「自分が」楽しくないと、創作はおもしろくない
長編物語を書きたいのだけどなかなか筆が進まないし、小説の描き方もよく分からない。それで、去年頃から短編小説を書く練習をしている。短いお話だから長編よりは早く完成するし、色んなお話を考えるから「創作」が楽しい。率直なフィードバックは、旦那さんや友人にしてもらう。
この過程で気がついたのは、「自分が」楽しくないと創作って苦行だ。
例えば、旦那さんに「おもしろい」と言ってもらうために書くと、彼の好みそうな作品になる。そうすると私が楽しくない。彼に「Maiの書きたいことじゃないよね?」と見透かされる。
それで、考え方を変えた。「自分が」おもしろいと思うものだけ書くようにした。そうすると不思議なことに、頭の中で登場人物たちが勝手に動き始める。物語を書くのが楽しくなってきた。
だから旦那さんに作品を見せる時は緊張する。私がおもしろくても、彼には全くおもしろくないかもしれない。それに彼は読書家で、色んな方向から物事を見られる人だ。彼に「おもしろい」と言わせるのは難しい。フィードバックは厳しい意見もある。
でも驚いたことに、今年書いたものは、旦那さんが「おもしろい!」と言ってくれるようになった。その共通点は、「私が」おもしろいと思うものだけを全力で書いたこと。
最近は「創作って、こんなに楽しいんだ」と思う。自分の頭の中のイメージをかたちにする。その世界を人と共有する。私が「おもしろい」と思うものを、読んだ人も楽しんでくれる。
創作に大事なのは、まずは自分が楽しむことなんだな。
今まで書いた短編小説リンクまとめ。
あらすじ
文字数:4,600文字
ジャンル:ファンタジー
旦那さんがアイキャッチ画像を書いてくれた。
あらすじ
文字数:約2,800文字
ジャンル:ほっこり
初めて公の場に出した短編物語。どんな反応があるのか、全く反応なしなのか緊張した。
あらすじ
文字数:3,000文字
ジャンル:ミステリー
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