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街の再開発

7月26日放送の「クローズアップ現代」〜バーゲン・ジャパン 世界に買われる“安い日本"(1)不動産〜を観た。日本の不動産が安く、リゾート地を海外の富裕層が買い占めているという話だった。ニセコの実例でいうと、数年先までの税収は上がるが、その後、買い占められたリゾート地一帯へ水道インフラを整備するため、その後は赤字へ転落していくリスクがあるとのこと。

バブル期に日本が海外の不動産を買い占めていた映像もあり、斜陽国家へと転じている時代の流れを感じた。

ここで自分が感じたのは、ニセコの局地的な問題が日本全体にも当てはまっているということだった。豊かな一帯に対して周辺地域が犠牲を払う構図、これは一極集中型社会そのものではないかと。そして、この構図を俯瞰で捉えた時に、「複雑化した社会」における、「やるべきことが多い個人の生活」が見えてくるのである。

今求められているのは、生活スタイルをシンプルにし、余計なインフラやモノに捉われない生き方だと思う。(自分もモノ派から抜け出れずにいる。)最近では、2022年の映画「ザ・バットマン」の悪役の設定は一部の公務員も含む「街の再開発」に関係している組織だった・・・開発に関する考え方は世界的にも潮目を迎えているといえる。

では、自分は何をすれば良いのだろうか?庭がある人は、井戸を掘ったり、野菜を育てたり・・・という小さなことから始めていけば良い。昔の人々の生活は参考になる。

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