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錬金術師になろう

そもそも錬金術ってなに?って話をしとこう。

簡単にいうとありきたりの金属から貴重な金属を作り出しちゃおうぜ!っていう学問。

もっと広義にいうと、物とか存在とかありきたりの物事をもっと貴重なものにしちゃおうぜっていう学問。

大昔の人はこれに本気で取り組んでいた訳だ。

その過程で多くの物質が発見されたのも事実。

火薬だとか硫酸だとかは錬金術研究の過程で発見されている。

日本では「鋼の錬金術師」が有名だが、錬金術には等価交換という基本法則がある。

物理学でも質量保存の法則があるのと同じだ。

無から有は生まれない。何かを生むには、犠牲にする何かが必要な訳だ。

さて本題はここから。

私から皆さんに伝えたいことは

良き錬金術師であれ」という事だ。

ちょっと考えてみて欲しい。SNSでよくみられる光景だが、日々事あるごとに会社や家庭や社会に対しての不満を延々と吐く人がいる。

有限な時間を使い、お金を払ってスマホを買い、カロリーを使って脳を働かすという犠牲を払って。

その対価として何を得られたのか?

答えは「愚痴っぽい人」という負のイメージだけだ。

時間と金と労力という大きな対価を払ってるのに全然等価交換できてない訳だ。

錬金術師失格だ。

失うものがあるなら、等価で得られるものは何か?という事をまず考える癖をつけて欲しい。

特に時間というのは非常に大きな犠牲だ。毎秒ごとに私たちは死へと向かっている。明らかにリミットがあるのだ。

愚痴を吐いて何も得られないという失敗の錬金術より、学んだり、癒されたり、一つ賢くなったり、悪い状況を良くする事をしたりする事こそ等価交換だと言えると思わないだろうか?

あなたが犠牲にした時間と苦悩と労力を、出来るだけ貴重なものに錬金してほしい。

勿論かく言う私もまだまだダメな錬金術師だ。

まるで等価交換できていない人生だし、これからも自信はない。

だが大切なのは「そうありたい」と思い、そこに向かう一歩だ。

辿り着くかどうかなんて最後までわからないが、進む事だけが唯一の方法なのだ。

明日からみんなで錬金術師を目指そうではないか。



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