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被写体との距離感。について悩まないカメラマンは居ない説。

どうもこんにちは。
写真展の準備に手こずる介護士/写真家の元岡です。

今日は、いかにポートレート撮影、人物撮影を行うカメラマン(僕)が日々どんな事に悩んでいるのか書いてみたいと思います。

色々とありますがその中でもこれ!

被写体との距離感。

これについて悩んだ事ないカメラマンは居ないんじゃないかって思ってます。

おそらく、この被写体との距離感については、どんなカメラマンさんでも自分なりのルールを持ってるんじゃないかな?と思ってます。

理由としてはですね

明確なルールがそもそも無い

から、自分で明確に決めておかなければ
予期せぬトラブルに発展しかねない。
それが、ポートレート撮影。
明確なルールを決めていないカメラマンさんが被写体とトラブルになって、対処しきれずな感じになったり。
明確なルールを持っていない被写体さんがカメラマンとトラブルになり、SNSで晒さざるを得ない心境になってしまったり。

なんとも悲しい展開になっちゃいますね。

ですので、自分なりの明確なルールを決めて
それを相手方にも伝える事が大切だと思います。

経験上、1度伝えてもうまく伝わらなかったりする事もありますが、負けずに発信し続けましょう。

当初決めた僕なりのルール

①被写体さんには撮影以外の連絡はしない。
②連絡は電話ではなくテキストメッセージ。
③撮影外での食事はしない。
④撮影外で会わない。
⑤頻繁に撮影依頼はしない。
⑥SNSへのアップは被写体本人の意思に任せる。
⑦ドタキャンは恨まない。
⑧被写体の前でカッコつけない。

思い出した限りこんな感じです。

まず

①被写体さんには撮影以外の連絡はしない。

これは、もう単純に被写体さんに"深入り"しないって事です。
あくまでも、カメラマンと被写体な関係なので。
おはよぉ!とか
今なにしてるのぉ?とか
なんだコイツ?ってなる事確実ですね。

②連絡は電話ではなくテキストメッセージ。

電話ってね、人の時間を奪うんですよ。
あと、言った言わないってなった時、テキストとして残ってたらトラブルになりにくいです。

③撮影外での食事はしない

撮影中は状況によってはありますよ。
撮影の合間で腹減った!とかなら全然あります。
撮影以外で、○○さん、今度ご飯行こうよ!
とかは無いです。
怖がられます。きっと。いや、絶対。
これやった瞬間から、もうカメラマンじゃないよねって。
カメラ、撮影を口実に飯誘ってる人。になっちゃいます。



④撮影外では会わない

なぜならカメラマンと被写体という関係だからです。

⑤頻繁に撮影依頼はしない

無償撮影ならなおさら、引いちゃいます。
相手が。え?この人、なんなん?って。

⑥SNSへのアップは被写体本人の意思に任せる。

なんでこの前の写真、あげてくれないのさ!
とか催促するのはマジ辞めた方が良いです。
催促された側はほんと良い気はしないので
絶対に、辞めた方が良いです。

⑦ドタキャンは恨まない。

そりゃ悲しいですけど、ドタキャン出来るくらいの価値しか提供出来てなかったんだ。よし、頑張ろう。価値あげていこう!的な気持ちでやってました。

⑧被写体の前でカッコつけない

良いとこ見せようとか、良く思われようとして
無理しちゃったりとか。そういうのは辞めようと。
こっちがグッと構えた状態だと必ず被写体に伝染します。そういう写真が撮りたいならアリですが、自然体を撮りたい僕にとって、これはご法度。マジご法度です。

ざっとこんな感じです。
要は、こちらのカメラマンとしての保身のためと
被写体さんに不快な思いをさせないため、撮影に集中するための僕なりのルールです。

まぁこんな感じでやってますと、自然と撮影する人もどんどん絞られて行って撮影により集中出来る様になりました。

で、このルールはあくまで僕なりの物なので
ご自身のスタンスに最適なルールを作って伝える事が大切だと思います。

やりながら、うまくいかなければ変更していけば良いですし。

僕もいくつかの項目を今では一部変更してますし。

明確なルールが無いので、1人1人のモラルを信じて取り組むしか無いポートレート撮影。
時々、邪な思いが見え隠れするポートレート撮影。

利用する側、される側が表裏一体。
かつ、自己主張が強めなポートレート。

だからこそ、撮影パートナーへの配慮だったり、周囲の一般の人への配慮ってポートレート撮影には欠かせない要素の1つだなって感じます。

僕は大好きですよ。

ポートレート。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊






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