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【開催レポート】「ピノッキオ」を語る読書会 2022年8月21日(日)

水野ゼミの本屋の書店主itatana(イタターナ)様主催の、イタリア児童文学の三大古典を読む読書会。その第1弾「ピノッキオ」を語る読書会が開催されました。

参加者は主催者を含め6名。皆様、ディズニーアニメ「ピノキオ」の元となった、コッローディ『ピノッキオの冒険』を事前に読了してのご参加です。
自己紹介と簡単な感想を一人ずつ述べた後、本の感想や疑問について話し合いました。

ディズニー映画との比較やピノッキオの性格などについて話が盛り上がりました。

その後、イタリアで出版されたさまざまな版の『ピノッキオの冒険』や、『ピノッキオの冒険』からインスピレーションを受けて創作された小説やバンド・デシネ、映画や展覧会のパンフレットなどを見せていただきました。
イラストでピノッキオやサメ(ディズニー映画ではクジラ)見ることにより、さらに物語の細かなイメージを想像することができました。
約120年前に書かれた『ピノッキオの冒険』が、今も形を変えて愛されていることが伝わってきました。

これらの派生作品を楽しめるのも、原作の日本語全訳を読了したからだと思います。
古典に触れておくことは重要ですね。

イタリア児童文学三大古典を読む連続読書会の次回第2回は、デ・アミーチス『クオーレ』です。
アニメ世界名作劇場「母をたずねて三千里」の原作は、『クオーレ』の一節だそうです。

文責:青谷

『クオーレ』を語る読書会
2022年10月8日(土) 14時~15時30分
水野ゼミの本屋
詳細はこちら。
https://note.com/oitmizuno/n/n1782dca1949d

以上

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