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PM(PjM)って何するんですか?

PMへのキャリアパスを考えている若手のエンジニアに、こんなことを聞かれました。

『PMは何をするんですか?』

ふと考えると なかなかうまく説明ができない。
「プロジェクトの企画提案、計画策定。予算管理やスケジュール管理、リソースの調整やリスク管理とプロジェクトのクロージングに向けた管理・調整が主な作業」
となるけれど

・・・・・・
・・・

PMの本質的な作業は本当にそうなのかな?


質問をしてきた若手メンバーには、
上記のようなありきたりの回答をしたけれども
一旦答えを保留にしてもらい

『PMって何をするんですか?』

をあらためて考えてみることにしました


自分なりにこれまで行ってきたPMとしての主な作業をあれこれ考えてみると、だいたいこんな感じ

① 予算管理・要員管理

② スケジュール管理

③ 品質管理

④ リスク管理

他にも
プロジェクトメンバーの健康把握、モチベーション向上などなど
雑用的な作業もたくさん

プロジェクトメンバーにPMとPLがそろっていれば
計画策定はPM、計画遂行をPLが行うなどのざっくりとした役割分担が取れるのですが。


これはPM、PLの厳密な定義には合っていないと思います。
組織やプロジェクトの実態に合わせて役割を分担しているので、あくまで私が所属している組織ではこうですよってこと。。。

中小規模の会社では、PM兼PLとして動くことの方が多い気がします。
大企業は経験がないのでわからないので、よくわかりませんm(__)m


結局、何するの?


プロジェクトを無事に終えるため(成功させるために)の管理・調整が主な作業ではあるけれど本質的な作業になるのかというと、いまいちしっくりこない。

そもそも調整って何? 
都合のいい単語でラッピングされているけどすごく曖昧な気がしています。

・・・・・・
・・・

もう一度振り返って考えてみる。


PMとして調整作業が必要になるタイミングはいつか?


日頃 意味なく調整作業をしているわけではないです。
当然必要なタイミングで行ってました。 ではいつ?

思惑と違う状況に転じた時!

PMとして企画提案して、クライアントとコンセンサスを得てプロジェクトを進めています。当然、クロージングまでのストーリーも共有している。

だけど! 他人同士で100%の意思疎通は当然できない。
気付けば思い描いたストーリーから道を外れていることは多々あります。

そもそもコンセンサスを得られていなかった。。。
クライアントの担当者が変わり、フリダシに戻った。。。
意思疎通出来ていたはずが、じつは認識のズレがあった。。。
などなど ほかにも多数

これは仕方ない事情が多い気がしていて、誰が悪いわけではないかな。
他人同士なんだから、当然起こりえる問題です。
もちろん起こさないために資料を用意して、念入りに進めていても。。。

だからこそ、PMの作業として調整が必要になるのでしょうけど。


で、結局のところ PMは何するの?


だいぶ飛躍した考えかもしれませんが
PMが行うべき本質的な作業は

プロジェクト関係者へ クロージングまでのストーリーを
常に普及し続けることだと思います。

もちろん途中でストーリーが変更されることもあるので、
その場合も変更後ストーリーの普及活動も丁寧に行います。

この普及活動が徹底できていれば、
これまでPMが行ってきた調整作業の大半は、クライアント内や開発Team内の自浄作用で解決することができます。
できるはず・・・

解決できないとしても、普及活動が万遍なく出来てさえいれば調整作業はとてもやりやすいです。
調整する相手(クライアントだったり、開発Teamメンバーだったり)との軋轢も少なく 互いの妥協点を探しやすいです。

プロジェクト全体で普及されているストーリーから外れているのは誰なのかがわかりやすいので、調整時に犯人探しやマウントの取り合いなど
無駄なことがないからかな。




いろいろと書いてみたけど、内容の具体性が乏しいですね。
帰結までの理論が破綻しているようにも思えるし、考えを整理し・伝えることは本当に難しい。
次回はもっと具体的な内容に視点を置いて投稿を頑張ります。



まだまだ勉強中のため、尻切れとなった内容で申し訳ありません。
新たな気付きがあれば都度更新を心掛けたいと思います。

乱筆乱文にて失礼いたしました


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