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大分県IT業界で働く|株式会社モアモスト 多田翔太さん

こんにちは、末綱です。今回紹介するのは、大分市にてWEB系サービスやシステム開発を行う株式会社モアモストに勤める多田翔太さんです。多田さんはPM(プロジェクトマネージャー)エンジニアとして現在活躍されていますが、なんと入社後から本格的にプログラミングの勉強を始めたそうです。

プログラミングの勉強法仕事の楽しさモアモストさんのことなど色々お話聞いてきたので、最後までご覧ください(^▽^)/

※この記事はONSEN-TECH、NOTEから転載しています。


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写真:多田翔太さん(モアモスト/PM、エンジニア)


エンジニアを目指すきっかけ

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Q.エンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか?

多田さん
もともと大学で情報メディアを学んでいたので、IT系の職に就きたいと考えていました。ただまだその時は、プログラミングに興味はなく、授業で学んだ範囲で少しプログラミングができるくらいでした。卒業後は、特定技術者派遣の会社に勤め、ネットワークを繋げる仕事をしました。そのときに、マクロを組む(特定のソフト内で作業を自動化するプログラムを書く)機会があり、プログラミングが面白いなあと思い始めました。
その後、縁あってモアモストに転職し、一からプログラミング言語を勉強して、エンジニアとしての職を極めていきました。


プログラミング初心者の勉強法

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Q.一から始めたプログラミングの勉強はどのようにされましたか?

多田さん
入社後に研修期間をいただいて、その間にPHPをたくさん勉強しました。主に、ドットインストールで勉強を進めました。環境自体は先輩方に構築して頂き、ドットインストールで動画を見ながらPHPを一から勉強しました。勉強している中で、なんとなくできるようになったなという段階で、PHPのフレームワークであるLaravelも覚えていきました。
また、僕の場合は案件ベースで学ぶことも多かったですね。案件でEC-CUBEを使うからEC-CUBEを勉強するとか、案件でLaravel使うから勉強する、WordPressを使うから勉強するというように、案件で使われる言語は必然と勉強していました。やはり実務に繋がる方が理解は深まるので、実務に絡めたうえでの勉強はよくやらせて頂きました。

Q.勉強する上で心掛けていたことやスキルアップのコツはありますか?

多田さん
やはり楽しいと思うことが大事だと思います。僕はPHPをやり始めたときに、画面上でプログラムが思い通りに動いただけで面白かったです(笑)構成に関してもどういうものなのかと興味を持つことや自分で何か作ってみることも大切だと思います。
またOCAの講師として教える立場ですが、常に思うのは、自分で決めた目的に対して、自分でプログラムを繋げて構築し、サービスを作り上げるということが理解をより深める方法だと思います。そうすることで、なぜ成り立ったのかを説明できるようになるのでより一層理解が深まります。
でもやはり一番は、楽しむことと自分で学んだことを自分で考えて構築することです!


勉強中のモチベーションの維持について

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Q.心折れそうなときのモチベーションの維持はどうしていますか?

多田さん
やりたいことにはチャレンジさせてくれる環境で、“自分がやらなければ”という使命感を抱いて仕事をしています。また、メンタル管理として、“辛いなと思った時に無理しすぎないこと” も大事なことだと思います。集中するときは集中して、休憩するときには休憩するということでバランスを保っています。


多田さんの仕事について

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Q.今の仕事内容はなんですか?

多田さん
現在は、前任の上司を引き継いだこともあって、主にPM業をしています。大体は、案件の話をいただいた際に、一番初めにクライアントの方と話して、案件の詳細を確認しながら見積もりを行います。また、見積もり済みの作業に関して、社員のリソースの確認と管理をします。時間に余裕がありそうな社員がいれば仕事を頼んだり、進行中の案件の状況を確認したりして、複数の案件を同時にマネジメントしていることが多いです。
加えて、プログラムを書いたり、保守を行ったりしています。

Q.具体的な案件について教えてください。

多田さん
弊社の河野が立ち上げた別会社の株式会社petRibbonで提供しているペットと生活する人のためのウェブマガジンの設計からシステム開発を行いました。
ウェブマガジンや、ペットも一緒に利用可能なカフェやレストランの口コミサイト、葬儀に関する口コミサイト等のサービスを展開しています。それらのベースとなるシステムの企画から設計・構築しました。
クライアントワークで主に作っているのは業務支援ツールです。例えば、見積書や発注書の作成、仕入れの在庫の管理や登録などの受発注管理システムを作ったり、記事の情報管理や登録を主に開発しています。ECサイトやEC-CUBE系の拡張なども案件としてあったりしますね。

Q.開発はどの言語を使っていますか?

多田さん
大体はPHPです。最近はバックエンド側をPHPで組み、フロント側をNuxt.js等(JavaScriptフレームワーク)を使用し開発することもあります。PHPだとLaravelのほかに、EC-CUBEの3系や4系なども使います。今では4系がほとんどで、4系のカスタマイズとかをしています。また、WordPressやPHPのフレームワーク系の案件も時々しています。


仕事のやりがいとは

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Q.仕事のやりがいはなんですか?

多田さん
PMという立場になって、今まで考えていなかったチームとしての売り上げやモアモストの売り上げにも視野を広げ、去年の業績に対する今年の業績の変化等を見るのがとても面白く感じています。また、チームメンバーとのコミュニケーションを通して社員の得意不得意に合わせて仕事を振り分けるのが楽しいです。
プログラミングに関しては、僕は“そのサービスの仕組み”を考えるのが好きですね。そのサービスがどこに繋がって、今後どのように使われるのかという先の部分まで考えて設計するのは、エンジニアとしての面白いところかなと思います。指示通りに作るエンジニアさんも多いように思いますが、クライアントの今後の展開も考慮して、より良いサービスの提供を心掛けています。案件に関連したものでなくても、例えば社内パッケージとして使えそうだなと思ったら、社内パッケージ向けにソースコードを書くなど色々考えると面白いです。


多田さんのこれから

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Q.今後のキャリアについて教えてください。

多田さん
近い目標として、モアモストの利益を上げることを今一番目標としています。また、チームの発展とモアモストの発展にも注力していきたいです。これまでモアモストの経営には携わっていなかったのですが、僕の立場も変わったので、これからはモアモストの発展のために経営の面からもサポートできればと考えています。


モアモストさんについて

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Q.今の働き方やワークライフバランスはどうですか?

多田さん
僕の場合は前任の上司を引き継いだのもあって、今は結構仕事を楽しんでいます。弊社の社員は仕事に重点を置いている人もいますが、プライベートも大事にしている人は割と多いかなと思います。というのも弊社はスーパーフレックスなので、いつ働くのも、いつ退勤するのも自由です。自分の判断とチームメンバー、クライアントと調整さえすれば、極端な話1日10時間働いた次の日は6時間で終わることも可能なので、プライベートと仕事をバランスよくできています。

Q.どこで仕事してもいいですか?

多田さん
場所も自由です。ただ社員ごとにスキルや立場があるので、その社員がどこで働くかは上司に相談する必要があります。基本的には、上司の許可がおりれば自由に働けます。全て自由だと管理ができないこともあるので、相談しながらしています。

Q.多田さんが思うモアモストの魅力や雰囲気はなんですか?

多田さん
チームメンバーの言葉を借りますが、“良い感じでゆるい”というのはありますね。契約などの縛りはありますが、いい意味で自由がきく会社です。スーパーフレックス制によって、子どもが体調を崩したから家で働きたいとか出産・育児休暇をとりたい、職場まで距離が遠いため自宅勤務したいというのも対応できています。休みに関しても割と調整でき、意見も通りやすいので、風通しの良い会社なのかなと思います。
これもチームメンバーの言葉ですが、みんな教えるのが好きだし、基本的に気の良い人が多いです。お願いされて嫌な顔をする人はいないし、聞きやすい雰囲気もあるので、良い環境で仕事できています。



いかがでしたでしょうか??

今回は初めてバックエンド側のエンジニアさんをご紹介しました。自分の手でいろんなシステムを作れるのはかっこいいし、なんだかワクワクしますね!
また、自由な社風や素敵な社員の方々がいるからこそ、とても伸び伸びと仕事を楽しめる環境ができているのだなと感じました。勉強においても、楽しんで自作のものに取り組むことが一番だということを学ぶことができました。

多田さん、インタビューのご協力ありがとうございました。
それでは、また次回です^^
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


写真は全て株式会社モアモストの中で撮影したものです。