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母ちゃん、音楽で自分を取り戻すの巻!

母ちゃんになって 置いてきたもの

母ちゃんになってから もうすぐで9年
母ちゃんになってから 
忘れてきたもの(不真面目に生きること)
捨ててきたもの(小さくてつるんとしたパンツ)
置いてきたもの(好きな音楽・友達との旅行)
封印してきたもの(夜遊び・酒飲み・一人美容院・毛染め)
その代わりに 得たものも
もちろん たくさんあった

音楽を聴かなくなった母ちゃん

10代、20代はよく音楽を聴いたもんだ
小学生の時は ドリカム全盛期
中学生の時は 小室ファミリー
高校生の時は Judy and Mary、宇多田ヒカル、SPEED
大学の時は、Ⅿisia、洋楽、バンド音楽
社会人の時は、洋楽、レゲエ・・・

書いていると恥ずかしくなってきた(笑)
とにかく 若い時は音楽によって生きていたところがある

自分の人生を悲観しては 音楽を聴いて自信をつけ
誰かを好きになっては 音楽でときめき
失恋しては 音楽で黄昏れ
酔っぱらっては カラオケで熱唱し
ひとり寂しい夜には 部屋を音楽で満たし

ところが 子どもが生まれてから 音楽を聴く機会がめっきり減った
本を読むか ラジオを聴くか
結構な時間が取れるときは 韓流ドラマを見たりもしたが
なぜか音楽を聴く時間は なくなっていった

あまり音楽に心を動かされることが なくなった
つまらない おばはんになっていた

母ちゃんに 衝撃が走る

ところが そんな母ちゃんに 衝撃の出会いがあった
長男が学校に行かなくなってから 
出会った歌があった
junnos「ほっといて」

ある日 母ちゃんは職場に行く電車で
ラジオを聴いていた
そのラジオのパーソナリティは 不登校になった子の お父さんだった
「いい曲を見つけたんだ!」と
junnos「ほっといて」を 紹介していた
すぐに 探し出し聴いてみた
電車の中で 歌声に 歌詞に・・・
忘れていた 子どもの頃の気持ちが よみがえり
なんどもなんども 繰り返しこの曲を聴いた
じんわ〜と 涙があふれてきた
私 つっまらない 大人になってたんだ

junnos「ほっといて」の歌詞

~以下歌詞(一部抜粋)
信じてるなら 口出さないで 手出ししないで ほっといて
今 生きること学んでるから 何もせずにほっといて


朝起きてから寝るまで あれダメこれダメの檻の中
海はこんなに広いのに 私の世界窮屈だ 
難しいことたくさん知ってるのに
子どもの事 わからないの?

先の見えてる未来なら 私は別にいりません
魚は自由に 国境を越えて行くけど 私はこの家からも
まだ出ていけない ない ないない

(中略)

あなたとあなたの子どもならば きっと愉しいなって思って
折角選んで ここに来たから お別れの時まで 笑おう

足りないのは 何事も「ほっとく力」
グッと信じて堪えて 大事なことはもう解ってる

あなたの背中観てたから
信じてほっといて 信じて見守って

聴きたくなった方は、ぜひどうぞ♪

ほっといて - YouTube
※この声に癒されない人がおりますか・・・

Junnos/ kaya『ほっといて』2017,8/18 at ビストロキッチンマギー - YouTube
※父ちゃんと娘ちゃんが 歌うスタイルも最高なのである
 キャンピングカーで生活していたという すてきな家族

歌い踊る母ちゃん

この曲を聴いてから なんか母ちゃんの様子が変だ
いつもは 疲れた疲れたと言って むっす~としてた母ちゃんが
気に入ったこの曲を掛けて 歌って踊り始めた


その姿が おもしろかったのと
この歌詞に 共感したらしく
長男も一緒になって 歌って踊っていた
テーブルの上にまで 乗っちゃって お祭り状態♪
その様子が面白かったようで 夫が動画まで撮り始める(笑)

忘れていた 大事なこと

この曲を聴いて 忘れていたことを 
母ちゃんは た~くさん思い出した

・音楽で こんなにも心を動かされること
・心を自由にして 生きること
・大人とか 社会に対しての 子どもの気持ち
・ちょっとくらい 遊び心を持つこと
・大人自身が 楽しむ姿に 子どもは心が解放されること
・子どもは 天才なこと
・大人は 正論ばっかり言って つまらないこと
・どうせ生まれてきたのなら 楽しんで生きなきゃ 損なこと

こんなあったりめ~のことを 母ちゃん忘れちまってた!
大学生までは だいぶ自分を貫き通す 割と自由人だった気がするんだが
社会に出てから だいぶ変わっちまって 
つまらない大人になってしまったことに 41歳にしてふと気が付く

日々の不安や 心配を 
子どもに重ねて 子どもにぶつけて
子どもにうるさく言って 
昔 子どもだったときの 私が見たら なんて思うかな??
ちょっとくらい ふまじめだけど
愉しい母ちゃんに なりたいな
そんな 気持ちにさせてくれたのだ

不登校になったから

この曲に出会えたことも
こんな気持ちになれたことも

それもこれも 長男が学校に通えなくなったから
こんな気持ちになれたんだなと 思った時に
私の気持ちは すっかり解放された

長男の生き方を 通して
見える世界が 変わってきたと最近思う

・学校に通うことが 当たり前なのか
・学ぶってなんなのか
・普通ってなんなのか
・診断名ってなんなのか
・障がいってなんなのか
・ルールってなんなのか
・自分で選択して 生きていくとは なんなのか

観る世界を変えていく

長男を見ていると 
「大人や社会がつくった 窮屈なルールや枠組みの中で
 何も考えずに 従うようには 生きたくない」

と 言っているように感じる
かつて 子どもだった私も同じことを 感じていたような気がする

この 子どもらしい 素晴らしい感性を 潰さないように 
親として 伸ばしてあげたいなと思っている

私がこれまで 大人になるにつれて
たくさん身に着けてしまった 
つまらない社会性や いろんな固定観念を
すこしずつ 捨てていこうかなとおもっている

観る方向が違えば 未来はとても明るい気がしてきたぞ!

※とんでもなく 恥ずかしく まとまりのない文章になってしまったが
たまには iiyo!DA.YO.NE!?(EASTEND×YURI)ということで(笑)

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