見出し画像

本当にスゴイ「こころの護心術™」を子供たちに伝える大切さ



こころの護心術™」を読みました。
「学校いじめ」「ネットいじめ」から自分を護る力、お子さまに人生を強く「生きる力」一生モノのスキルをプレゼントと表紙に記載されています。
ご自身のご子息、お孫さんだけでなく、中学生高校生のスポーツ関連のコーチなど"こども"のコミュニティと関連のある方にとっても"スゴク"役に立つ内容です。

はじめに

この本は20年来お付き合いをさせて頂いている株式会社ネクストエデュケーションシンク社(https://www.nextet.net/)の斉藤社長が共同執筆されている本です。
先日、「一流ファシリテーターの空気を変えるすごい一言」に書かれているスゴイ言葉の数々は"ビジネスコミュニケーション"に役立つという事で"note"させて頂きました(https://note.com/ojihashimoto/n/nd03f4b22b43d)が、全く意図せずでしたが、この本を手に取ってみたところ、こちらは、"子供どうしのコミュニケーション"の大切さや潜んでいる危うさ、その対処法について書かれています。

コミュニケーションの大切さについて、その概念は、いろんな所で語られていますが、具体的にお勧めされる"ことば"について語られているという点で、この二つの本は類似しており、興味深く読まさせて頂きました。

是非、手に取ってしっかり読んで頂きたいという主旨で、何故、この本が"スゴイ"のかについて以下、ご一読頂ければと思います。

"子供どうしのコミュニケーション"という着眼点の大切さ

スゴク大切だと感じた事は、小学生2年生くらいから先生や保護者が入って行けない、子供同士のコミュニケーションが増えるという点です。子供たちの間で同世代間コミュニケーションが生まれ、そのコミュニケーションは小学生くらいから、という着眼点です。
保護者の目の届かない所で色々な事が起こる。"子供どうしのコミュニケーション"に着眼し、そこに手を打つ。この本の一つ目の大切なメッセージになっています。

ソーシャルコミュニケーションスキル™とは?

子供どうしのコミュニケーションにおいて留意しなければならない事柄を著者はこの言葉を代表しながらまとめ、多くの想いを込めています。日頃の生活を通じて、確かに大切だな、と実感する想いの数々。以下に少し記載されている例を並べてみます。

「落ち込む人と落ち込まない人」
「ただ強いだけでは、報復されて被害者に」
「自分を護り、相手も傷つけない」

最初のワードは、人(大人も子供であっても)が発する言葉は受け取る人によって認識には大きな違いがある事への自覚が訴えられています。
二つ目、三つ目は記載の通りです。
そしてこれらを認識しながら、誰かの庇護に入るという事では無く、自立してゆく必要がある。そしてのその自立の為の重要なメソッドは"コミュニケーションのスキル"を身に着ける事。このスキルを子供たちにレッスンする為に「家庭の役割」「親子で取り組む」についての訴えがこの本の二つ目のメッセージになっています。

まとめ。

本書の後半は護心術の具体的なレッスンを家庭、親子でも出来るように、シチュエーション形式で子供同士のコミュニケーションで"ことわる""せつめいする"などの対話例が記載されています。
私の娘が小学校の低学年のころ、クラスでいやな子がいて、自宅で訴えていた事、父親として何も対処出来なかった事を思い出しました。しかし、今、2才になる孫がこれから同様の事があっても本書で学んだ事を参考に対処してゆこうと考えています。

小さなお子さんだけでなく、小中学校の運動部や活動に携わる方も必読の書ではないかと感じています。

色々な情報、動画などはNETでもアップされているのでこちらもご覧になると良いと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?