ウメ201904d

ウメの枝を使って染める-アルミ媒染-

先日、梅の枝を使って染める-鉄媒染-をnoteに書きました。今回はその梅の枝を使ってアルミ媒染したものを紹介したいとおもいます。梅の枝を煮て染液を抽出、染める布は11号帆布、染める工程は染液→媒染液→軽く濯ぐ→染液→濯ぎ→天日干し(できれば陰干し)を2回繰り返す。流れは全く鉄媒染の工程と一緒です。違うのは媒染液のところ、ここをアルミ媒染にするということです。以前にも紹介しましたが、鉄さびと酢を使って作ったのが鉄媒染液、アルミ媒染液はスーパーなどで売っている焼きみょうばんを溶かして作ったものです。工程の詳細は前回と一緒なので割愛させてください。(焼きみょうばん液の作り方は以前のnoteをご参照ください※下記の11号帆布ぐらいだと焼きみょうばん大さじ一杯程度で十分だとおもいます)

染める前の11号帆布

工程を2回繰り返して染めた後

ティッシュケースを作りました。鉄媒染もそうですが、アルミ媒染で染めた梅の枝染めは日光の堅牢度(※太陽の光による退色)は高いです。

『薄橙』うすだいだい・・恥ずかしながら、最近までこの色のことを肌色といっていました。。

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