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妊娠中、夫との意識のすり合わせのためにやったこと

現在妊娠9ヵ月。予定日まで2ヵ月を切りました。

妊娠中期以降、近場の旅行やディナーなど、夫婦二人の時間を楽しんできましたが、同時に夫との意識のすり合わせの必要性を感じていました。

というのも、先日コロナ疑惑になった夫に対してキレてしまったことを書きましたが、その時に感じたのが「夫婦間の意識のズレ」。

女性側は、つわりに始まり、日に日に大きくなるお腹や様々な不調、食事や行動にも気を使う妊娠生活を送る中で、否応なく親になる意識が育っていきます。一方、特段変化のない男性側。

特に、私は里帰り出産を予定しているので、(このままだと夫との意識のズレが広がるばかり…)という焦りがありました。

そこで、この2ヵ月ほどの間、「夫との意識のすり合わせ」を意識して過ごしてきました。

里帰りを直前に控えた今、私側のモヤモヤはかなり解消しています。

やってよかった「夫との意識のすり合わせ」をまとめておきます。


①マタニティ・パパママ学級への夫婦での参加

私の住んでいる市では、妊娠期や出産について学ぶマタニティ学級と、赤ちゃんのお世話について学ぶパパママ学級の二つが開催されています。

パパママ学級がその名の通り、「パパ・ママ」を対象として土日開催なのに対し、マタニティ学級は平日開催。対象は「妊婦」がメインの印象を受けました。

ただ、我が家では夫にも午後休を取ってもらい、マタニティ学級にも夫婦で参加しました。

このマタニティ学級・パパママ学級に夫婦で参加したことが、夫婦間で共通認識を持つ第一歩になり、恩恵が大きかったと感じています。

抱っこや沐浴の仕方など、実践的なお世話について学べたことはもちろんのこと、妊娠中の栄養の取り方や胎児の発育の過程、お産の進み方などを知ることができました。

内容自体は基礎的なことが大半で、目新しい情報があった訳ではありませんが、栄養士さんや助産師さんといった専門家の助言を夫婦の共通認識にできる場が用意されているのは非常にありがたかったです。

②『ポストイクメンの男性育児』を読んでもらう

育児関係の本をいくつか読みましたが、中でも夫に読んで欲しい!と思った一冊がこちらです。

『ポストイクメンの男性育児』平野翔大


妊娠中~産後に男女がすれ違う理由や認識のズレ、出産を機にこじれた夫婦関係のリアルな声を紹介し、男性がどう育児に臨むべきかを説いています。

この手の本はどうしても男性を責める論調になりがちですが、こちらの著者は男性の産婦人科医で、客観的に、時にデータを引用しながら、男性目線で書かれています。

夫も、「妊娠40週の間に夫婦間で大きな意識の差が生まれること」や、「100点の父親像よりも危なくない育児を目指すべき」といった点について、腑に落ちたようでした。

また、仕事をしながら育児をするには「通勤+勤務時間を9時間半以内に抑える必要がある」との助言も参考になりました。現状、夫は通勤時間が長く、この目安を大幅に超えています。産後落ち着いたタイミングで引っ越しも検討すべきだな、と気付かされました。

こちらを夫に読んでもらってから夫婦会議を実践(後述)したところ、産後の大変さについて目線を揃えた上で話し合うことができました。私のように、夫の意識に一抹の不安が…と悩む方に、非常にオススメの一冊です。

③『夫婦会議』の開催

夫との意識差に悩む中で、一番やりたかったのが夫婦間での話し合いでした。

出産に向けて夫と話し合いたいトピックが次から次へと浮かぶ中、食事中や運転中の車内など、折に触れて相談してきましたが、毎回(今なら話せるかな?)とタイミングを窺いながら切り出すのがストレスでした。

そのうち、子どものことについて話し合いを持ち掛けるのは私ばっかり…という不満が募ることも。

そのため、一度まとめて話し合おう!と、夫婦会議の開催を持ち掛けました。その際、意識したのが以下の2点です。

①事前に「○○の週末に夫婦会議の時間を取りたい」と伝える
②事前に話したいトピックを伝える

私の方は、話し合いの日が確保されていることで一人でモヤモヤ考えずに済み、また、トピックを事前にまとめることで(あれもこれも決めておかなきゃ!)と逸る気持ちを整理できました。

話し合ったトピック

  • 里帰りのスケジュール

  • 立ち会い出産に向けた段取り

  • 入院中の面会のタイミング

  • 産後の手続き(どっちがどの手続きをするか)

  • 夫の育休取得のタイミング

  • ベビースペースをどこに作るか

  • 保険をどうするか

  • 家計の見直し

  • 教育資金の貯め方

  • 引っ越すタイミング

などです。

全ての結論が出た訳ではありませんが、出産前後の動きや生活の変化を具体的にすり合わせられたことで、私が抱えていた不安やモヤモヤは解消しました。

夫婦会議で使ったツール

話し合いにあたっては、こちらの「夫婦会議ノート」を使いました。

年初に『夫婦会議®︎』という夫婦の“対話”メソッドを知り、現在、ご縁があって夫婦会議アンバサダー®︎として活動させて頂いています。折しもそのタイミングで妊娠期を過ごす中で、こちらの一文に強く共感しています。

特に、家族のカタチが変わる妊娠・産後・育児期は「対話」の重要度が増します。

なぜならこの時期は決めることの連続であり、あらゆる場面ですれ違いが生じ易くなるから。

www.logista.jp

出産を目前に控え、今はまさに「決めることの連続」です。

夫婦会議をしていると、夫婦2人暮らしから次のステージに進む準備をしていることを実感します。そして2人で話し合いながら書き込んだノートは、数年後には「産前にこんなことを話し合ったんだったね」と懐かしく見返すことになるはず。

夫婦会議ノートは、夫婦としての成長過程の記録としても大切な1冊になっています^^

▼『夫婦会議®︎』の詳細はコチラ


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