デザイナーだけどアプリ作ってみた

デザイナーだけどiOSDeveloperになってみた話

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こんにちは。Swift勉強中のデザイナーohsです。

デザイナーだけどSwiftはじめてみた シリーズの第6段は、実際に自分のアプリを作って世に出した話です。

今回は、iOSアプリをリリースするまでにかかった時間ややった事、デザイナーだけどアプリを出してみて役に立ったと感じた事を紹介します。

そもそも、なぜSwiftを学ぼうを思ったかはこちら

少しでも興味がある人が挑戦するキッカケになったり、デザイナー⇔エンジニア間の理解が深まるキッカケになればよいなと思っています。

📘目次
・アプリを作るキッカケ
・アプリを作り始める前の私のiOS実装レベル
・リリースまでの足あと
・ペアプロ開発の進め方
・プラスになった事
・ダウンロード実績

作ったアプリは、ピルリマインダーです。

ピルを飲み忘れない&生理日を把握できるアプリ

アプリを作るキッカケ

大きくは下記の3つです。

・作りたいアプリがあった事
・自分自身の課題を解決できる"ちょうどいい"アプリがなかった事
・個人アプリで色々実験してみたい

私自身、婦人科系の疾患でピルを飲み始めたものの、特にピルを飲み忘れると体調が最悪になるという課題があったため、ピルを飲み忘れない手段を探していました。
ローカライズされたピルアプリやiOS純正のリマインダーなど試してみたけど、ピルの特性上(21錠飲んで7日休むとか)ちょうどよいアプリがなかったりで、ないなら自分で作るぞって事で作る事にしました。

最初はまさか自分でコード書いて、iOS Developerになるとは思ってもなかったのですが、「こういうアプリを作りたいと思ってる、できれば自分でできそうなUI周りは自分で実装したい」とエンジニアさんに相談したら、
「今の知識である程度作れるよ、やってみよう」っと言ってくれたので挑戦する事ができました。

作り始める前の私のiOS実装レベル

🙆‍♀️できたこと
・StoryboardでAuto Layoutの制約をつけてUIを組める
・色やレイアウトに関するコードが多少書ける
・画面のプッシュ遷移やボタンを押した時のアクションの指定などのコードがかける

🙅‍♀️まだ理解出来てなかったこと
・nillの理解が追いついてない 
・クロージャーってなんだ?!
・設計周りの実装は苦手(今でもどう書くか想像できない事が多い😇

リリースまでの足あと

・リリースするまでにかかった期間は約5ヶ月。
・体制としては、エンジニア(@_bannzai_ )とデザイナー(私)で、ペアプロしながら画面ごとに担当を決めて進めた。

私が主に担当した画面

TableViewとCollectionViewは、このアプリを作り始める前にある程度挑戦していたので、特にTableViewはほぼほぼ1人で組む事ができました。
ピルシートをCollectionViewで組む部分はピルシートの種類が3種類あったり条件分岐もあり、かなり苦戦しました😭

あともう一つ、カレンダー画面があるのですがそこはさすがに手も足も出ず、エンジニアさんにまるっとお願いしました。

1. プロダクト定義書の作成
サービス設計や仕様をDropbox Paperにまとめて共有

プロジェクトの目標として、お互いどんな事ができるとハッピーかいつ頃リリースするか記載しました。これ大事。

2. ユーザー調査
ユーザーインタビューは5人の同僚に協力してもらい、共通項を探ったりターゲットユーザーである自分の課題感や欲求は、他の人も感じているのか?などの仮説を検証しました。

今回ユーザー調査をしていく中で、もっともっと大きな課題が見つかったり女性のキャリア、働き方にまで議論が広がり新たな発見がありました。
※調査に関する記事はまた後日詳しく書こうと思います。

3. UIデザインにかけた時間
デザイン案とサービス設計は、このプロジェクトを始める前からタタキ案はあったので、微調整2日ぐらい。

4. 実装にかけた時間
プロジェクト発足からリリースまでは5ヶ月かかりましたが、実稼働時間としては、平日の夜と土日の稼働なので、実際は2.5ヶ月ぐらいかな?という温度感。

5. リリース準備
証明書とか鍵の準備とか諸々初期設定で躓いて、4日ぐらいかかった。
申請は一度リジェクトくらったものの2日で通った。

ペアプロ開発の進め方

できる限り毎日swiftに触れる事を意識して進めました。知識が薄いうちは、すぐ忘れてしまうので、ほぼ毎晩Xcodeを起動。ひたすら勉強。
オススメの勉強法は下記の記事参考。

Swiftが気軽に学べるサイトまとめ(初級)
Swiftが気軽に学べるサイトまとめ(中級)
デザイナーでもできる!Lottieでアニメーションを実装する方法【Swift編】

エンジニアさんとは、ほぼハングアウトやチャットで解決。認識が揃っている点が多かったので対面コミュニケーションが少なくてもうまくいった。

⏱初期フェーズ

わからない点が多かったので、ペアプロ時に言われた通りに書く事が多く、その後に自分で調べて理解を深めるという流れ。

⏱後期フェーズ

自分で書けるところは間違っててもいいから、書いてみてPR上げてレビューしてもらう。
宿題+ヒントもらう。このやり方すごい良かったです。
ある程度理解が深まったり、いくつかパターンを踏むと自分で進められる部分が増えるので、適宜宿題を出してもらった。


アプリを自分で作った事で、プラスになった事

自分でコード書ける事より、気持ちの部分の方が私にとっては大きかった。

プラスになった事ベスト3

1. 理解の幅の広がり
・なぜそのbugが起きているのか理解できたり、「こういう設計にしようと思っている」と共有してくれた内容が理解できる。理解度0が70ぐらいにはなった。

・Auto Layoutの習得により、UI作る時も意思して作る事ができる。どこを起点にするかなどを考えられるようになった。

ただ単純に、理解できる領域が広がってコミュニケーション取りやすくなり楽しいというメリットも。

2. 自分でコードが書ける事
・コミュニケーションコストかけるより、自分でやった方が効率化できるissueは、PR確認してもらうだけで済んで、お互いにストレス軽減。

・文言修正は、「長い文字列がどう表示されるか」などSimulatorで複数端末での表示確認を一気にできるからSketchでデザイン作るより正確で早いんじゃないか説(あくまで私が感じた事)

3. エンジニアとの共感度UP
・例えば、ユースケースや条件分岐のパターンが曖昧だと困るぜとか、テストを書くことの大切さとかエンジニアの気持ちが、ちょっとだけ分かったつもりになれた。

ちょっとでも気持ちが分かると一緒に開発していく中で、「気持ちよく」ものづくりができるはず。

番外編:  周りの友人がPilll使って課題解決ができている
・Swiftとは関係ないけど、同じような悩みでピルを飲んでいた友達や職場の仲間の彼女が使ってくれた。

・「結構便利に使ってるよー」とか、「地味に飲み忘れなくなって助かってる」とか、時には要望やバグ報告などももらえて助かっている。

やっぱり自分の本業はデザイナーで、ユーザーの課題解決をする手段の提供により、誰かの生活がプラスになってる事は、嬉しい事です。

ダウンロード実績

ありがたいことにリリースしてから約3ヶ月で3000DL超えました🎉🎉🎉🎉

特にマーケティングはしていないが、リリースから数日で「ピル」というキーワードでASO2位になったことが、DLが伸び続けている要因かなと感じています。

ただし、やりたい事のうち一部しか出来てないもどかしさ

例えば、ファーストリリースではサーバーを使わずローカルに保存しているため、機種変などに対応できない。
反応どのくらいあるか分からなかったのでコストを抑えた。

リリース後はクリティカルなものはすぐに修正したけど、それ以外は優先度高い順でスキマ時間に対応、まだまだ対応できてないissueも多い。

また、私の技術力のなさで妥協した点もいくつかあり、もどかしい気持ち。
例えば、レビュー書いてくれた事対応したいけど、、、みたいな。

最後に

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