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君はチェールシーフラワーショーを知っているかね【チェルシーフラワーショーとは】

そうなんだ、みなさんに聞いて欲しいんだ。だから書いているのです。
私は、チェルシーフラワーショーという、お庭とお花のイベントにの昨年2018年の夏真っ盛り8月に応募しまして、数々の難関を乗り越えて出場がつい先日11月28日に公式に出場が決定しました。上の画像はその2019年5月に出場が決定したガーデンのパース画像です。
ご協力、ご支援、応援をいただきまして、ありがとうございます。

RHSの出場者のページ
https://www.rhs.org.uk/shows-events/rhs-chelsea-flower-show/Gardens/2019/kampo-no-niha

はじめに

そこでこのチェルーフラワーショーの難関に関しては、これから順々と書いていこうかと思いますので、今回はこのチェルシーフラワーショーというイベントがいかなるイベントなのかに関して僕なりの見解を書いてお伝えしたくおもいました。

よろしければチェルシーフラワーショーについて、もっともっと知って欲しいのです。よろしくお願いします。

チェルシーフラワーショーとは

チェルシーフラワーショーというのは、イギリスのロンドンで毎年5月に開催されるお庭とお花に関するイベントなんです。他にもイギリス国内では4月にはカーディフ、5月初旬にはマルバーン、6月にはチャットワース、7月にはハンプトンコート、タットンパークと春から秋にかけてお庭、ガーデンとお花の祭典が毎月のように行われるのです。

チェルシーフラワーショーの主催者と入場者

祭典の主催は英国王立園芸協会って日本語で表記されて、ガーデニングの大好きな方からはRHSの名称で親しまれているイギリスの王室が関わっている園芸の協会になります。その様々なお花とお庭の祭典の中でも一番有名なのが、チェルシーフラワーショーなんです。150年以上の歴史があり、また一週間ほどの会期内に入場する方は13〜15万人の主に30代から60代の女性が80%とも言われています。
また会場の入場チケットも一日券が10,000円くらいのものなので、それを支払っても見に行きたい富裕層が集まります。富裕層の13〜15万人って大規模なイベントですよね。有名人では、ポール・スミスさんやロックスターも来るそうです。

チェルシーフラワーショーのスポンサー

デザイナーがデザインを考えて作るお庭にはそれぞれスポンサーがあって、皆さんにも馴染みがあるFacebook、IKEA、モルガン・スタンレー、ロクシタン、ウェッジウッド、などのスポンサーによって支えられています。チェルシーフラワーショー自体にも投資会社のスポンサーがついています。

なぜスポンサーが必要なのか、スポンサーのベネフィット

なぜにお庭の祭典でスポンサーなのかというと、チェルシーフラワーショーで作られるお庭はデザイナーや庭師とスポンサーとの連携で「理想の世界」を作って世界への発信の場でもあって、社会貢献やチャリティの意味合いも強くショーの期間中はイギリス国内で、会場で作られたガーデンの内容をテレビ、ラジオ放送されてTwitter、YouTubeなどもバンバンアップされていきます。新聞にも掲載され、はたまたファッション誌などからも取材をうけちゃったりするんです。それだけのメリットもあるのですが、それから、そのガーデン、健康、美に関心のある富裕層に企業の理念を理解してもらえるというベネフィットがあります。

これが、ヨーロッパ方面を中心にものすごい効果のある話のようなのです。そのベネフィットは企業スポンサーにとっても、またデザイナー、庭師にとっても。

私はまだ未経験「いつかはチェルシー」

「ようなのです」って他人事に書くのは、この記事を書いている私がまだイギリス未体験、しかもチェルシーフラワーショーの出場が未経験なので、そのような表記になるのですが。日本人でも、韓国人でも、タイ人も、オランダ人も、世界中から参加する国際的なガーデンのコンテストで、ガーデンやランドスケープのプロの界隈では。「いつかはクラウン」(古いか)ならぬ、「いつかはチェルシー」なんて想いのあるイベントであり、コンテストでもあるのです。

ガーデンコンテストが目玉です、目指すのはゴールドメダル

それぞれのガーデンはそれぞれ工事(作庭)の段階から評価され、ゴールドメダル、シルバーギルドメダル、シルバーメダル、ブロンズメダルと4つのランクに分けられます。相対評価で振り分けられるのではなく、みんなゴールドに値すれば、みんなゴールドの絶対評価なのでみんなゴールドを目指し頑張ります。

ガーデンのカテゴリーは3つ

カテゴリーは3つあって、一番の売れっ子、カリスマがやベテランがデザインする大きなサイズの「ショーガーデン」、次世代の為の「スペース・トゥ・グロウ」、職人芸を極める「アルチザンガーデン」に分かれます。どちらのガーデンもカテゴリーごとに10展ほど作られます。
日本人で一番有名な石原和幸さんはアルチザンガーデンで何度もゴールドメダルを受賞されています。

なぜイギリス、なぜ日本ではないのか

さすが、ガーデンシティーという言葉の発祥であるイギリスの文化ですね。世界的に見ても、ガーデンやお庭というものは300年近くイギリスと日本が最先端と言われています。
多くのインバウンドさんが、ジャパニーズガーデンを見に東京や京都をはじめとした日本全国に観にいらっしゃっていますよね。日本も素晴らしいお庭がたくさんあるのですが、日本では世界で一番と言われていたり、世界各国から1,000組以上のデザイナーが挑戦するガーデンのコンテストがまだありません。なので、僕たちはイギリスへ挑戦するのです。

さいごに

このような形で、ガーデン大国のイギリスで行われるチェルシーフラワーショーは13〜15万人の富裕層の人々が世界から訪れて、また世界の舞台でしのぎを削るガーデンデザイナー、ランドスケープデザイナーの作るお庭のコンテストが有名なショーになっています。いま現在、そのようなお庭、お花のイベントは世界でチェルシーフラワーショーしかありません。

では、また。

つづく

次回予告

チェルシーフラワーショーになぜ応募したのか
チェルシーフラワーショーの難関について
チェルシーフラワーショーの映画

それ以降は、今現在の報告などを心境を交えて2019年今年の5月まで書いていきます。

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柏倉一統
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