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恥の感情


何となくなんですけど。。
回避型の人って恥の感情に敏感ですよね。
あれ。。なんでですかね。。

考えてみたら
上下の上に立とうとするのも
勝ち負けの勝ちにこだわるところも
人への攻撃も
謝れない人間性や無視などを使って逃げてしまう人格なども。。

根っこにくすぶってるのは
恥の感情のような気がしませんか??

やはり。。幼少期ですかねぇ。。
恥をかいた気になったのか。。
恥を察知して回避したのか。。
親が世間に恥ずかしくないように教育してたんでしょうね。。
幼い心に恥の感情を植え付けることで
思い通りにコントロールしてたんでしょうか。。



人間関係はお互いの歩み寄りがとても大切ですが、恥の感情が強い人は
自分からは歩み寄れません。。

歩み寄りというのは
自分の視点だと相手の気持ちに寄り添おうとすることなんですけど、
負けた気がする人は
それを恥と捉えるのか、
恥を感じるぐらいなら。。。
歩み寄るぐらいなら。。
そのこと自体をなかったことにしてしまうのです。。


その恥の感情の出来はじめは本当に些細だと思うんです。。
親に怪我しても知らないよと言われたけど
少し大きな滑り台に挑戦したら
着地に失敗して膝を擦りむいてしまった時に
大きな滑り台に挑戦したことを褒められるどころか、怪我したことをそれみたことかと
馬鹿にされてしまった。。とか。

気持ちよく鼻歌を歌っていたら
恥ずかしいからやめてと言われたり。。

もうね。。心無い言葉の暴力ってたくさんあるし
そんなこと言う?ってことを言われてたりするんですよね。。

なんだろう。。毒を持った大人の
一瞬の自尊心を満たすために恥ずかしめを受ける時とか、案外あるんですよ。。

それでも相手が大人だから。。
自分は下だから。。
これも上下の思考ですけど。。

恥をかいた感情は大人になるまでずーーっと抑圧されてたまっていってるのかもしれません。。


恥に敏感な心は
自分の身を守るために完璧主義にも繋がって来ます。。
私の勝手な感覚ですが。。

自分に厳しい人って、他者にも厳しいんですよね。。
自分に求める理想が高い人って
他者に求めるものも理想が高い気がします。

そこがこじれてくると。。
自分に求めて厳しくしている理想を
他者に投影してしまって。。

自分はいいけどあなたはダメ。。という理不尽な思考になる人もいますしね。。


自分が恥をかかないために
自分の恥の感情を他者に投影したり、
逃げ出したり、ごまかしたり。。

その状態の人の回復ってすごく難しいと思うんですけど。。
でもやっぱり第一歩は『認識すること』ですよね。。

自分は恥の感情を濃く持っていること。。
そしてあえて、これは恥ずかしい笑
ということを経験してみるのもいいかも知れません。

大体そのような人の恥は想像や妄想なので。。
実際、恥をかいた経験は少ないと思うんです。
恥をかくかも知れないという先取りの気持ちで逃げ出していると思いますから。。

ちょっと恥をかいてみる。。笑
恥の感情を受け止めてみたら
案外受け止められて、まわりの反応も温かいかも知れませんから。

その恥の感情は
幼少期の記憶で、今の人間関係で同じことが起きるとは限りませんし。

アダルトチルドレンたちは
どうしても親(他者)を支える人生を送っているので、自分の感情に疎いんだと思います。。
なのでぜひ。
どんな感情も『感じてみる』のをオススメします。

嬉しいも、悲しいも、楽しいも、怖いも、
もちろんその中の『恥ずかしい』も。。

どの感情もしっかり感じていくことが
自分という人間を知り
受け入れていくヒントになるかも知れません。


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