は、ついそんなことを思ってしまうのですが、その前に秋を楽しまねば、冬を越せません。 自家栽培・製粉の常陸秋そばを出してくれるお店に行きました。 落花生屋さんが営んでいる庶民的な蕎麦屋さんです。 落花亭 私達が行ったときは、まだ新蕎麦ではなかったのですが、もうそろそろ新蕎麦が出るようです。私は、そば通ではないので、たぶん食べても違いが分からな