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小金井市「江戸東京たてもの園」

関東は、統計上「梅雨」の条件に合っていなそうですが、私が住んでいるところは梅雨らしい日がつづいているおかげで、涼しく過ごせてます。

昨日なんか大雨で寒くて、タートルの長袖でスーパーへ行ったら、それでも店内はクーラーガンガンで極寒で、
「こんな日くらい、せめて冷房の温度設定上げたらいいのに…」
と思いました。
が、半袖で来店している人も多く、私の体感がおかしいのかな…(笑)?
「寒くないんですか!!」って、周りの客に質問したいくらいでした。

さて、そんな7月ですが、江戸東京たてもの園で夕涼みするイラストレーションを描きました。
数年前から始まった「下町夕涼み」というイベントで
今年は、8月3(土)4(日)に催されるそうです。


『CIRCLE』7月号表紙|東京都市町村職員共済組合

この右の建物の、屋根の内側に反射する光の様子を表すのに、丸一日かかってます(苦笑)。
どの色とどの色を混色したらいいか?
インクによって、混色すると汚い質感になる組み合わせがあり、どれがそうなるかを探すのと、
さらに、それらをどういう並びにしたらいい感じになるかな?と検討していて時間がかかってしまいました。

ほんの2,3cm四方のスペースに1日費やしました…

極小さい部分ですが、こういうところがおかしいと全体に変になる、という気がします。
薄暗い中でも、ここの木質感が伝わるような色の変化にしたく、目が行く場所でもあるので、慎重に進めました。

↑ここを過ぎたら、後は早いです。


右の鰹節屋の2階の室内のモヤっと感と、瓢箪模様の浴衣の色が気に入ってます。
空とかの広い面をコピックで綺麗に塗れるようになったんですよねー。

広い面をムラを抑えて塗れるようになったので、空を全部塗りつぶしてしまいたい衝動に駆られつつ、それをするとリアルにより近づいてしまい、イラストレーションから遠ざかってしまうので、あえて模様のようなモヤっとした雲を描き残し、蒸し暑いけど夜は少し涼しそうな空(自分にとってですけど…)にしました。

完成です。

↓この辺が好き(笑)。

ご覧いただきありがとうございました。

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