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24、置きポエム(立山 剣さま)

このたびは置きポエム・どどいつ展にご参加ありがとうございました。

展示発表ありがとうございました。みなさまのご紹介をいたします。


応募作品の記事

24.

立山 剣 さま



置きポエム(立山 剣さま)

「影絵あそび」―詩―
壁に写す 影絵の子うさぎ
耳のひとつは 坊やの小指
ピィー ピー鳴いて 
お母さん 呼んでる

「せっせっせ」の 数え歌
雨だれのように 続きます
坊やは いつも 負けばかり
やがて 目尻に涙 ポツン

千代紙で折った 奴さん
すこし 威張って 寝ています
ジイジに どこか 似てるよな・・

どんぐり独楽を 回します
ヨロヨロしながら 踊ります
お酒を 沢山飲んだ日の
父さんの 歩く姿を 見てるよう

窓の外の小雪は まだ 止みません

雪は 風さんの息が 
凍って ふるのかな・・・

坊やの作った 雪だるまは
白い綿帽子を 被り 
駄菓子屋の 小太りのおばあちゃん
そっくりになりました

🐱🐱🐱🐱


応募作品展示、冊子

展示、冊子は次のようになりました。

ご確認くださいませ。

上から1つ目です。


添えられる感想文

わらべうたのような心地良さと優しさで、ポエムが読む者の心に流れ込んできます。影絵遊びをする「坊や」の楽しげにはしゃぐ声、それを見つめているだろう親御さんの笑顔までが見えるようです。「せっせ」「ポツン」のオノマトペ(擬音)も魅力的に響きますね。

春永睦月さまより

添えられる感想文は、春永睦月さまよりです。



どうもありがとうございます!


置きポエムもくじ


置きポエム・どどいつ展へようこそ!


●当日の様子●


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