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アダルトチルドレンの承認欲求

満たされずに育ったアダルトチルドレンは
承認欲求が高いです。。
成長過程で無条件の愛の経験が限りなく少ないために、他者からの評価に依存しやすいからだとおもいます。

愛着っていうのは
育ちの段階で結ぶ、自分の存在への
『安心感』や『信頼』、『親との絆』が
人生の中でスタートで、
親を原点として友達、学校、社会と
その安心感や信頼、絆の輪を広げていくものだと
私は認識してるのですが

愛着に傷のある状態、
将来的にアダルトチルドレンとなる人間は
ここが欠けた状態です。自覚はないと思いますけど。

安心感や信頼、絆を自然と身につけることができずに。。
勝ち取らないといけないこと。
条件を満たさないと与えてもらえなかったものになりますから。。

大人になった時それは
他者からの承認欲求を大きく求める結果になって
しまいます。

頑張っていないと落ち着かない
結果を出すことに焦点を置いてしまうから
経過を楽しめない
自分で自分を認めることも、
自分で自分の機嫌を取ることもできない大人になります。。
常に人の評価や人の関心が向いてないと
不安になる。。
評価が全てなので一つ一つが長く続くわけではありませんが、
目の前のことに『のめり込む』人生を送ってます。
それが全てになりやすいんです。

それは言葉を変えれば依存になりますね。
お酒、異性、お金、名声、仕事、買い物、
様々なものに、人それぞれですが
『のめり込む』のは
『本来の自分は見えていない』状態かなぁと思います。

物事の基準が
『相手はどう思うか』
『世間はどう思うか』
『常識的にはどうか』みたいな
人の目を通した自分しか認めてないから

平凡な自分や
他人と比べて優れていないとそれは無価値な自分として、まさに白黒。
アリかナシか。。みたいな
自分の存在価値ですら、人からの反射じゃないと
受け取れない状態になるんですよね。。

その承認欲求を、他者ではなくて
自分で完結できると全然変わってくると思います。
『自己満』です。

なんていうか自己満足をしっかり受け取る。
自己満をダサいものとしてとらえずに
自分で自分を満足させることの素晴らしさを知る感じですかね。


それを知らない大人は
とにかく頑張りすぎる気がします。

人に認められるために
『理想の自分』を作り出したり
完璧主義を強く持つのも
承認欲求を外側から求めるタイプの人が多いです。。

完璧な自分を他人に評価してもらいたいんですよね。。その姿はまるで小さな子どものように重なる時もあります。
親に褒められようと頑張りすぎる子ども
『お母さん見てみて』『こんなに頑張ってるよ』
みたいな感じですね。。

幼い時に承認欲求を満たしてもらえなかった人間は大人になっても、他者の承認に依存します。。

満たされている自分
幸せな自分
裕福な自分
他人と違う自分
人より豊かな自分

その演出で、他人から承認欲求を満たしてもらわないと安心できないので
終わりなく素晴らしい自分の生活を依存的にアピールする人など。。
SNSで発信する社会になってから
かなり見えるようになったのでは。。と思います。

自分で自分に催眠をかけてるような感じですかね。。
素敵な自分を演じて、
素晴らしい自分を装って。。

その承認欲求は
自分を認められないことから広がってるとおもうので
まずは他者より自分に目を向けて、
自分を認めていく。。
素敵な自分も、カッコ悪い自分も丸ごとです。

自分が自分を認めることができるようになると
他人に全てを求めなくなっていくので
思い通りにならなくても
極度にガッカリしたり
いきなり憤怒したりするのは避けられるといいですよね。。

自分にも他者にも期待しすぎないのが
感情の波を大きく揺るがさないコツかもしれませんね。


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