見出し画像

何が違う?オーマイソーと一般的な葬儀

オーマイソーは、「よけいなものはいらない」とミニマルでエシカルな葬儀を望む人のための、新しいお別れの形です。シンプルなプランなので、なかには「直葬(ちょくそう)」と何が違うの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
オーマイソーと、直葬を含めた一般的な葬儀との違いを解説します。似ているようで全く違うことが、きっとお分かりいただけるでしょう。

「直葬」とは、儀式をせずに火葬だけで済ませること

「直葬(ちょくそう)」とは、通夜や葬儀・告別式といった儀式を伴わないお別れのことです。必要最低限となる火葬だけで済ませるため、最も安価な葬儀方法として近年注目を浴び、件数も都市部を中心に増えています。

直葬の流れは以下の通りです。

・搬送
葬儀社の搬送車が病院へ訪れ、故人を安置場所に送ります。
・納棺、出棺
火葬前に故人を棺に納め、安置所から出棺して火葬場へ向かいます。
・火葬
火葬場にて荼毘に付します。(逝去から1~2日後)

一般的な直葬において、考え方の中心となるのは「いかに安くシンプルに葬儀を済ませられるか」です。ただでさえ少ない行程が速やかに進行するため、遺族は気持ちが追いつかず、火葬後に「本当に直葬で良かったのだろうか」と悩むケースがあります。

また、予算を抑えたい人のための葬儀形式でもあるため、棺など火葬に必要な葬祭用品はかなり低価格なものが使用されます。合板製がほとんどで、なかには違法伐採の疑いがある素材が使われている可能性も、ないとはいえません。

オーマイソーは、家族主体のミニマルでエシカルなお別れ

燃焼時の環境負荷が一般的な棺よりも低く、
棺でありながら祭壇としても機能する、デザイン性の優れた棺「エコフィン」(ナチュラル)

オーマイソーは、ミニマルかつエシカルな新しいお別れの方法です。必要最低限のお別れという意味では直葬と似ていますが、「必要」と考えるところのものが、直葬とはかなり違っています。また、未来の地球環境に配慮する工夫が施されています。

オーマイソーの流れは、以下の通りです。

・搬送
オーマイソーの搬送車が病院に訪れ、遺族から指定された場所に故人を送ります。
タクシーのように、「自宅へ送る」だけのために搬送車を使っていただいても構いません。
・安置、納棺
自宅や、オーマイソーが用意する「お休み処」に故人を安置します。遺族は付き添うこともできるし、見守りに疲れたら自宅へ戻ることもできます。遺族の希望するタイミングで、納棺を行います。
・出棺、火葬
火葬場へ向かう時間が来るまで、遺族との時間を大事に過ごします。時間になったら出棺し、火葬場へ到着したら荼毘に付します。(逝去から2日後~)

オーマイソーにおいて、考え方の中心となるのは「遺族のペースでお別れを行う」ということです。搬送車を、ただ故人を送るためだけに使えたり、改まった儀式がないぶん家族がお別れする時間をたっぷり取ったり。遺族中心主義で、豊かなお別れを提供します。

また、オーマイソーに使われる棺は、燃焼時の環境負荷が一般的な棺よりも低い「エコフィン」です。燃焼時のエネルギーと時間が約50%カットされており、1棺につき1本の植林を行うことで葬儀で排出される二酸化炭素をオフセットします。持続可能な未来に貢献したいと考える人に最適な棺です。一般的な葬儀は、自由度が低いケースが多い

通夜や告別式など、必要な儀式をひととおり行う一般的な葬儀も、基本的な方針は直葬とあまり変わりません。プランの中に、葬儀に必要なものがパッケージ化されており、祭壇の形や棺の種類を一つひとつセレクトしていけるケースは、非常に少ないといえます。

葬儀式場では1日にたくさんの葬儀をこなす必要から、すべて時間通りに、システマティックに進行します。

サービスも、お別れのため過ごす時間についても、家族主体ではなく葬儀社主導のもと決められるケースが多いといえます。「葬儀社にすべてお任せしたい」と考える人にとっては楽ですが、家族が主体となってお別れの仕方を決めたいと考える人には、自由度が低いと感じられるでしょう。

また、より安価にサービスを提供するために、直葬同様に輸入ものの棺を使用しているところが多いため、違法伐採の疑いがつきまといます。

オーマイソーと直葬や一般的な葬儀の違いを比較

オーマイソーと、直葬や一般的な葬儀の違いを表にまとめてみました。

オーマイソーと直葬や一般的な葬儀の違いを比較

大切な人の葬儀にとって必要なものは、家族で決めたい。
環境負荷が少ない棺でサスティナブルなお別れを。
そう考える人には、オーマイソーがおすすめです。

葬儀界の「非常識なニューノーマル」で豊かなお別れを

お別れに自由を。もっともっと、故人と家族にとって大事な時間をたっぷりと。
オーマイソーの軸になるのは、棺でありながら祭壇としても機能する、一本の棺です。
棺一本分のスペースさえ取れれば、遺影やお花、思い出の品を飾ることができます。
自宅や安置施設の一角など、限られたスペースでも、豊かなお別れが可能です。

燃焼時の環境負荷が一般的な棺よりも低く、
棺でありながら祭壇としても機能する、デザイン性の優れた棺「エコフィン」(ダーク)

故人との豊かな時間を大事にする新しいお別れの形。
葬送における非常識なニューノーマルを、ぜひ実感してください。


いいなと思ったら応援しよう!