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『文豪×文庫』展始まりました:竹尾見本帖本店

本日から7月19日(金)まで、竹尾見本帖本店2階にて『文豪×文庫』展が始まりました。
詳細はコチラ↓をご覧くださいませ。

トップ画像は『放浪記』のラフ案で、ボツにした方です。
ってことは、これは展示されてないんですが。
気に入ってはいました。

デザインをエントツの喜來詩織さんにお願いすることにして、zoomで打ち合わせした際、2つの方向で絞り、1つは『放浪記』の中に登場するものをいくつか描いて組み立ては喜來さんにお任せしてデザインしてもらう案、もう1つは私が一枚絵を描いてタイトル他テキストを載せてもらう案。
この2方向で出した案のうち、私が一枚絵で考えた方のラフに喜來さんがデザインラフを作ってくださったのが、これでした。

嫌なことがあり(いつものことですが)夜の街をフラついていた時の、新宿駅あたりの描写をなるべく第一印象のままに描きました。

これがダメということではなく、喜來さんにもタイトルをオリジナルなフォントにしていただき、捨て難かったのですが、一枚絵だといつもと変わらないなあと思い、たまには違う風にしてみようかということで、こちらはお蔵入りにしたのでした。

展示の様子。美しいギャラリーです。

て、ことでコレじゃないカバーの文庫が展示されております。
私は『こころ』と『放浪記』の二冊と原画の展示をしております。

また、貴重な初版本の展示もあります。
土日祝はお休みです。
平日10:00~18:00だけなので、なかなか難しいと思いますが、よろしければ、お立ち寄りください。
また、このカバーを纏った文庫本は税込で
『こころ』が800円、『放浪記』は1400円で販売しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

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