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オーバークック |エッセイ


最近、妹の友達がオーバークックを購入したらしく、
一時期の私たち(サハ、マリア、私)ほどではないが、オーバークックに勤しんでいるようだ。

我々は22時から勤務を開始し、平気で2時3時までやっていた。
サハちゃんは、毎回パンダキャラを選択し
ビシバシ現場を取り仕切る。

ゲーム中は指示が飛び交い、時には怒号も響く。
我々は常に三つ星以上の四つ星を目指す、
超エリート集団だ。

だが、妹のオーバークック中はやけに静か。
オーバークックやってくる、と言って部屋に籠るがサボってるに違いない。
オーバークックはそんなに静かにできるものではないのだ。

こっそりと部屋をのぞいてみると、
電話をしながらヨギボーにふんぞりかえり、
確かにオーバークックをしていた。
私と全く同じ勤務態度である。

ところが、会話は

「2個目の作ってるよ」

「あ、じゃあ海老切っとくね」

という穏やかでゆっくりなものだった。

「火事になるぞーーー!」
「逆走すんなよ!!!」
「邪魔だ!クソジジイー!」
「ラストスパート!!刺身だけ出せーーー!!」
「鍋を火から動かすなーーー!」

というよく耳にする荒ぶった声は全くなかった。
同じゲームをプレイしてるとは思えない。

一緒にやろうよ
と、妹の友人からもお誘いを受けているが
なんだかその誘いに乗れずにいる。

全然参加したいし、やりたいんだけど、、
なんか熱量が違う気がする。

スパルタすぎて引かれそう。
パワハラで訴えられるかもしれない。
1人であの穏やかな中に入るのは気が引ける。

今度、パンダ先輩も入れて、
ダラダラした後輩たちの勤務態度を正してやろう!

これは、エンケンさんに消火器をかけられるマリアを傍観するパンダ先輩と私。


おしみ
1998年3月生まれ、AB型
甘いものは、しょっぱいものを美味しく食べるために食べます。
極楽に生きたい!


今日のオススメ!
これ以来、私はどっぷりティーザー教です。
ティーザー音も聞き分けられます。
最近はパーマでクルクルなのでクシは使っていないのでティーザーしていませんが、変わらず信者です。

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