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椎名林檎 ヘルプマーク

こんにちは。
今回はヘルプマークについてのお話。

タイトル写真は渋谷の空。

さて本題に入りましょう。

いきなりですが、ヘルプマークをご存知だろうか。

目立つから見かけたらすぐ分かるはず

街中や電車の中などでヘルプマークをつけた人を見かける機会も少なくないだろう。

周りからの配慮であったり、援助だったりを必要とする人がつけるマークである。


ヘルプマークは様々な駅で配布されている。

取得に条件があるわけではなく、自身で必要だと感じたら誰でも取得ができるのだ。

要するに、自身で周囲からの配慮や援助が必要と感じた際に取得できるマークだ。

これをつけている人に出会ったら、電車だったら席を譲ったり、何か困っていたら手を差し伸べるなどする。

私はヘルプマークをつけている人を助けたことはないが、父や弟は電車の中で席を譲ったことがあるらしい。

話は変わってひと昔まえのニュースだが、歌手の椎名林檎がリリースしたCDの特典グッズがあることで批判を受けたことがあるのを覚えている方はいるだろうか。

なぜ批判を受けたのか。

グッズが、ヘルプマークにそっくりだからである。

↓こちらリンクである。ぜひ見ていただきたい。

本来のヘルプマークであればハート形の部分が、このグッズではりんごの形になっている。

グッズにアーティスト名を反映させたかったのだろうか。

私が覚えたのは、怒りと呆れ。

本当に援助が必要な人がいる中、グッズとして出されたヘルプマークをつけている人がいたら、本当に助けが必要な人が助けをもらえなくなってしまうだろう。

そんなことより私が呆れたのは、マイノリティーに対する配慮のなさ。

ヘルプマークをアートとでも思っているのだろうか。 

どういう思考でこのヘルプマークをグッズとして打ち出そうと閃いたのか。

グッズ制作が進む中、異議を唱えた人は誰もいなかったのか。

誰もこれはおかしいと止めなかったのか。

私はそれが不思議で仕方ない。

本当に必要としている人に対する侮辱。

こんな組織は「おしまい」だと思う。

椎名林檎は後に謝罪をしたとのことだが、謝罪したからと言って許されると思ったら大間違いだ。

だって、マイノリティーを傷つけてしまったことには変わりないんだから。

心からそれがおかしい行為だったと認めるなら、最初からそんな変なグッズ、作りはしないだろう。

後から謝られたって、傷ついた心が癒えることはないからね。

彼女の歌はよく聴いていたしカラオケでも歌うほど好きだったが、この出来事以来聴きもしなくなった。

多分もう聴くことはない。

さて、今回はここまで。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
次の記事でお会いしましょう。


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