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第一作品目

タフティング 始めました。

 今年の夏は何をしよう。
そう考えている時に思い浮かんだのは以前から興味を持っていた「タフティング」。
タフティングについて私はそこまで知識がないので、毎日何かしら発見します。
ガン(糸を打つ機械)のお手入れ方法や糸を何本取しないと密にならないだとか…。

タフティングとは

 タフティングとは、主にカーペットやラグを制作するために使われており、ベースとなる布に下書きをし、毛糸を打ち込んでいきます。
 私は最終的に200×200のタペストリーを制作したいと考えております。独学ではかなり難しい試みとなりますが、壁にぶち当たるのもまた面白いものです。お店に行ってタフティングを体験するという流れが一般的ですが、専門店は全てが揃っており、何一つ不便がありません。私は制作過程に困難があるから楽しい・続けたいと感じると思うので、独学で始めました。タフティングのガンや糸など、諸々アイテムを揃えるとなると大学生の私にとっては少し痛い金額ですが、やると覚悟を決めたからには納得のいく作品を作りたいと考えております。

テーマ:デコボコ

 第一作品目のテーマは「デコボコ」。
周りの環境や思考・意見にとらわれずに、自由に制作する。
ということが最近の私の制作におけるテーマでもあり目標でもあることから、記念すべき第一作は形を決めずにただひたすらにガンを打ちました。糸は黄系統を四色使い、慣れない手つきで必死に布に打ち込みました。夢中になっていると一枚のラグを作るという事は一瞬でした。初めはデザインを凝った方が良いのかと考えたり、もっと美しく見える形にした方が良いのかと考えたりしましたが、一発目は慣れる事が大事と感じ、この形・デザインにしました。
 この作品はどこか複雑な思いが詰まっているように感じ、これから制作を続けるうえでこのラグをふと見返すことによって、
「何かに追われているような不安な気持ちも一旦捨てて落ち着いて制作に向き合えそうだな」
って思ったりするのかな、なんて考えたりもします。


 まだまだ慣らし制作が続きそうです。次回の作品もお楽しみにっ。


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