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『名所江戸百景』の聖地を巡る! vol.1

今日は午前中に『名所江戸百景』の聖地めぐりをしました!初めての番外編です!
その聖地がこちらの絵たちの場所。
まずこちら①

『虎の門外あふひ坂』

です。スポットとしては虎ノ門エリアにある葵坂という坂を描いたもので、この手前の半裸の男性二人は金毘羅宮への寒参りをするところ。

この男性二人になりきって写真を撮ってきました!

正直面影は一つもなくて、坂さえ判別できません。ここの手前の左にカーブする通りを下ると金毘羅宮につながる道なので、絵の男性たちが左の方向を向いているのが理にかなっています。
右の建物の並びのサイドにはダムのような溜池があった場所でした。
そして男性二人が寒参りをする金毘羅宮もちょろっと寄ってきました。

逆光、、、。
急いでいたので写真撮ってすぐに次の目的地に行ってしまいましたが、この空間はベンチに座っている人々はたくさんいたものの、水の流れの音がしたり建物に囲われていたのでとても神聖な空気が漂っていました。

広重にはここをこそ、絵に描いて欲しかったと思ってしまいます。。


続いてはこちら。②

『赤坂桐畑雨中夕けい』

です。
手前の木々は桐畑で、奥の池が先ほども言及した溜池
その奥にうっすら霞んで見える坂道に続くのは赤坂御門といった位置関係でした。

手前の傘を差した旅人になりきって写真を撮ってきました!

右には東急プラザ、左には赤坂見附駅があります。
東急プラザのあたりには溜池があって、奥の高速道路がまさに赤坂御門につながる坂のように見えるわけです。
その当時の名残があるのかと、歩道に植えられている木々を見ましたが別にここの木々は桐ではありませんでした。


ここの桐畑にクローズアップした絵がありましたね。こちらです。③

『赤坂桐畑』

です。
なんとも素朴な風景に見えますが、桐畑の一部が描かれていたり、溜池がしっかり描かれていたり、奥の岸の山中に江戸の中でも重鎮の神社があることも必見でした。この太い桐になりきって写真を撮ってきました!

暗い、、、。
けれども奥に大きく構える鳥居が日枝神社の入り口です。特徴的な山王鳥居が風格あるものにしています。

鳥居の目の前で見ると圧巻です。
ここを潜って一本道がありますが、それを渡って参道を辿るとこんな素敵な
鳥居群が。

ちょっと蒸し蒸ししていたので土の匂いが漂って懐かしい気持ちになりました。

ここを登り終わったら本殿があります。

こちらが本殿。周りに藤の枝垂れたエリアがあって、とても風情ある景色でした。
参拝の作法というものを処しておらず、見よう見まねで周りの空気を読んでお賽銭を投げて、参拝して、、笑。
その後境内をぐるぐるしていたらこんなものを見つけました。

鏡じゃないけど光が入りすぎて肉眼でも写真と同じような見え方をしていました、、泣。

こちらも然り。

なんでここが気になったかというと、ここの日枝神社は山王祭の巡回スポットでしたね。その時に猿の人形の乗った山車と、鶏の乗った山車とが先導して行列を組むのが山王祭
ここに飾られている猿の銅像はその山車に乗っていたものなのではないかと推測しました。

けれど、ちゃんと説明書きが右下にあったのですが面白いフォントで、しかも目線的に柵に被って、しかも反射でよく読めなかったという言い訳をして推測の域で留まっていることを懺悔します。。。


そんなこんなで早歩きで赤坂見附から虎ノ門をたどり、次の目的地に行くための霞ヶ関駅まで闊歩したのでした。
本当は日比谷あたりまで行きたかったのですが、、!

とても楽しかったので二週間に一回くらいそれだけのために出向いてみようと思います!!

今日はここまで!

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