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【第4回/DtoC】OEM会社にアタック!初めて会う人の見極め必須!

ペルソナもブランドコンセプトもある程度、固まりましたら、次は商品作りです。どこからアタックしようか、きっと悩まれるはずです。最初から、複数アタックせずに紹介で済ましてしまうのか、それとも、自分で探すのか。

紹介されたらなかなか断れない方であれば、最初から自分で探した方がいいですよ。もしくは、予め紹介元には、「場合によっては、他のOEM会社も検討するかもしれない。」と断っておいた方がいいです。

紹介って、言葉は簡単ですけど、簡単じゃないんですよ。

紹介は、信頼関係で成り立っているものですから、紹介元も紹介される側も紹介元のこれまでの信用の積み重ねで信頼に繋がっています。だから大切なご縁をただの情報収集の利用だけで終わってしまったら、時間の無駄です。

紹介元がレベルが高い自分であれば、紹介先もレベルが高い人です。と言うことは、紹介元が成功している人だと、成功できる可能性も高いと言うことになります。

何れにしても、あくまでも関係は50対50=対等な関係でお話しを進められる業者と取り組んだ方がいいと思います。後は、専門用語ばかり使う人は一見頭良さそうに見えますが、質問しても言い換えをしてくれなかったら、スイッチも考えてもいいと思います。
それかその用語を自分が分かるようにレベルアップするかです。

インターネットが普段の生活に溶け込んでいますので、探し方は様々です。

〈企業の探し方〉
①化粧品展などの展示会に足を運んでアタック
②テスト購入した商品から製造元を調べてアタック
③専門の情報媒体から企業を探して、メールor電話でアタック
④既にやられている、もしくは元会社の方から紹介を頂く

上記④以外はきっかけは全てインターネットからになります。
企業さんを探す前にもう一度、作る目的を考えた方がいいです。
1)自分のオリジナル商品を作ってみんなに愛される商品をつくるのか。
2)ビジネスと割り切って、お金を稼ぐための商品をつくる。結果としてその商品が愛される。

みなさんはどちらを選択されますか。私は1)を選択しました。本来は、2)を選択すべきものを1)を選びました。思いはせっかく事業をやるのなら、1)だと思って・・・。

いや、俺は、私は2)だと言うことであれば、売れている商品を買って、その会社製造元にアプローチ。②の方法です。担当者と合う合わないかは関係ありません。とにかく最短で、とにかく今のブームにのってキャッシュを稼ぐ。化粧品をもう完全にビジネスと割り切る。

これが一番この業界にとって望ましいやり方だと思います。ご自身がしっかりとした影響力のあるインフルエンサーだったら、1)でも2)でもどっちでもいいんです。

影響力がなく、ビジネスとして考えるのなら2)です。これが出来る人が通販ビジネスを拡大できるチャンスがある人だと思います。とにかく商品だして、トライ&エラーで新しい商品をガンガンリリースしていく。売れなかったら、次、売れなかったら次。小ロットでリリース攻勢です。この方法です。 

この2)の方法が取れる方は、この回はこれ以降読まなくても大丈夫(笑)
成功者です! 残念ながらわたしは1)を選びました。
・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、わたしにはそれが出来きませんでした。業界経験者じゃないからできませんでした。売れるかもわからないものに、「トライ&エラー」でお金を投資していく度胸がないわけです。向いてないかもしれませんね。(笑)

通販ビジネスを行い成長させたいのであれば、どこかのタイミングで
確実に「突っ込んでいける度胸」必要です。後ろをかえりみず、お金をかけていく、これです。最後は、このフェーズがくることを楽しみに進んでいきましょう。

わたしのやり方は、度胸がなくても着実に商品を作っていく、
そんなやり方です。わたしは、これらを全て行いました。
〈企業の探し方〉
①化粧品展などの展示会に足を運んでアタック
②テスト購入した商品から製造元を調べてアタック
③専門の情報媒体から企業を探して、メールor電話でアタック
④既にやられている、もしくは元会社の方から紹介を頂く

分からないからです。全部で20社ぐらい当たりました。そのためにコスメの資格も取ったりしました。言葉に言わなくてもバカにされている感じがしたからです。

5社でも、10社でもいいのですが、20社とも全て考えはバラバラです。
営業マンは人ですから、当たり前のことですが、本当に各社考え方がバラバラです。

①の展示会の会場では、人当たりがよくても、実際面談すると感じが悪いとか嫌な思いもすることがあると思います。

また、時間にルーズな営業マンもいます。レスポンスが悪い営業マンもいます。こちらが化粧品のことが分からないのがいけないのですが、相手も経験乏しい人を当て替えられてしまうと元も子もありません。化粧品のことを下に見ている人だっています。
きっと、レベルが低いなって感じることもあるでしょう。

でも、たくさん企業をあたるとキラリと光る、できる営業マンに
出逢えます。絶対に会えます。私が会えたので、間違えありません。

3人に出逢えました。最終はそのお1人のところでお世話になりました。

OEM会社選びも必要ですが、人選は一番大切です。その方たちと出会うまでは、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、自分の成長だと思って、OEM会社と当たっていった方がいいでしょう。

OEM会社と面談する際に準備するものは、以下のものです。
・ペルソナ、ブランドコンセプトをまとめたペラ一枚
・気持ち
※ペルソナ、ブランドコンセプトのペラ一枚は初対面で見せるかはその人と成り次第です。

まずはOEM会社の話しを聞いて疑問をつぶすところからです。なんでもそうですが、1回目の面談は楽勝です。基本は挨拶だからです。2回目、3回目の面談がだんだんと難しくなってきます。1回目の面談で相手の終わり方が、宿題を持ち帰るような担当者だと大切にした方がいいですよ。

それから、持ち帰って頂いた宿題の回答のレスポンスが早いのも基準として大切です。世の中みんな忙しいので、忙しくても返してくるそんな担当者を大切にした方がいいです。
その分、自分たちも大切に対応しなくてはなりません。

その時、自分と合う合わないよりは、しっかりしたものを作ってくれる。これが一番です。合う合わないは、学生までです。
好きな人より、苦手な人の方がプラスになります。

そのOEM会社さんが会社案内も含めて説明してくれます。こんな質問をされるといいと思います。メンズ美容液を作ることを想定して。
・得意な分野は何ですか。
・工場見学はできますか。
・発注から納品までどのくらいかかりますか。
・大手と取引が多いんですか。それともDtoCが多いんですか。
・ここ最近のトレンドはなんですか。化粧品が業界って何が伸びて
いるんですか。
・ずっと、この会社長いんですか。転職者であれば以前何されて
いたんですか。
・御社の売りはなんですか。
・ベンチマークしているメンズ美容液を教えて、これだと1個あたりの原価いくらですか。
・〇〇会社、このような感じでしたけど、どうなんですか。
・後は自分が気になる点です。

この質問を面談した会社に全てぶつける。様々な回答が返ってきます。メンズ美容液を作る(作りたいものを作る)が前提で聴いていきます。

例えば、「得意な分野は何ですか。」メイク品です。でも、スキンケアもできます。⇒これは辞めた方がいいです。メイク品あがりのスキンケアのOEM会社。本業はメイク品だから。きっとスキンケアは委託でしょう。

例えば、「〇〇会社、このような感じでしたけど、どうなんですか。」
あ~、あの会社良くないんですよ。的な答え。⇒この会社は辞めた方がいいです。口が軽いから、どこで漏れるかわかりません。

例えば、「化粧品業界は右肩あがりですけど、何が伸びているんですか。」
全般的に伸びてますよ。的な答え。業界を把握していない人です。⇒この会社は辞める必要までありませんが、情報の幅が狭いです。

色々とコミュニケーションをして、この会社でお願いしてもいいなって思ったら、ペルソナなどを記載したペラ一枚のものを説明して、サンプルを作って欲しいと伝えてみてください。

その時にベンチマークみたいなものってありますかと聞かれます。
テクスチャー、香りなどで気に入っているものがあれば伝えるべきです。
そこから試作品が始まります。星の数ほど、スキンケアはありますので、
ベンチマークは伝えるべきです。

そこから何回も、何回もキャッチボールをしてその商品を磨いていきます。最初に間口を広げて5社、10社、20社のいづれかを当たってから、それをいきなり1社に絞るのではなく、3社から5社ぐらいに絞って、次の試作品を進めて下さい。 

なるべく聞きづらいことは最初段階聞いた方がいいです。話が盛り上げって、ようやく完成!そこから原価で「えー!?」だと、もっと早く行ってよってなりますよね。

各社、同じものを依頼しても出てくる試作品は異なります。原価も異なります。容器だって、化粧箱だって異なるわけです。是非、大切な商品を作って下さい。

ものづくりは、楽しいですよ!

最後に、男性と女性のセールスマンの違いだけ書いていきます。作りたい人が男性だと仮定した場合です。作りたい人が女性であれば、そのままそっくり逆です。

ご自身が未経験者か経験者で異なります。経験者であれば、誰でもいいんじゃないでしょうか。未経験者であれば、良いものを作りたい、でも指示の出し方が分からないそんなことがあると思います。

ご自身が未経験者の男性なら、相手のセールスマンは女性を選んだ方がいいです。よく男性は機能性、スペック、数字重視。女性は共感、イメージ重視と言われることがあると思います。

化粧品は非常に企画力とイメージが大切です。男性がスキンケアで話題になり始めているのもつい最近の話しです。女性の方は、高校2年生ぐらいから化粧をし始めていきますので、コスメの歴史は断然、男より女性なんです。

女性の方は、たくさんのものを知っています。たくさんの成分を知っています。男性の方も知っていたり、成分に詳しい方もいますが、イメージの伝え方が全然違います。逆に男性から言われると、そんな使ってないでしょって思ってしまうのが化粧品です。 

後は男性って、機能性、スペック重視するあまり枠をはみ出しません。理屈っぽいんですよね。縦社会で生きていますから、上の人と戦ってくれません。ご自身に置き換えしても、戦っていますか? 自分のようです。

手間がかかる仕事を戦ってくれる人。これはなかなかいません。その男性セールスマンがある程度年齢でそこそこでしたら、まず無理です。作る側は、保身でだと困ってしまいます。

その分、女性のセールスマンは、同じ思いで戦ってくれます。いい企画も出してくれます。

これからは女性社会です!男は生きづらい・・・。それでは。

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