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トランプがFRBを攻撃する?

ニューヨークタイムズのクルーグマンのコラムで、トランプがFRBを攻撃する陰謀論を主張しても驚かないとあった。

アメリカは利下げ局面入りすると言われているのだが、利下げは株高と住宅ローン金利の低下を呼び、バイデン政権への後押し政策になることをトランプがバイデンの陰謀と主張するかもしれないと言うのだ。MAGAはどんな陰謀論を展開するかわからないと。

歴史的にもニクソン政権時にFRBに圧力がかかって低金利政策をし、スタグフレーションを生んだという実績があるという。中央銀行が政治に翻弄されるのは日銀だけではなかったのだ。

クルーグマンは経済学的には景気低迷の兆しがあるのとインフレとの戦いに勝利している現状から、アメリカは早期に利下げすべきと言っている。

我々日本人にとってはFRBが利下げ局面入りしたタイミングと日銀のマイナス金利解除の整合性が取れるか、為替に影響は出ないか等が問題となるだろう。

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