見出し画像

丁寧に暮らすってどういうことなんだろう。と定義を考えてみた夜。

Youtubeの影響か「丁寧な暮らしをしてるよね」と言われることが増えた。
でも自分的には、インスタントラーメンを鍋ごと食べることだってあるし、夜更かししすぎて「お風呂明日でいいや」って寝ちゃうこともあるし、起きたら11時ってこともあるし、床に脱ぎ捨てたTシャツが落ちてる時もあるし、「全然丁寧に暮らしてなんかないよ」って思ってた。

私にとって「丁寧な暮らし」っていうと、このYoutubeのような暮らし。

使い込んだ清潔なキッチン。
愛用のキッチン用品。
こだわりの食器。
大切に育てるグリーン。
おしゃれな部屋着。
一点ものの家具。みたいな。

それに比べて私は普通。全然”丁寧”なんかじゃない。
食器はダイソーかIKEAかヤマザキ春のパン祭りだし、部屋着はユニクロか無印だし、グリーン育ててないし。
そう思ってたんだけど。

昨日の朝、朝ごはんを食べようと思った時に、
「葉物野菜がないなあ。ズッキーニを焼こう。あとはタンパク質だな。昨日作ったサラダチキンを切ろう。あとは作り置きのラタトゥイユでいいかな。コーヒーは昨日ボトルに入れた水出しコーヒーがいい感じになってるはず。パンは鎌倉で買ってきたふすまパン。焼いて食べよう」ってなって、

あ、こういうことか。
私めっちゃ丁寧に暮らしてるわ。と思ったわけです。

画像1

実家にいた頃なんて、惣菜パン一個かじるだけ。
飲み物はインスタントコーヒー。

それに比べたらめっちゃ丁寧だわ。
わたし、丁寧に暮らしてるわ。

そう思ったら、「わたしって偉いなあ」って妙に感慨深くなって。
だってひとりなのに、毎日ちゃんとご飯つくって食べて。なんて偉いんだろうかと。自分で自分を褒めてあげたくなったよね。

別に朝ごはんをちゃんと作るのが良いとか、惣菜パンが悪いとかそういう話じゃないんだけど、今の私は自分の食べるものに、きちんと手をかけてあげられてるんだなって。
そう思ったことがちょっと嬉しかった朝。

そう思うと、「丁寧に暮らす」って「自分や家族のために、余分に時間と手をかけること」なのかもしれない。
食べるものでも着るものでも生活そのものでも、なんでも。
ちょっとした、やらなくても別に生きていけるようなことをやること。そこに時間をかけること。そういうことなのかも。

ピカピカに磨かなくても使えるキッチンをピカピカにするとか。
買えば済むジャムを手作りするとか。
ダイソーの食器でも使えるけど、自分が大好きな作家さんの食器にするとか。
そういうことなのかな。違うかな。

うーん。難しいけど、それが私の見つけた「丁寧に暮らす」定義。

もうちょっと深く考えてみたいところだけど、猫が「早く寝ようよ、早く」と鳴いている。
一人で寝られない寂しがりやな猫。
仕方がないから今日はここまで。

おやすみなさい。
みなさま、良い夢を。

いただいたサポートは猫たちの養育費に使わせていただきます。ありがとうございます。猫たちがいるから生きてます。